名探偵コナン第842話のネタバレ!ドライブデートの別れ道

シーズン21

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第842話「ドライブデートの別れ道」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第842話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第842話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第842話
■ 事件ファイル名:
ドライブデートの別れ道
■ 放送日:
2016年12月10日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 世界はあなたの色になる(B’z)
EDテーマ SAWAGE☆LIFE(倉木麻衣)
■ BACK:
第841話「雨のバス停」
■ NEXT:
⇒ 第843話「探偵団はヤブの中(前編)」

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名探偵コナン第842話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・中西 恵(なかにし けい)
26歳。ペンション従業員。

・桐崎 礼美(きりさき れみ)
30歳。恵の隣人。

・福来 清美(ふくらい きよみ)
58歳。アパートの大家。

・釜足 栄二(かまたり えいじ)
32歳。金融会社社員。

・小川 夏之(おがわ なつゆき)
29歳。恵の恋人。

・山住 炭(やまずみ たん)
35歳。警察官。

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名探偵コナン第842話|あらすじ

小五郎は、車にコナンと中西恵を乗せて走っていた。

半年前、小五郎が仕事で杯戸北町へ行った時、偶然事故現場に出くわした。
桐崎礼美という女性が、アパートの自分の部屋で首を吊った状態で発見されたのだ。
アパートの大家、福来清美の話によると、桐崎は「死にたい」とよく漏らしていたようだ。
当時、桐崎の隣の部屋に住んでいた恵にも、同じことを言っていたという。
福来や恵の証言があった上、桐崎が書いた遺書も残っていた。
アパートの部屋を借りた時の契約書と遺書の筆跡が一致。
そのため、自殺なのは明らかだった。
しかし、隣人の桐崎が亡くなったことに、恵は悔やんでいた。
恵「結局、自殺を思いとどまらせてあげられなかった
その時、小五郎が恵を励まし、恵に責任がないことを話した。
小五郎の一言で救われたという恵はお礼として小五郎を、恵のおじさんが郷里で開業したペンションへ招待したのだ。

コナンは、桐崎の自殺に何故隣人の恵が気に病んだのか疑問を持った。
小五郎は、二人が仲良しだったためだと話す。

小五郎は、桐崎が自殺した一週間後に再びアパートを訪れたが、恵は既に引っ越した後だった。
その時、福来からボヤ騒ぎのことを聞いた。
アパートのすぐ近くでボヤがあった時、福来が火事を知らせに恵と桐崎の部屋に声をかけていた。
その時、桐崎の部屋から恵が飛び出してきたので、福来は驚いたという。
桐崎は不在だったが、恵が留守番をする形になっていたと福来に聞いた小五郎は、桐崎と恵が二人の部屋を行き来する付き合いで、仲良しだと判断した。
そのため、桐崎の自殺に恵がショックを受けるのも当然だ。

走行していた小五郎の車の前に突然バイクが割込み、小五郎は急ブレーキをかけた。
バイクの運転手に注意する小五郎だが、バイクの運転手は小五郎を睨みつける。
そして、小五郎が「あっかんべーだ」と言うと、バイクの運転手は走り去っていった。

コナンは、桐崎が何故自殺を考えたのか気になった。
恵も桐崎の自殺の理由は聞かされていなかったようだ。
福来の話によると、自殺の記事が新聞に載った翌日、男がアパートを訪ねてきたようだ。
男は、金融会社社員の釜足栄二で、桐崎に貸したお金を返してもらう予定だった。
つまり、桐崎は借金取りから逃げ回るのに疲れて自殺したと思われる。

そして釜足の話から、桐崎が2年ほど前から偽名を使って逃げ続けていたことがわかった。
さらに、桐崎はお金を返さずパチンコに行っているふてぶてしい女だと釜足は話していた。

コナンは、2年前から偽名を使っていたのに、何故自殺したアパートは本名で借りたのか疑問を持った。
それに、釜足が話す「ふてぶてしい女」と、福来や恵が話す「死にたいと漏らす女」では、どこか人物像が一致しない。
だが、桐崎の親戚が遺体を確認し、自殺したのは桐崎礼美、本人で間違いなかった。
コナンは「なら替え玉なんて無理だね」と納得した。

その時、走行していた小五郎の車は、警察の検問によって止められた。
どうやら市内で強盗事件があったようだ。
警察官の山住炭は、小五郎を見て「犯人は口ヒゲのガッチリ体型、白のセダンで逃走」と言うと、小五郎の腕を掴んだ。
小五郎が否定していると、山住に犯人の車が乗り捨てられていたと連絡が入った。
小五郎「それみろ!俺は天下の名探偵、毛利小五郎だ!
山住「あの有名な!?す・・すみません!

検問を抜け、再び車を走らせる小五郎。
コナン「うまいこと逃げきったね
小五郎「妙な言い方するな!
恵「いいコンビですよね、ふふふ

昼食をとるため、西伊豆郷土料理の店にやってきた小五郎たち。
しかし、店の前は大行列。
コナンは、2時間は待つと予想する。
そこで、店のオーナーと知り合いだという恵がお願いしに行った。

駐車場で待っていた小五郎とコナンの前に、先ほど割り込んできたバイクの運転手がやってきた。
男は、額にドクロマークをつけ、怖い顔をして小五郎とコナンの方へ向かって歩いてくる。
小五郎は、コナンを抱きかかえて走って逃げるが、つまづいて転倒してしまう。
小五郎とコナンを上から見下ろす男は、額のドクロマークのシールを剥がすと、右目に指を当てて舌を出し「べー!」とあっかんべーをした。
コナン・小五郎「え?
そして男は大笑いするとバイクに乗り、去っていった。
コナン「・・あれがしたかっただけ?
小五郎「わざわざ?アホか・・

強盗に間違えられ、空まで曇り空になってきて、いいドライブだとコナンは話す。
小五郎は、アパートの話を話題にしたせいだと言う。
アパートは、不動産屋さんに紹介してもらうことが普通だ。
しかし、桐崎は直接大家の福来に「部屋空いてませんか」と頼み込んできたのだ。
小五郎「呼び寄せられたんだよ、あのアパートに。自殺するならうちで~ってな
偶然だと話すコナンだが、小五郎は恵も餌食にされたと話す。

恵が郷里へ帰ってきたのは半年前。
しかし、元々はその3ヶ月前に帰ってくる予定だった。
ところが土壇場になって、おじさんのペンションの開業が延期になった。
郷里に帰っても仕事がない恵は、3ヶ月残ることを決めたのだ。
そして、その翌日に桐崎が引っ越してきた。

予定を延期した直後に桐崎が越してきて、3ヶ月後に自殺した。
つまり、元々の予定通り進んでいれば、恵は隣人の自殺というつらいことに関わらずに済んだ。
アパートが恵につらい目に遭わせるために足止めを食らわせたと話す小五郎。

店のオーナーに頼みに行っていた恵が戻って来た。
東京から来てくださった大切な方だとお願いしたら、席を開けてくれたそうだ。
小五郎は「大切な方」と言われたことに、目をハートにして喜んでいる。

食事を終えた小五郎たちは、恵の勧めで遊園地に行くことになった。
恵は雑誌を広げ、遊園地のオススメは観覧車だと話す。
高いところが苦手な小五郎は、冷や汗を流し青ざめている。

コナンは、その雑誌のページをめくると、恵の働いているペンションが載っていた。
ペンションのオーナー、つまり恵のおじさんの話で、「夫婦で銀婚式の日に開業しようと10年前に計画し、その通り実現しました」と書いてある。
コナン(え・・?でもさっき・・。どういうことだ?

遊園地へ向かう車の中で、コナンは桐崎礼美がどんな人物だったのか恵に尋ねた。
髪形はパーマをかけたロングヘアで、眼鏡はかけていない。
そして体型も身長も自分と同じくらいだった、と恵は答えた。

遊園地に到着し、恵と観覧車に乗ったコナンは、恵に恋人がいるか尋ねた。
恵は、以前恋人がいたが、その恋人は3年前に病気で亡くなったと答えた。
東京にいると、恋人のことを思い出してしまうため、郷里へ帰ってくることを決めたようだ。

次に、小五郎が恵とともにボートに乗った。
二人きりで胸を弾ませる小五郎だが、恵はコナンを一人にしてしまったことが気になるようだ。

遊園地を後にした小五郎たちは、恵のオススメの場所、屍崎の断崖へ車で向かった。
その途中で、先ほど小五郎が間違えられた強盗事件の犯人が捕まったことを知った。
パトカーの中にいた犯人を見るとヒゲがなく、付けヒゲをしていたと自慢げに語る犯人。
犯人は「威張るな!」と警官に叱られ、連行されていった。

コナンは「ガッチリ体型。いくら変装したって、体格までは誤魔化しようがないよね」と恵を見て言った。

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名探偵コナン第842話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第842話|謎解き

【謎解き①】
恵のおじさんは、ペンションを開業したことに関して「夫婦で銀婚式の日に開業しようと10年前に計画し、その通り実現しました」と話していた。

名探偵コナン第842話|ネタバレ

屍崎に着いた小五郎たちは、断崖から見える夕陽の美しさに感動する。
小五郎は、一日案内をしてくれた恵に礼を伝えた。
コナンが腕時計型麻酔銃を小五郎に向けて構えるが、小五郎は運転役のため眠らせるわけにはいかない。

そこでコナンは、不思議なことだらけでモヤモヤしていると伝え、以下を話した。
郷里へ帰ってくる予定を恵が3ヶ月延期させた直後に、隣の部屋に桐崎礼美が越してきた。
それも、不動産屋さんに紹介されたのではなく、直接自分で頼んでいた。
そして、2年前から偽名を使ってきたのに、どうしてだか本名で部屋を借りた。
その時の契約書に書いた字が残っていたため、遺書も当人が書いたものだとわかった。
親戚の人が遺体を確認したのだから、亡くなったのは桐崎礼美に間違いない。
だが、人物像が一致しない。
ボヤ騒ぎがあった時、恵が桐崎の部屋から飛び出してきた。
ということは、恵は桐崎の部屋に出入りしていたということだ。
恵と桐崎は、髪形や眼鏡のことを除けば、体型はよく似ている。

コナン「一番不思議なのは、どうして恵さんこっちへ帰ってくる予定を3ヶ月遅らせたの?
小五郎は、おじさんのペンションの開業が延期になったためだと話す。

コナンは、雑誌を広げて見せた。
【謎解き①】恵のおじさんの話で「夫婦で銀婚式の日に開業しようと10年前に計画し、その通り実現しました」と書いてある。
つまり、開業の延期などなかったのだ。
ということは、こっちへ帰ってくることを3ヶ月遅らせたのは、そうする必要が恵の方にできたからだ。
そして、延期させたその3ヶ月の間に、何があったかと言えば・・。

小五郎は、福来に電話で確認した。
ボヤ騒ぎの時、恵と桐崎が親しくしていたことを、福来は知らなかったようだ。
そもそも二人が一緒にいるところを一度も見かけたことがないという。

電話を切った小五郎は、以下のように話した。
恵の隣の部屋で首を吊って亡くなったのは桐崎礼美に間違いない。
しかし、あの部屋には誰も住んでいなかった。

恵は悲しそうに笑った。
恵「見抜かれてしまいましたね・・

恵は、3年前の恨みで犯行に及んだと話した。
3年前、恵には小川夏之という婚約者がいた。
ある日、部屋を訪ねると小川が倒れていた。
急いで救急車を呼んだが、迷惑駐車の車が邪魔をし、救急車がアパートまで辿り着けなかった。
そして、小川は病院に着く前に亡くなってしまった。
救急車が来た時には、既に手遅れだったと聞かされたが、それでももし迷惑駐車の車がなければと思った。
恵は、その車の持ち主に一言言わないわけにはいかないと考えた。
しかし、車の持ち主は謝罪するどころか、「どうせ薄っぺらな寿命しか持ってなかったのよ、その男は。バーカ」と言い、恵を突き飛ばした。
それが桐崎礼美だったのだ。

そして3年後、あと3日で郷里へ帰ってこようとしていた時、偶然桐崎を見かけた。
桐崎は偽名を使っており、やはり後ろめたいことをしているのだと思った。
3年前の恨みを晴らすことを決め、人を殺めて逃げ切るには自殺に見せかけるのが一番だと考えた。
そして、郷里へ帰ることを急遽延期し、桐崎礼美になりすました。
自分の部屋の隣室を借り、一つのアパートの中で中西恵自身と、桐崎礼美の一人二役を演じ、自殺と思わせるための伏線工作を重ねた。
しかしボヤ騒ぎが起きた時、桐崎の部屋で変装を解いて自分の部屋へ戻ろうとしていた時に福来が訪ねてきてしまった。

3ヶ月工作を重ねた上で、恵は桐崎に接触した。
桐崎を適当な口実でアパートの部屋へコッソリ連れ込み、自殺に偽装して遺書を残した。
住んでいたアパートは、急に引っ越すことにしたので、荷物は処分してくれと福来に電話をした。

小五郎は、恵に警察まで送って欲しいと頼まれた。
車で杯戸警察署へ向かう途中、夕陽はすっかり沈んでしまっていた。
恵「すっかり沈んじゃった・・、夕陽
小五郎「今日が沈んでも、明日はまた昇るんです。必ず

(エピローグ)
杯戸警察署に恵を送り、帰ろうと車へ向かって歩く小五郎とコナン。

すると、車はレッカー移動されているところだった。

小五郎「ちょっ・・、容疑者を護送してきたんだぞ!うわーちょっと待て!警察に協力したんだってば、おい!

小五郎は、走ってレッカー車を追いかけていく。

コナン(やっぱこうなるのな~、最後は・・

まとめ

■ BACK:
第841話「雨のバス停」
■ NEXT:
⇒ 第843話「探偵団はヤブの中(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第842話「ドライブデートの別れ道」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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