名探偵コナン第61話のネタバレ!幽霊船殺人事件(前編)

シーズン2

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第61話「幽霊船殺人事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

名探偵コナン第61話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第61話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

木下 五郎(きのした ごろう)
CV:依田英助
53歳。敷島役場助役。

三上 武男(みかみ たけお)
CV:富田耕生
50歳。敷島村長。

三上 鈴(みかみ すず)
CV:横山智佐
7歳。武男の娘。

上原 康夫(うえはら やすお)
CV:中村秀利
44歳。東都旅行社営業。

浜田 幸二(はまだ こうじ)
CV:伊藤和晃
42歳。灯台職員。

駐在警官
CV:中嶋聡彦

島民
CV:千葉一伸、高木渉

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名探偵コナン第61話|あらすじ

講演会の依頼を受けた小五郎は、蘭とコナンを連れて、瀬戸内海の小島、敷島へ高速船で向かっていた。

敷島から小五郎たちを迎えに来た役場助役の木下五郎は、3時間くらいで島へ到着すると説明する。

小五郎「いや~、本当に遠いっすねェ

コナン「ねぇ、木下さん。7年前に10億円の金塊を積んだまま行方不明になった船が、最近見つかったんでしょ?

木下「ええ。島じゃ、まるで幽霊船だと大騒ぎですよ

先日敷島では、7年前に金塊を積んで沈没したはずの船「竜神丸」が見つかったのだ。

しかし、船内から金塊は発見されず、今となっては積んであったかも怪しいものとなっていた。



高速船が敷島港へ到着すると、そこには名探偵の姿を一目見ようと島民が集まっていた。

村長の三上武男は、小五郎の手を握って挨拶する。

鈴「本当に有名なの?このダサいおじさんが。名探偵っていうから、もっと渋いおじ様かと思ったのに

小五郎「なんだとこのガキ!

三上「鈴!パパのお客様に失礼だろ!

小五郎「え?こりゃ可愛いお嬢さんで

三上の娘の鈴は、小五郎の言葉を無視してコナンに近寄る。

鈴「君、名前は?

コナン「コナン。江戸川コナン

鈴「変な名前。東京じゃ流行ってんの?そういうの

コナン(ほっとけよ・・)


その時、東都旅行社の上原康夫が小五郎たちが乗ってきた船から降りてきた。

上原は、三上に一言挨拶した後、幽霊船の在り処を尋ねる。

そこで小五郎たちも、三上に案内されて幽霊船を見に行くことにした。



三上「これが例の幽霊船です

三上は、小五郎たちを港近くの納屋へ案内し、説明を始める。

しかし、上原はさっさと竜神丸の中へ入って行ってしまった。

三上「ご案内しますよ!

上原「結構。勝手に見て回りますから

コナンは、船底以外に富士壺がついていないことに気づいた。



その後、敷島公民館へ案内された小五郎たちは、そこで昼食をご馳走になる。

小五郎のグラスに酒を注ぐ三上は、竜神丸が沈んでいた場所を突き止めて欲しいと小五郎に頼む。

三上「その場所さえわかれば、消えた金塊の行方もハッキリする

小五郎「しかし、金塊が出てきたところで、あんたらのものにはならないはず。まぁ、国に没収されるのはオチだ

それでも熱心に頼み込む三上に圧倒された小五郎は、渋々金塊探しを引き受けることにした。


木下は、三上に代わって竜神丸が沈んだ時のことを小五郎に説明する。

それは、7年前の嵐の晩のことだった。

島の沖合1kmの海上で、竜神丸からSOSが発信された。

ところが、救助に向かう間もなく音信が途絶え、翌日になって船のオーナーの遺体だけが流れ着いた。

それきり、金塊どころか漂流物一つ発見できなかった。


金塊の持ち主は、竜神丸のオーナーだった。

脱税で逮捕されそうになったため、全財産を金塊に変え、国外へ逃亡する途中だったという。



その後、小五郎は講演会の準備を始め、コナンは近くにある水軍資料館へ足を運んだ。

そこには、水軍船の模型や大将の鎧など、珍しいものが展示されていた。

そこへ木下が現れ、史実を話し始めた。


400年ほど前、合戦に敗れた水軍が敷島へ逃げ込んできた。

ところが、島の者たちはその首にかかった懸賞金に目が眩み、傷ついた水軍に襲い掛かった。

結局、最後は島の外れにある洞窟へ追い詰め、皆殺しにしてしまった。

それ以来、この島にはいろいろ良くないことが続いた。

そこで、洞窟に祠をたてて水軍の霊を鎮めた。


コナン「でも、祟りなんて迷信でしょ?

木下「それがそうじゃないんだよ。洞窟の近くの森の中で、鎧を着た水軍の幽霊を見た者は何人もいるし、水軍の洞窟の奥からは不気味な唸り声が聞こえてくるんだよ

“それに"と付け加え、木下は本当にあった出来事を話し始める。


5年前、水軍の研究をしている大学の先生が敷島を訪れた。

その先生は、島の者が止めるのも聞かず、水軍の洞窟を調べに行った。

ところが2、3日したある晩、島の者たちの前に鎧を着た水軍が姿を現した。

それ以来、その先生は行方不明になってしまった。


鈴「今時そんなこと信じてるから笑われんのよ

木下「お嬢さん・・

鈴「パパが言ってたわ。その先生、洞窟を調べたけど何の発見もなかったんで、さっさと帰っちゃったんだろうって

コナンを捜しに来た鈴は、コナンの腕を掴んで外へ連れ出す。


鈴は、公民館の裏口へ回り、ステージの袖に潜り込めるとコナンに説明する。

その時、裏口から灯台職員の浜田幸二が出てきた。

鈴は、浜田のことを"変なヤツ"だとコナンに教える。

鈴「島の人ともあんまし付き合わないし、誰も行きたがらない水軍の洞窟にもしょっちゅう行ってるみたいなの!


浜田は、裏口近くの階段を上り切ったところで上原に遭遇した。

上原「久しぶりだな、青木。忘れたとは言わさんぞ、この顔

浜田「何のことだか・・。俺は浜田っちゅう灯台守だ

上原は、そ知らぬふりをする浜田に掴みかかる。

しかし、浜田はすぐに上原の手を振り払うと、"人違いだ"と言って去って行った。



そして、いよいよ小五郎の講演会が始まった。

酒を飲みすぎたせいで、小五郎の足取りはフラフラだった。

木下「では、先生のご来訪を記念して、くす玉を割って頂きましょう。どうぞ、先生

小五郎は、目の前にあるくす玉の紐を引っ張ろうとする。

しかし、酩酊状態の小五郎には、その紐が2本にも3本にもぼやけて見え、なかなか引くことができない。

舞台の袖からその様子を見ていたコナンは、呆れてため息を漏らす。

その時、コナンはガソリンの臭いがすることに気づいた。

そして、小五郎の頭上にあるくす玉から液が垂れ落ちている。

小五郎は、ようやく紐を手にとった。

コナン(おっちゃん!!)

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名探偵コナン第61話|ネタバレ

小五郎が勢いよく紐を引くと、突然燃え出したくす玉が落下してきた。

小五郎は、咄嗟にそれを避けたが、お尻に引火して炎が上がる。

小五郎「あちちちちちち!

蘭は、近くにあった消火器を使い、小五郎のお尻へ噴きかける。

消火器を持った職員が駆けつけ、くす玉の炎もすぐに鎮火された。

公民館へ集まっていた島民は、"水軍様の祟りだ"と、慌てて逃げ出して行った。


燃えたくす玉を調べたコナンは、紐を引っ張ると中のガソリンに着火するように仕掛けられていたことに気づいた。

コナン(狙いは、おっちゃんだ・・)

となると、怪しいのは裏口から出てきた浜田、そして浜田と争っていた上原だ。

コナンは、幽霊船と関係があるのではないかと睨んだ。



その夜。

コナンたちは、宿泊する旅館の一室で休んでいた。

小五郎「村長!どういうことです?鍛えられた私だからこのくらいで済んだんですよ

蘭は、火傷した小五郎のお尻に氷を当てて冷やしていた。

三上「真に申し訳ありません!先生をこのような事故に巻き込みまして、平に平に・・

コナン「事故!?あれは明らかに誰かが仕組んだことでしょ?

三上「いや、あれはたまたま置いてあったガソリンの容器に漏電の火花が引火して・・

コナン「でも・・!

三上「私が言ってるんだよ。間違いない

小五郎は、三上が警察沙汰にしたくないのだと察する。

小五郎「金塊を見つけても届ける気はないって気か。本土から警察が押しかけてきちまったらそうはいかないからなァ

三上「毛利さん。あんたは黙って金塊の在り処を探せばいいんだ

小五郎「なんだと!?

三上「私に逆らってこの島から無事に出て行ける保証はありませんぞ

三上は、自分の許可なく連絡船を出航させることはできないと話し、去って行った。


三上と入れ替わるようにして木下がやってきた。

先ほどの話を聞いていた木下は、明日にでも自分が用意した漁船で本土へ送ると伝える。

しかし、頭に血が上っている小五郎は、頑なにそれを断った。

木下「それはいけません!ここにいると先生に危害が及ぶかも・・

小五郎「あんなこと言われて逃げ出したとあっちゃ天下の名探偵の名が廃る!

コナン(よく言った!おっちゃん)


木下は、呆れたように深く息を吐き、旅館を出て行った。

コナンは、木下を追いかけて灯台守の浜田について尋ねる。

浜田は、元々島の人間ではなかったという。

竜神丸の一件があった後、しばらくしてふらりと現れ、仕事を探していると言った。

ちょうどその時、灯台守がいなかったため、浜田に任せることになったようだ。



小五郎と蘭が寝静まった頃、コナンは一人抜け出し、灯台へやってきた。

すると、灯台に誰かいることに気づいた。

その直後、コナンは背後から両目を塞がれてしまった。

その犯人は、なんと鈴だった。

鈴「あ・た・し♪

コナン「脅かすなっ!!

鈴は、夜中に独り歩きするコナンを心配してついてきたという。

すると、灯台から誰かが出てきた。

コナンは、鈴の手を引っ張って草むらに身を潜める。

コナンたちの目の前を上原が歩いて行った。

コナン(上原さん?じゃあ、さっきの人影はこの人か・・)



コナンと鈴が灯台の中へ入ると、かなり荒らされた跡があった。

さらに、車もバイクもないはずだが、なぜかガソリンタンクが置かれている。

コナンは、小五郎を狙った犯人が浜田だと推理する。


灯台を上ったコナンは、上原がここで何をしていたのか考える。

灯台の望遠鏡を除くなら、普通海を見るはずだ。

しかし、なぜか望遠鏡は山の方に向けて固定されている。

コナンは、その望遠鏡に「竜神丸」と書かれていることに気づいた。

コナン(間違いない!浜田さんは竜神丸に関係がある。そして竜神丸のことを探られると困る何かが・・)


コナンは、小五郎と蘭の身が危ないと考え、急いで旅館へ戻る。



その頃、宿で眠っていた小五郎は、嫌な気配を感じて目を覚ました。

すると、水軍の鎧を身に纏った何者かが、小五郎に向けて刀を振り下ろすところだった。

咄嗟に刀を避けた小五郎は、部屋の隅まで逃げる。

物音で目を覚ました蘭は、襖を開けて顔を出した。

蘭「どうしたの?

蘭は、小五郎が追い詰められていることに気づき、短い悲鳴を上げた。

小五郎「蘭、来るなっ!

蘭に気づいた鎧の人物は、外へ逃げ出して行く。

小五郎は、靴も履かずにスリッパで外へ飛び出し、その者を追いかける。

蘭「お父さん!

蘭は、部屋の中にコナンがいないことに気づいた。



襲いかかってきた人物を追いかけ、小五郎がたどり着いた先は幽霊船が置かれている港近くの納屋だった。

小五郎「もう逃がしゃしねェぜ!

しかし、小五郎は背後から迫り来る鎧の人物に気づかず、後頭部を殴られ気絶してしまった・・。



鈴とともに宿へ戻ったコナンは、蘭からお叱りを受ける。

コナンは、どこか慌てた様子の蘭に何があったのか尋ねる。

蘭「お父さんが襲われたの・・。水軍の幽霊に!

コナン「そんなっ!!


その時、港の半鐘がカンカンと音を立て、異変が起きたことを知らせた。

コナンたちは、急いで港近くの納屋へ駆けつける。

すると、そこには何十人もの島民が集まっていた。

小五郎「た、助けてくれー!これは何かの間違いだ!

両腕を後ろで縛られた小五郎は、駐在警官に連行されて行く。

そこへ、村長の三上が現れ、一体何事かと島民に尋ねる。

島民は、小五郎が灯台守の浜田を殺害したと答えた。


コナンが納屋の中へ入ると、水軍の鎧を着た浜田が刀で喉を串刺しにされて亡くなっていた・・。

駐在警官は、駆けつけた時に遺体の傍で小五郎が気絶していたと打ち明ける。

島民たちは、浜田を殺害したのは小五郎だと考えているようだ。

島民「許せねェ!よそ者が勝手な真似するから水軍様がお怒りになったんじゃ!

コナン(おっちゃんがこんな真似するはずがない!でも、この状況じゃあ・・)

まとめ

■ BACK:
第60話「イラストレーター殺人事件」
■ NEXT:
第62話「幽霊船殺人事件(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第61話「幽霊船殺人事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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