名探偵コナン第65話のネタバレ!カニとクジラ誘拐事件

シーズン2

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第65話「カニとクジラ誘拐事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第65話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第65話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

遠藤 圭吾(えんどう けいご)
CV:江原正士
33歳。歯科医。

遠藤 圭太(えんどう けいた)
CV:深水由美
4歳。圭吾の息子。

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名探偵コナン第65話|あらすじ

小五郎、コナン、蘭は、ビアガーデンで食事をしていた。

周りはみんな楽しそうに過ごしている中、一人暗い顔で俯き、時折周りをキョロキョロ見ている男性のことが気になったコナン。

ビアガーデンへ来ているのに全然ビールを飲んでいないことも引っかかる。

そこでコナンは、男性の背後にこっそり近づき、様子を伺うことにした。

男性の携帯が鳴り電話に出ると、突然「なんだって?!」と声を上げた。

話の内容から、どうやら誘拐事件に巻き込まれており、警察には知らせてないようだ。

コナンは、小五郎と蘭に誘拐事件が起こったようだと伝え、ビアガーデンを出て行った男性の後を追うことにした。

遠藤歯科医院に到着すると、男性は中へと入っていった。

タクシーの中からその様子を見ていた小五郎たちは、男性に話を聞こうとするが、犯人がどこから見ているかわからず、もしかすると近所の人の犯行ということも考えられるため、慎重に行動しなければならない。

そこでコナンは、「ボク患者さんになる」と急患のフリをすることを提案した。


小五郎たちは、タクシーを降りた。

そこでコナンは「歯が痛いよぉ!おねえちゃん!いたいよ~・・」と喚き、蘭が「もう少し我慢するのよ、今お父さんが先生に頼んでくれるから」と大きな声で話した。

そして小五郎は、遠藤歯科医院のインターホンを押した。

先ほどの男性が出迎え、中へ入れてくれた。

小五郎は、中へ入っても尚「いたい~!」と騒ぐコナンの頭を叩き「いつまでやってんだ、もういいんだよ!」と声を上げた。

その様子を見ていた男性は、「あの~・・診察室の方へどうぞ」と声をかけた。

小五郎は、自分が探偵だということを伝え、コナンがビアガーデンで電話の内容を聞いていたことを話した。

男性は遠藤圭吾、歯科医をしている。

今日の午後、息子の圭太を庭で一人遊ばせていた。

ところが圭太の姿が見えなくなり、玄関の門に「子供は預かった。警察に知らせたら殺す。連絡を待て。」と書かれた紙が貼り付けられていた。

その後、電話をかけてきた犯人は若い男の声で、古い紙幣で3000万円を鞄に入れ、6時にスターライトホテルのビアガーデンへ持ってくるように指示してきた。

その指示通り、遠藤はビアガーデンで待っていたが、6時過ぎに再び電話があり、一方的に取引の中止を通告された。

犯人は中止の理由を言わず、明日の午前中に連絡を入れると言ったらしい。

遠藤の話を聞いたコナンは、以下のように考えた。

今夜は最初から金を盗るつもりはなかった。

犯人は、ビアガーデンのどこかで遠藤を監視しており、本当に警察に知らせていないか確かめていたのかもしれない。

犯人から最初の電話がかかってきた時、圭太は意外と明るい声で、怯えている様子は全然なかったようだ。

それは妙ですな、普通は母親なりを恋しがるはずなのに・・」と疑問を持つ小五郎。

それを聞いた遠藤は、圭太の母が去年病気で亡くなったことを話した。

そのせいか、圭太は幼稚園の先生や、近所の奥さんたちによく懐き、かわいがってもらっていたようだ。

恐らく、犯人の共犯者に子供の扱いに慣れた女性がいて、その女性が圭太の世話をしているのだと小五郎は判断した。

ということは、安心はできないが、とりあえず圭太を持て余して危害を加える可能性は低い。

警察に連絡すべきだと小五郎が話すが、遠藤は「警察が介入すれば犯人は捕まるかもしれません。でも、圭太が無事に戻るという保証は・・」と頑なに拒否をする。

そこで小五郎は、警察に連絡せずに解決することを決断した。

コナンは、上着のボタンについているシール型の発信機を、お金が入った鞄に取り付けた。

小五郎たちは、このまま遠藤の元に残るわけにはいかないので、圭太の写真を借りて一先ず帰り、電話で連絡を取り合うことにした。



翌朝、探偵事務所に遠藤から連絡が入った。

犯人は、2000万円の上乗せを要求してきたという。

遠藤は、お金を用意するため2時間の猶予をもらった。

そして圭太の声を聞かせてもらい元気な様子を確認したが、妙なことを言っていたらしい。

カニがいっぱいいる。クジラが潮吹いてる。"

それを聞いた犯人は「何言ってんだこいつ、余計なことを」と言い、慌てて電話を切ったようだ。

小五郎は、遠藤にお金の準備をするよう指示し、うまくいけば2時間以内に圭太を取り戻して見せます、と電話を切った。

圭太は、カニがいっぱいいて、クジラが潮を吹いているところに監禁されている。

おじさん、まさか海なんて言うんじゃないよね?」とコナン。

それに対し小五郎は「バカかオメェ!クジラが潮吹いてるところなんぞ、小笠原にでも行かなきゃねェんだよ」と声を上げ、圭太が見たのは本物のクジラではなく模型だと考えた。


小五郎、コナン、蘭は、南部水族館へやってきた。

しかし、ここにはカニはたくさんいるが、クジラの模型がない。

時間がないため、別の水族館へ向かおうとする小五郎。

移動するタクシーの中で、コナンはカニも本物とは限らないことを指摘した。

圭太が「カニがいっぱいいる」と言った時、犯人は「何言ってんだこいつ」と言った。

となると、少なくとも犯人の目にはカニが見えなかったということだ。

そこで蘭が、クジラの飛行船が空を飛んでいることに気づいた。

今年の日売テレビのキャンペーンキャラクターはクジラのようだ。

もしかすると、圭太の言う"クジラ"とは、あの飛行船のことかもしれない。

小五郎は、今朝犯人が電話をかけてきた時間に、クジラの飛行船が飛んでいた場所を確認すると、米花公園の上空を飛んでいたことがわかった。

そして、昨夜の取引場所のビアガーデンも米花町のホテルだった。


米花町へ戻った小五郎、コナン、蘭は、米花商店街でカニ料理店や、カニのおもちゃが売っている店を隈なく調べるが、圭太に関する手掛かりは見つからなかった。

2時間の猶予も終わりに近づき、小五郎は遠藤に電話する。

2分前に遠藤の元へ犯人から電話があり、空宿駅(からじゅくえき)の1番ホームの先頭に立て、と指示されたそうだ。

小五郎と蘭は空宿駅へ向かい、コナンはこのままカニを探すことにした。

例え小五郎たちが犯人に撒かれても、鞄には発信機がつけてある。

犯人の居場所は必ず突き止めてやる」とコナン。

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名探偵コナン第65話|謎解き

【謎解き①】
圭太は、"カニがいっぱいいる。クジラが潮吹いてる。“と言っていた。

名探偵コナン第65話|ネタバレ

空宿駅で1番線のホームの先頭に立っている遠藤を監視する小五郎と蘭。

犯人は遠藤を電車に乗せるつもりで、金の受け渡し場所は別の場所だ、と小五郎と蘭が話していると、駅のすぐ横の道へ犯人がやってきた。

犯人は、遠藤の正面でバイクをとめると「鞄をこっちへ放れ!」と叫んだ。

遠藤が鞄を投げると、犯人はそれを拾い、バイクで逃走した。

小五郎は駅のフェンスを乗り越え、バイクのナンバーをカメラで撮った。


状況を知らされたコナンは、犯人追跡メガネで発信機の位置を確認する。

発信機は1ヵ所で点滅していて動かない。

コナンがその場所へ向かうと、ゴミ捨て場に鞄が捨ててあった。

そして、ナンバープレートも一緒に捨てられていた。

小五郎がカメラで撮ったナンバープレートは偽造されていたということか。

金を手に入れた犯人は、圭太を・・、と焦るコナンは、【謎解き①】のカニがいっぱいいて、クジラの飛行船が見えた場所を探すため駆けだした。

しかし、落ち着いてよく考えてみると、確か圭太は"クジラが潮吹いてる“と言っていた。

飛行船は潮なんて吹いていない・・。

コナンは、先ほどのゴミ捨て場を振り返り、業者が回収していく様子を見て閃いた。

圭太は、焼却場の煙にクジラの飛行船が重なった姿を、"クジラが潮吹いてる“と言ったのだ。



コナンは、スターライトホテルのビアガーデンへやってきた。

焼却場の煙とクジラの飛行船が重なって見える場所は、焼却場と米花公園をまっすぐつないだ延長線上で、ちょうどこのホテルの辺りだ。

しかし、ビアガーデンの位置では低すぎる。

クジラが潮を吹いているように見えるためには、飛行船と同じ高さでなければならない。

そこでコナンは、上を見上げた。

ビアガーデンの更に上にはホテルの客室があり「まさか・・このホテルに?」。

コナンは、ビアガーデンのテーブルとイスの形を見て、「もしかしたら・・」とエレベータに乗り込んだ。

エレベーターが上へ昇っていき、上から見るとやはりテーブルとイスがカニに見える。

【謎解き①】でカニがいっぱいいると言っていた圭太は、このホテルの部屋のどこかにいると確信を得たコナン。

そこでコナンは、清掃員の女性に圭太の写真を見せ、圭太の居所を尋ねた。

すると圭太は、先ほどお父さんとお母さんと帰っていったことがわかった。

コナンは急いでエレベーターで下の階へ下りると、ホテルの玄関を出ようとしていた圭太を呼び止めた。

そして「その二人は誘拐犯です、捕まえてください!」と圭太の隣にいた男と女を指差し言った。

ホテルの警備員が捕らえようとするが、犯人の男が圭太を抱え刃物を突きつけたため、近寄ることができない。

犯人たちは、圭太を下ろし回転ドアへ入ってホテルを出ようとする。

そこでコナンは、近くにあった傭兵像を倒し、その兜をキック力増強シューズで蹴った。

兜は回転ドアの扉に当たり、その勢いでドアは凄まじい回転を始めた。

中でグルグルと回っていた犯人たちは、やがて回転ドアの外に放り出され、気絶した。

その姿を見て呆然とする圭太。

そして「一丁上がり」とコナン。

名探偵コナン第65話|エピローグ

スターライトホテルへやってきた遠藤は、「無事でよかった」と泣きながら圭太を抱きしめている。

しかし、よくここがわかったな」と小五郎に言われ、コナンは「例のカニを探してたら圭太くんを見つけちゃってさ、びっくりして誘拐犯だー!って叫んだら、犯人の二人が慌てて出ようとして、ああなっちゃったんだよ」と誤魔化した。

そこへ「毛利君!」と目暮がやってきた。

その後、小五郎はたっぷり一時間、目暮に絞られた。

コナン(たまにはいいかもね~♪

まとめ

■ BACK:
第64話「第3の指紋殺人事件」
■ NEXT:
第66話「暗闇の道殺人事件」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第65話「カニとクジラ誘拐事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

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