名探偵コナン第151話のネタバレ!自動車爆発事件の真相(後編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第151話「自動車爆発事件の真相(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

崎原 恵(さきはら めぐみ)
CV:潘恵子
35歳。

田中 寛美(たなか ひろみ)
32歳。恵の妹。死亡。

崎原 和夫(さきはら かずお)
37歳。恵の夫。

高橋 弘昌(たかはし ひろまさ)
33歳。

高橋 佐知子(たかはし さちこ)
27歳。弘昌の妻。死亡。

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(前編)のストーリー

小五郎が学生時代に家庭教師をやっていた崎原恵の実家で、車に仕掛けられた爆弾が爆発するという事件が発生しました。

亡くなったのは、恵の妹の田中寛美でした。バックが苦手な恵の代わりに、車をガレージから出そうとして被害に遭いました。

容疑者は高橋弘昌という男で、恵の夫・崎原和夫との間で交換殺人を計画し、恵を殺害するつもりが誤って寛美を殺害してしまったのです。

和夫と弘昌は犯行を認め、事件は解決したと思われました。

しかしコナンは、『バックが苦手』と言っていた恵が高度な運転技術を持っていることを知り、まだ事件は終わっていないと考えました──。(前編へ)

あらすじ

コナンたちは、恵の自宅を訪ねました。そこでコナンは、小五郎が恵と雑談している間に二階の書斎を調べます。

和夫は、書斎に自分専用の電話を持っていて、弘昌からの電話は必ずそれで受けていたと言っていました。

コナンが電話機を調べると、モジュラージャックにガムテープを剥がした跡が残っていました。
 
 
その後、恵の自宅をあとにしたコナンは、小五郎たちと別れて恵の実家(事件現場)を訪ねました。

ガレージの奥には小窓がついていて、家の中からガレージの様子を窺うことは可能です。
 
 
探偵事務所へ戻ったコナンは、気になる以下の三点を小五郎に伝えます。

・高度な運転技術を持つ恵が、『バックが苦手』という理由で寛美に車を出してもらったこと。

・恵の自宅二階の書斎のモジュラージャックにガムテープの跡が残っていたこと。

・事件のあったガレージの奥に小窓がついていて、家の中からガレージを見ることができること。
 
小五郎は、『恵が事件に関与してる』と言いたげな様子のコナンに眉を顰め、挙句の果てにはコナンを一喝します。

コナンよりも恵のことを知っていると自負する小五郎は、恵が大人になって変わってしまったことを認めたくなかったのです。
 
 
 
翌日、小五郎は警視庁を訪れました。そこで目暮警部に和夫と弘昌の調書を見せて欲しいと頼みます。

目暮警部は、死亡した寛美が若い頃に二度も恵の恋人を奪っていたことを打ち明けました。
 
 
小五郎が警視庁を出た後、コナンは蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って目暮警部に電話をかけて以下の事柄を確認しました。

弘昌が恵の顔を見たのはスーパーの時だけで、それ以外に弘昌が恵の前に姿を現したことはありません。

その時の弘昌の格好は、ブルゾンにサングラスでした。

それを聞いたコナンは事件の真相にたどり着き、小五郎と蘭とともに恵の自宅を訪ねました──。

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ネタバレ

小五郎は、恵に自首を勧め、推理を始めました。

恵は、自分の夫と妹が付き合っていること、そして夫と弘昌の間で交換殺人の約束が交わされたことを知りました。

そこで、逆にそれを利用して長年憎んでいた妹を亡き者にし、夫を殺人罪で刑務所に送り込もうと考えました。
 
 
恵は二ヶ月前、秋葉原のある店で盗聴器と自動録音機を購入し、その使い方を店員から詳しく聞いています。

その盗聴器を和夫の書斎に仕掛け、弘昌との電話を盗聴しました。証拠は、壁に残ったガムテープの跡です。

最初は、和夫と寛美の会話を聞くのが目的でした。しかし、和夫が見知らぬ男と交換殺人の約束をし、すでにその男の妻を殺害してしまったということを知りました。

恵は、弘昌が車に爆弾を仕掛けようと思っているが、自宅で仕掛ければ和夫にも嫌疑がかかるので迷っていることを知ります。

そこで恵は、『実家の妹の家に車で出かける』と和夫に告げました。ちょうど寛美の車が車検に出ていて、ガレージが空いているから、と言って。

それを聞いた和夫は、外から公衆電話を使って弘昌にそのことを伝えました。

恵はその電話を聞いていませんが、ほぼ間違いなく弘昌がこの機会を逃さないと読み、実家へ出かけました。

そして帰宅する時に『バックが苦手』と言い、寛美に車を出してくれるように頼みました。こうして、寛美が亡くなったという訳です。

ただその時、ひとつだけ予期せぬ事態が起こりました。小五郎が突然、訪ねてきたことです。

驚いた恵は、駆け寄ろうとする小五郎を制止し、慌てて寛美に車を出すよう指示しました。

今すぐやらなければ、探偵の小五郎に計画を見破られるかもしれないと思ったのです。
 
 
 
実際に爆弾を仕掛けたのは弘昌で、それをさせたのは和夫です。

恵がやったことは、爆弾が仕掛けられているかもしれない車に寛美を乗せたことで、それだけでは殺人の共犯者でもなければ教唆でもありません。

しかし、非常に高い確率で爆弾が仕掛けられているとわかった車に寛美を乗せた場合は、殺人罪に当たります。

事件の日、恵は一人で納戸に入り、窓からガレージを見張っていました。すると予想通り、弘昌が入ってきて、車に爆弾を仕掛けました。

恵はそれを確認してから、寛美に車を出してくれるように頼みました。つまり恵は、非常に高い確率で爆弾が仕掛けられている車に寛美を乗せたのです。

証拠は、恵の証言をもとに作られた弘昌の似顔絵でした。

恵は、自宅近くのスーパーで弘昌の顔を見たと言っていました。しかし、その時の弘昌はブルゾンにサングラス姿です。それなのに似顔絵はサングラスをしていません。

その後、弘昌が一度も恵の前に姿を現していないことから、恵が弘昌の顔を見たのは納戸の小窓からとしか言いようがありません。

絶対に素顔を見られたくない弘昌は、ガレージに入るまでサングラスをかけていました。もちろん、ガレージを出る時もです。

しかし、一度だけサングラスを外さざるを得なかった時があります。それは、ガレージで車に爆弾を仕掛ける時です。

なぜなら、爆弾を仕掛けるような危険な作業を、暗いガレージでサングラスをかけたままでする者はいないからです。

つまり、サングラスをかけていない似顔絵こそが、恵がガレージの中で爆弾を仕掛けている弘昌を目撃した証拠になるのです。
 
 
 
恵は、涙ながらに罪を認めました。小五郎は、罪を償った後でもう一度人生をやり直すようにと諭します。

「罪を償って、もう一度勉強し直すんだ。今度は、人生の勉強をな」

「その時は、また見てくれますか?」

この恵の問いに、小五郎は深く頷いたのでした。

エピローグ

事件は見事に解決しましたが、相当ショックを受けた小五郎は塞ぎ込んでいました。

そこへ、沖野ヨーコから電話がかかってきました。

「ヨーコちゃん!? コンサートっすか? もちろん行きます! ヨーコちゃんのためなら応援団でも家庭教師でもなんでもやります!」

沈んでいた小五郎は、ヨーコのおかげで元気になったのでした……。

(ほんと、立ち直りの早いオッサンだぜ)

まとめ

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第152話「謎の老人失踪事件」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第151話「自動車爆発事件の真相(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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