名探偵コナン第733話のネタバレ！披露宴と二つの銃声

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

事件ファイル概要

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登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・鈴木　園子
CV：松井菜桜子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・千葉　和伸
CV：千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

・畠山　優（はたけやま　まさる）
CV：家中宏
２８歳。新郎。畠山財閥当主。

・伊藤　美帆（いとう　みほ）
CV：森千晃
２６歳。新婦。

・畠山　木綿子（はたけやま　ゆうこ）
６２歳。優の母。

・畠山　健志郎（はたけやま　けんしろう）
CV：島香裕
６４歳。優の伯父。

・畠山　有紗（はたけやま　ありさ）
CV：倉田雅世
２５歳。優の従姉妹。

・石原　理香子（いしはら　りかこ）
CV：むたあきこ
３４歳。優の姉。

・石原　達也（いしはら　たつや）
CV：菅原淳一
３７歳。優の義兄。

・伊藤　善文（いとう　よしふみ）
CV：梶裕貴
２５歳。美帆の弟。

・司会者
CV：柳沢栄治

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あらすじ

コナンと蘭は、園子に誘われて畠山財閥当主・畠山優と伊藤美帆の結婚席に出席しました。

園子の話によると、別荘の管理をしていた美帆に優が一目惚れをし、結婚が決まったようです。

その夜、畠山家の別荘で披露宴が行われ、２人が一昨日に婚姻届を提出していたことが明らかになりました。

披露宴には、優の母の木綿子、姉の理香子、理香子の夫の石原達也、伯父の健志郎、従姉妹の有紗も出席していました。

有紗は、優の花嫁志願だったため、幸せそうな２人を祝福することができずに苛立っていました。

そして理香子も、美帆が財閥の畠山家に嫁いだことをあまり良く思っていませんでした。

コナンは、トイレへ立った際、別荘の管理人をしている美帆の弟・伊藤善文に声をかけました。

もともと別荘の管理人をしていたのは美帆と善文の両親です。しかし事故で他界してしまい、農家を営んでいた善文が両親の代わりに管理人となったようです。
 
 
 
その後、美帆は疲れてしまい、酒を飲んでいない善文が美帆をホテルのコテージまで送っていくことになりました。

それから暫くして、蘭がそろそろ帰ろうと言い出した時、コックが慌てた様子で披露宴会場へ入ってきました。

なんと、10分ほど前に美帆から電話をもらって席を立った優が、駐車場のワゴン車の脇で倒れているというのです。

コナンが駐車場へ駆けつけると、優は胸を拳銃で撃たれて息絶えていました。

その直後、川の向こう側から銃声が聞こえてきました。コナンは、スケボーに乗って音がしたホテルのコテージへ急行します。

すると、胸を撃たれた美帆が、ベッドの上で亡くなっていました……。
 
 
 
その後、目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

翌朝、ホテルの前にある花壇の中から拳銃が発見され、２人の殺害に使用したものだと判断されました。

コナンは、拳銃の近くに竹の枝が落ちていることに気づきました。
 
 
その頃、ホテルの一室に集められた健志郎たち遺族は、優の遺産について話し合いをしていました。

美帆よりも優が先に亡くなったため、財産は全て美帆のものになります。しかし、その美帆も亡くなってしまったため、遺産は善文が相続することに。

それを認めたくない理香子ですが、すでに優と美帆が婚姻届を提出しているため、定められた法律によって決定したも同然です。
 
 
その後、目暮警部は関係者の事情聴取を始めました。

被害者２人の体内から摘出された銃弾は、二つとも花壇から発見された拳銃から発射されたものです。

つまり、この２件の殺人事件は同一犯の犯行と思われます。

優の遺体が発見された時、理香子と有紗は先にホテルへ戻っていました。

そして美帆が殺害されたと思われる銃声が聞こえた時、健志郎と達也は優の遺体の傍にいました。

目暮警部は、善文に数百万円の借金があることを調べ上げ、本人に確認します。善文は借金を認めましたが、美帆を殺害するはずがないと容疑を否認します。
 
 
コナンは、ホテルの管理事務所を訪ね、管理人に昨晩のことを尋ねます。

管理人は、午後９時45分頃に何者かが美帆のコテージから出て行く姿を目撃したと証言しました。

それは、優の遺体が発見される30分も前のことでした。

事務所を後にしたコナンは、ホテルの周りを調べていました。そこへ警官が現れ、この辺りは野生のサルが出るため危険だと注意されました。
 
 
その後、ホテルへ戻ったコナンは、腕時計型麻酔銃で園子を眠らせ、園子の声を使って推理を話し始めました。

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ネタバレ

優と美帆が殺害されたこの事件で、先に亡くなったのは美帆でした。

犯行時刻は、美帆がコテージに着いて間もなく。そのため、美帆はドレスを着替えていませんでした。
 
 
犯人は、美帆を車で送って行った美帆の弟・伊藤善文です。

善文は多額の借金を抱えていて、美帆の結婚が決まった時、これで全て返済できると思いました。しかし、そううまく事は運びませんでした。

そこで美帆の飲み物に何かを仕込み、体調を崩した美帆をコテージまで送って行き、隠してあった拳銃で殺害しました。

そのあと、美帆の携帯で優を呼び出し、美帆と同じように殺害しました。

全ては優の財産を自分のものにするため。そうするには、美帆が優よりも後で亡くなったことにしなければなりません。

つまり、拳銃はホテルの周辺で発見される必要がありました。

別荘とホテルは、川を挟んで向かい合っています。

しかし、優を殺害した後、拳銃を対岸まで投げるのは人間の力では不可能です。

そこで善文は、竹を利用しました。そり曲がった状態にさせた竹の先端に拳銃を引っ掻け、真っ直ぐに戻ろうとするその反動を利用し、拳銃を対岸へ飛ばしたのです。
 
 
昨晩、ホテルの管理人は、コテージの道の蛍光灯を取り替えていました。その時、美帆のコテージから飛び出す人影を見たと証言しています。

その時刻は、優が殺害される30分も前のこと。つまり、先に殺害されたのは美帆だということです。
 
 
みんなが駐車場で聞いた銃声は、善文の納屋から発見された『スズメオドシ』を使ったものです。

それは、秋に実った稲を食べにくるスズメを、花火を使って追い払うために使う道具です。この辺りでは、サルを追い払うために使うこともあるようです。
 
 
動機は、何十億もの財産がある家へ嫁いだ美帆が、自分に何もしてくれなかったことが悲しかったため、でした。

エピローグ

後日。コナンは事件以来、すっかり元気を失ってしまった蘭を心配していました。

「蘭ねえちゃん、今夜は美味しいものでも食べて元気出そうよ。なんなら僕が作ってもいいよ！　この間、テレビの料理番組で、一味違うカレーの作り方をやってたんだ」

「ダメダメ、カレーはダメよ！　結構カロリー高いんだから！」

蘭は、結婚式から帰って来たあと、体重を計ったら２キロも増えていたと打ち明けます。

蘭の落ち込んでいた理由を知ったコナンは、呆れつつもほっと息をつきます。

そこへ園子が現れ、体重が３キロも増えてしまったと眉をハの字にして訴えます。

こうして蘭と園子は、ダイエットに目覚めたのでした。

（やれやれ……。心配してこっちが痩せちまうぜ……）

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。