名探偵コナン第940話のネタバレ！姿を消した恋人

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第９４０話「姿を消した恋人」：
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

contents

1. 名探偵コナン第９４０話｜事件ファイル概要
2. 名探偵コナン第９４０話｜登場人物
3. 名探偵コナン第９４０話｜あらすじ
4. 名探偵コナン第９４０話｜謎解き
5. 名探偵コナン第９４０話｜ネタバレ
6. 名探偵コナン第９４０話｜エピローグ
7. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
8. まとめ

名探偵コナン第９４０話｜事件ファイル概要

事件ファイル

第９３９話「危ない化石採集」

第９４１話「マリアちゃんをさがせ！（前編）」

名探偵コナン第９４０話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・水沼　果帆（みずぬま　かほ）
CV：高橋美佳子
２４歳。会社員。

・成瀬　純（なるせ　じゅん）
CV：梯篤司
２７歳。果帆の恋人。

・潮　哲也（うしお　てつや）
CV：宮下栄治
２１歳。新聞配達の大学生。

・大原　マキ（おおはら　まき）
CV：中友子
４６歳。タクシー運転手。

・果帆のアパートの大家さん
CV：井上祐子

・コンビニの店長
CV：藤井隼

名探偵コナン第９４０話｜あらすじ

毛利探偵事務所の小五郎のもとへ、依頼人の成瀬純が訪れた。
成瀬の恋人である水沼果帆が、数日前に突然消えてしまったという。
成瀬と果帆は、日曜日に二人で指輪を買いに行く約束をしていたようだ。
そこで小五郎は、果帆の行方を捜索する依頼を受けた。

小五郎、コナン、蘭は、さっそく果帆のアパートを訪ねた。
アパートの大家の話によると、果帆は３ヶ月前から一人暮らしをしているという。
玄関の靴箱にはスニーカーが並べてあった。
そして、果帆の部屋のカーテンは閉めてあったが、コナンは桟に溜まった埃に気を留めた。
そして、部屋の中には果帆の写真が何枚も飾られていた。

その後、大家のもとへ警察から連絡が入った。
どうやら果帆に関係することのようだ。
小五郎たちは、果帆の行方捜しの手掛かりになるかもしれないと考え、現場へ向かった。

小五郎たちが現場である橋の上に到着すると、すでに目暮警部と高木刑事が捜査をしていた。
橋の上には、果帆のスニーカーとマイナンバーカードが置かれていた。
小五郎は、果帆が自殺したと判断し、橋の下の川を眺める。
川の流れは速く、小五郎は遺体を見つけるのは難しいと考える。

コナンは、昨日は一日中雨が降っていたが、果帆のスニーカーとマイナンバーカードが濡れていないことを指摘する。
高木刑事は、果帆が橋から飛び降りたのが、すでに雨がやんでいた午前５時１５分頃だったからだと説明した。
そして、果帆が飛び降りたところを目撃した人物がいたというのだ。
その目撃者とは、大学生で新聞配達をしている潮哲也だった。

今朝もいつもと同じ時間に新聞配達をしていた潮は、橋から飛び降りようとしている女性と遭遇し、その様子をスマホで撮影していた。
動画を見せてもらった小五郎は自殺で間違いないと考えるが、コナンは何か違和感を覚えた。

果帆の家から現場の橋までかなり距離があり、果帆はどのようにして橋へやってきたのかコナンは小五郎に尋ねた。
電車もバスも動き出したばかりの早朝の時間で、雨上がりの道を歩いてきたにしてはスニーカーに汚れは見えない。

そこへ、タクシー運転手の大原マキがやってきた。
マキは、夜中の２時３０分頃に果帆をタクシーに乗せ、３時頃に現場の橋で降ろしたと証言した。
高木刑事が確認した結果、防犯カメラにも果帆がタクシーに乗る姿が映っていた。

コナンは、女性なら出かける時に普通バッグを持っているが、果帆がバッグを持っていなかったことを指摘した。
高木刑事は、防犯カメラに映っていた果帆がバッグを持っていたことを思い出した。
マキは、果帆がちゃんとバッグを持って降りたと証言する。

コナンは、果帆が橋へ３時に着いていたなら、飛び降りる５時１５分まで何をしていたのか疑問を持った。

目暮警部は、目撃者がおり、それを裏付ける映像もあることから自殺で間違いないと判断した。

その後、コナンは、蘭、潮、成瀬とともにマキのタクシーで送ってもらうことになった。
タクシーで移動中、コナンは手掛かりを探すために潮の撮影した動画を何度も見て確認する。

コナンは、タクシーのバックミラーに提げられているお守りに気づいた。
そのお守りにはマキ一緒に若い女性が写っている写真が入っていた。
マキは、その若い女性は病気で他界した一人娘だと話す。

途中、潮がトイレを借りるためコンビニに立ち寄った。
潮に続いてコナンと蘭もコンビニへ入ると、入り口の棚に「目撃情報求む！」というチラシが置かれていた。
３ヶ月前、公園の階段から女子大生が転落して亡くなった事件が起こった。
女子大生の遺族は、事件が起こった時に一緒にいた男性を捜しているようだ。
コナンがチラシのイラストを確認すると、男は茶色の長髪、両腕にタトゥーを入れ、痩せていた。
転落事件があった公園の場所を確認すると、果帆のアパートのすぐ近くだった。

その後、マキは２人分の弁当とコンタクトレンズの洗浄液を購入した。
潮は、新しいバイトの面接に備えて髪を黒くするため、黒染め液を購入した。
コナンは、金髪の潮に「黒髪なんて想像つかないね」と笑って話す。
その直後、コナンはあることに気づいた。

コナンは、タクシーで再び現場の橋へと引き返してもらった。
そして、橋の欄干を調べていると、小五郎に襟元を掴まれた。
小五郎がコナンの襟元を持って持ち上げている様子を見た高木刑事は、危険だと注意し小五郎に近づこうとする。
しかし、高木は橋の段差で躓いてしまい、その勢いのまま小五郎を突き飛ばしてしまった。
その拍子にコナンを掴んでいた小五郎の手が放され、コナンは川へ放り出されてしまった･･。

その直後、マキは川へ飛び込み、コナンを救出した。
マキは、国体に出場した経験があるほど水泳が得意だったのだ。

マキは、濡れてしまった財布から免許証を取り出し干す。
コナンは、その免許証を見てあることに気づいた･･。

コナンは、潮の動画では顔がハッキリ見えなかったのに、どうして果帆が自殺したと言い切れるのか小五郎と高木に尋ねた。
それを聞いた小五郎は閃いた。

名探偵コナン第９４０話｜謎解き

【謎解き①】
果帆の部屋の靴箱にはスニーカーが並べられていた。

【謎解き②】
果帆の部屋には、果帆の写真が複数枚飾られていた。

【謎解き③】
マキは、コンビニで２人分の弁当とコンタクトレンズの洗浄液を購入した。

名探偵コナン第９４０話｜ネタバレ

小五郎は、事件の真相がわかったと伝え、推理を話し始めた。

果帆は自殺などしていない。
動画に映っている女性は、果帆に変装したマキだ。

マキは果帆の自殺を偽装し、潮が橋を通る時間も計算に入れていた。

マキ「何を根拠にそんなことを･･」

コナン「靴紐でしょ？」

【謎解き①】
果帆の部屋にあったスニーカーと現場に置いてあったスニーカーでは結び方が違っていた。
それは、果帆ではない別の誰かが結び直したからだ。

そして、潮が撮影した動画に映る女性の首元で、何かがキラキラと光っている。
光っていたのはマキのネックレスだ。

マキ「違うわよ。果帆って子だって、ネックレスくらいするでしょ？」

蘭「いいえ。果帆さんは、どんなときもアクセサリーを一切つけていませんでした」

【謎解き②】
果帆の部屋に飾られていた写真に写る果帆は、ドレス姿の時もアクセサリーや腕時計でさえも一切つけていなかった。
恐らく、果帆は金属アレルギーだと思われる。

目暮「動画を解析すれば、すぐにわかることですよ」

マキは、果帆を殺害したと自供した。

マキは、他界した娘の治療費のため、多額の借金を抱えていた。
そこで、果帆のクレジットカードを目にしたマキは、つい魔が差してしまったと話す。

そして、マキは高木刑事の前に両腕を差し出す。

コナン（違う。そうじゃないだろ、マキさん･･）

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めた。

そもそも、なぜ果帆は深夜に橋へ来たのか。

成瀬は探偵事務所へやってきた時、日曜日に二人で指輪を買いに行く約束をしていたと言っていた。
金属アレルギーである果帆は、指輪をつけることができるはずがない。
つまり、成瀬の言っていたことは大嘘だ。

小五郎「成瀬さん、汗をかいてますね。腕まくりでもしたらどうですか？できませんよね、腕のタトゥーを見られるのが怖くて」

そこで、目暮警部は成瀬の袖を捲って確認する。
すると、成瀬の腕にはタトゥーが入っていた。

３ヶ月前、公園の階段で女子大生を殺害した犯人は成瀬だ。
そして果帆は、その殺害現場を目撃してしまったのだ。

果帆の部屋の窓はカーテンが閉め切られ、桟には埃が溜まっていた。
それは、長い間窓に近づけなかったということで、成瀬がしつこく付きまとい見張っていた証拠だ。

思い詰めた果帆は、現場の橋へやってきた。

マキの免許証には、目の悪い人なら必ず表記される「眼鏡等」の記載がなかった。
【謎解き②】
しかし、マキはコンビニでコンタクトレンズの洗浄液を購入していた。
さらに、二人分の弁当も一緒に購入していた。
一体、それは誰の分なのか。

マキは果帆を殺害してはいない。
果帆の死を偽装しただけだったのだ。
それも、成瀬から果帆を守るために･･。

果帆は、マキの家にかくまわれて無事に生きているのだ。

成瀬「嘘だ！」

その時、息を切らせた果帆が現れた。
そして果帆はマキに駆け寄る。

果帆「私、ずっと怖かった。散々悩んだ挙句、警察に話してもまともに扱ってもらえなかったし。絶望してあの橋へ･･」

目暮「いや、本当に申し訳ない。時間が経ってしまった上に、事故として処理されてしまっていた」

果帆「でももう逃げません。私を必死で守ろうとしてくれたマキさんのためにも･･」

マキ「うん･･」

果帆「私、見ました！その人が犯人です！」

果帆は成瀬を指差した。

その後。
マキの運転するタクシーで送ってもらうことになったコナン、小五郎、蘭。
運転席にはマキ、助手席には果帆が座っている。

コナンは、どうしてそこまでして果帆のことを守ろうとしたのかマキに尋ねた。

マキは、コナンの問いに以下のように答えた。
夜中にタクシーに乗り込んだ果帆から事情を聞いたマキは成瀬に腹が立った。
そして、同じくらい果帆にも腹が立ったという。
たかがそれだけのことで死にたいと軽々しく口にすることが許せなかったのだ。
なぜ生きたかった自分の娘が死んで果帆が生きてるのか。
いっそのこと、望みどおりに殺してやろうかとさえ思った。
その時、バックミラーに提げてあった娘の写真が光った。
もう、助けるしか道はなかったのだ。