名探偵コナン第180話のネタバレ!赤い殺意の夜想曲(前編)

シーズン5

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第180話「赤い殺意の夜想曲(ノクターン)(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

加那 善則(かな よしのり)
CV:大滝進矢
35歳。加那アミューズメント・グループ会長。

加那 美咲(かな みさき)
CV:藤井佳代子
32歳。加那音楽出版社長。

加那 秀樹(かな ひでき)
CV:楠大典
30歳。加那音楽出版副社長。

徳大寺 昌代(とくだいじ まさよ)
CV:百々麻子
24歳。善則の秘書。

ジェラール天馬(てんま)
CV:星野充昭
34歳。シャンソン歌手。

ミシェル・アングラード
CV:土師孝也
40歳。天馬のマネージャー。

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あらすじ

ある日、毛利探偵事務所に加那アミューズメント・グループ会長の加那善則が訪ねてきました。

先日、善則の会社でジェラール天馬のCDを出すことが気まり、その契約を兼ねて内輪のパーティーを開催することになったようです。

ジェラール天馬といえば現在、大注目されているフランスのシャンソンで、謎の日本人歌手と呼ばれる有名人です。

しかし、そのパーティーの日取りを決めた頃から、善則の妻・美咲の身辺に奇怪な事件が続発しているというのです。

度重なる無言電話、送り主不明のバラの花束、さらに脅迫状までもが送られてきたようです。

その脅迫状には、『私の愛に気づかぬ者は、地獄へ墜ちるだろう』と書かれています。

そして昨日届いた脅迫状には、『復讐の宴は間もなく開幕だ。恐怖のパーティーを存分に楽しむがいい』とあります。

パーティーは3日後で、今更中止にすることは不可能。

善則は、ジェラール天馬との契約を内密に進めていることを打ち明け、パーティーの件を知っている者の中に脅迫状を送り付けた犯人がいると睨んでいました。
 
 
 
──それから3日後。

小五郎は、コナンと蘭を連れて、パーティーに出席するため車を走らせていました。

その車内で、蘭はジェラール天馬の歌『赤い夜想曲』の歌詞を読んでいました。
 
 
あなたに毎日一本の花を贈ろう

赤いバラ、マリーゴールド、ロベリア、そして真っ赤なダリアの花と愛の曲を

あなたは永遠に私のもの
 
 
天馬に会えることで浮かれる蘭に、小五郎は会長の友人の森田家の家族としてパーティーに潜入することを忘れるな、と念を押します。
 
 
「優秀な探偵だと知られるわけにはいかんからなァ」

「そうは見えないから大丈夫だよ!」
 
 
このコナンの発言で激怒した小五郎は、コナンの頭を勢いよく叩きました。
 
 
 
パーティー会場となる屋敷に到着したコナンたちを出迎えたのは、善則の秘書の徳大寺昌代でした。

小五郎は、さっそく屋敷内を一通り確認しておきたいと伝えます。

そこで案内役を買って出たのは、加那音楽出版の社長であり、善則の妻の美咲でした。
 
 
まず案内されたのは、大広間の真上にあるピアノ室でした。

部屋の中央にピアノが置かれていて、その隅にはギッシリ詰め込まれた本棚や、アーサー王の青銅像までもが飾られています。

青銅像の剣に興味を持ったコナンは、美咲から材料も作り方も本物と同じだと教えてもらいました。
 
 
次に訪れたのは、ピアノ室の隣にある美咲の部屋でした。

小五郎は、善則と美咲の結婚式の時の写真が飾られていることに気づき、その美しさに賛称します。

美咲は、10年前の今日にフィジーで式を挙げた時のものだと打ち明けます。
 
 
その時、美咲の部屋の電話が鳴りました。

美咲が受話器をとると、相手は何も話さず、すぐに電話は切られてしまいました。

その直後、再び電話のベルが鳴り、今度は小五郎が受話器を上げます。

しかし、先ほどと同様に相手は何も話さず、すぐに電話は切れました。
 
 
美咲は、隠し撮りされた写真が送られてきたことを打ち明けます。

それは今朝、マリーゴールドの花束とともに玄関に置かれていたというのです。

怯える美咲に、小五郎は必ず守って見せると約束しました。
 
 
 
その後、善則の弟で、加那音楽出版の副社長をしている加那秀樹と、天馬のマネージャーのミシェル・アングラードが到着しました。

天馬は別の仕事が入っているらしく、30分ほど遅れてくるようです。

善則が小五郎たちを紹介した後、秀樹は善則を連れて廊下へ出ました。

コナンがこっそり2人の後を追いかけると、2人は言い争いを始めました。
 
 
「どうして部外者なんか連れてきたりしたんだ!ジェラールとの契約は今が1番大事な時なんだぜ?」

「フン、契約か。独断でフランスへ渡り、勝手にジェラールを連れてきて!」
 
 
善則は、秀樹が美咲にしつこく言い寄っているという噂話を持ち出します。

秀樹はそれに反応を示さず、善則こそ徳大寺とどういう関係なのか追及を始めました。
 
 
 
その後、天馬が到着する時間となり、秀樹とミシェルは出迎えるために玄関へ移動します。

徳大寺は料理を用意しにキッチンへ向かい、善則は小五郎の飲み物を取りに行きました。

そして美咲も、化粧を直すと言って自室へ行ってしまいました。
 
 
「ねぇねぇ、美咲さんのガードしなくていいの?」

「そうよ、お父さん!仕事、仕事!」

「女の化粧室に入れるかよォ。蘭、お前行ってこい!」
 
 
その直後、屋敷の灯りが消え、コナンたちは暗闇に包まれてしまいました。

そして、2階から美咲の悲鳴と、助けを求める声が聞こえてきました…。

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ネタバレ

コナンたちが美咲の部屋へ駆けつけると、扉は内側から鍵がかけられていました。やむを得ず、蘭は扉を蹴破り中へ入ります。

すると、窓際で美咲と男が揉み合いになっています。

コナンたちに気づいた男は、窓からバルコニーへ出て下へ逃走。しかし、バルコニーの下は崖になっています。

一体、どこに消えたのか…。
 
 
屋敷の灯りが戻り、秀樹、ミシェル、善則、徳大寺の順で、それぞれ美咲の部屋へやってきました。

恐怖から善則に抱きついた美咲は、テーブルの上にロベリアの花束が置いてあることに気づきました。

コナンは、天馬の歌にもロベリアが出てこなかったか蘭に尋ねます。

すると徳大寺は、その天馬の歌『赤い夜想曲』を歌い始めました。
 
 
善則は、天馬の歌詞の通りに誰かが美咲に嫌がらせをしているのだと話します。

さっそく小五郎は犯人を突き止めるため、関係者に話を伺います。

美咲は、化粧を直そうとした時に部屋の灯りが消え、突然誰かが後ろから襲い掛かってきたと証言。

暗闇の中で犯人を見た蘭は、外国人のような顔立ちで、マントを羽織っていたと証言。

ミシェルは、天馬を出迎えるために玄関にいたが、電気が消えて雨が降って来たため中へ入ると、美咲の悲鳴が聞こえてきたため、秀樹と一緒に駆けつけたと証言。

善則は、駆けつける途中、階段を上がったところにあるブレーカーを上げたと証言。
 
 
その時、ずぶ濡れの天馬が現れました。

天馬の顔を見た蘭は、犯人の顔に似ていると呟きました。コナンは、この蘭の声をしっかり聞いていました。

天馬は、1階に誰もいなかったため、様子を見にやってきたと話します。
 
 
その後、小五郎の指示で関係者たちは大広間に集めら、先ほどの話を続けます。

秀樹は、電気が消えた時、ちょうどトイレにいたと証言。

徳大寺は、キッチンで美咲のケーキの焼け具合を見ていたと証言。

体調が優れない美咲は、自室から薬をとってきて欲しいと善則に頼みました。
 
 
単独で調査をしていたコナンは、欠け口の真新しい石膏のようなものがバルコニーに落ちていることに気づきました。

そして、部屋の中はかなり荒れていて、だいぶ激しく争った様子が想像できます。

コナンは、散乱した本に挟まっていた1枚の写真に注目します。

それは、10年前の日付が入った天馬と美咲の写真でした。
 
 
その時、コナンのもとへやってきた善則は、その写真を見て顔色を変え、慌てて部屋を飛び出して行きました。

すぐにコナンが後を追いかけると、すでに善則は天馬を問い詰めているところでした。

そこへ美咲が駆けつけ、善則と結婚する前に天馬と付き合っていたことを告白しました。

10年前のある日、売れないミュージシャンだった天馬は、突然美咲の前から姿を消し、行方不明になってしまいました。

美咲は、今回の契約でジェラール天馬の資料を見て、こんな偶然があるのかと驚いたといいます。
 
 
 
ミシェルは、手土産に持参した自家製のワインを美咲にプレゼントします。

そのワインをまずは小五郎がテイスティングし、そのあとみんなで乾杯することになりました。

しかし、突然振り向いた小五郎が美咲にぶつかってしまい、美咲のドレスにワインがかかってしまいました。

美咲は、慌てる小五郎に気にしないでとニッコリ微笑み、庭の地下室へ行って銀の紅茶セットをとってきて欲しいと徳大寺に頼みました。

東大寺が出て行ったあと、美咲はケーキを取りに行くと言ってキッチンへ向かいました。

その間に、秀樹、天馬、ミシェルの間で契約の話が始まりました。善則は、思い詰めた様子でソファーに座り込み、耳を貸そうとしません。

そこへ紅茶セットを持って戻って来た徳大寺は、赤い花が玄関に置かれていたと伝えます。

その花はダリヤで、花言葉は裏切り…。

小五郎が美咲に知られないようにと念を押した後、美咲がケーキを運んできました。

美咲は、曲を聞かせて欲しいと天馬に頼みます。

承諾した天馬は、善則に案内されて2階のピアノ室へ向かいます。
 
 
コナンたちが大広間で待っていると、2階から天馬の怒鳴り声が聞こえてきました。

コナンと小五郎が様子を見に行こうと席を立った直後、今度は天馬の叫び声が聞こえてきました。

全員でピアノ室に駆けつけると、呆然と立ち尽くす善則の前に、青銅像の剣で背中を貫かれた天馬の姿がありました…。

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
第181話「赤い殺意の夜想曲(ノクターン)(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第180話「赤い殺意の夜想曲(ノクターン)(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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