名探偵コナン第646話のネタバレ!幽霊ホテルの推理対決(前編)

シーズン17

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第646話「幽霊ホテルの推理対決(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第646話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第646話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第646話
■ 事件ファイル名:
幽霊ホテルの推理対決(前編)
■ 放送日:
2012年2月18日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Miss Mystery(BREAKERZ)
EDテーマ 悲しいほど今日の夕陽きれいだね(grram)
■ BACK:
第645話「死ぬほど美味いラーメン(後編)」
■ NEXT:
第647話「幽霊ホテルの推理対決(後編)」

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名探偵コナン第646話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

鈴木 園子
CV:松井菜桜子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

世良 真純
CV:日髙のり子
探偵。

昼川 利子
CV:達依久子
49歳。主婦。

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名探偵コナン第646話|あらすじ

園子は、蘭が空手の関東大会で優勝したらケーキバイキングを奢ると約束していた。
そしてその約束通り、蘭は大会で優勝したのだった。

後日。
コナン、蘭、園子は、ケーキバイキングを食べるため、バスで杯戸ホテルへ向かっていた。

園子「新一君は何て言ってた?優勝報告のついでに例の返事、言ったんでしょ?

蘭「返事って?

園子「ほ~ら~。ロンドンで告られたやつの返事よ

蘭「優勝したのを伝えたけど、あの返事はまだっていうか、優勝報告もメールでしちゃったし、なんか直接話しづらいかなって

園子「なーにやってんのよアンタ!あれから何日経ったと思ってんの!

蘭「さ、さぁ?何日でしょう・・

園子「きっと新一くん、今頃「あぁ、蘭のヤツ何故俺の気持ちに応えてくれないんだ。まさか他に愛しい人でもいるのではあるまいか。おぉ!そうだとしたら破滅だ!泣くしかない!この涙が枯れ果てるまで」な~んて思い詰めてるかもよ?

蘭「まさかぁ

コナン(ってか俺、そんなかよ・・

園子「ぼやぼやしてると新一くん心移りしちゃうよ。彼、性格あんなだけど、意外にモテるしさぁ

コナン(あんなって・・

園子「ある日突然、強力なライバルが現れちゃうかもしれないわよ~?

その時、園子はお尻を触られたらしく、「この人痴漢です!」と言って相手の腕を掴み上げる。
そして、園子から懲らしめてと頼まれた蘭は、痴漢に足蹴りしようとする。
しかし、蘭の蹴りは痴漢によって止められ、逆に回し蹴りされそうになる。
蹴りを受けたらマズいと判断した蘭は後方に飛び退く。
痴漢はジークンドーの使い手だった。
ジークンドーとは、カンフーにボクシング、柔道、レスリング、サバット、合気道など様々な技を取り入れた武術のことだ。

コナンは、痴漢が別の人物だと園子に伝える。
コナンは、園子が痴漢だと疑った人物が、本物の痴漢の手を掴むところを目撃していた。
そして、本物の痴漢は園子に謝罪すると、バスを降りて行った。

蘭は、ジークンドーの使い手の青年に、確認せずに蹴りかかったことの謝罪をする。
笑顔で蘭を許した青年は、蘭に行先を尋ねる。
蘭が杯戸ホテルだと伝えると、青年もそこへ行くところだったという。

杯戸ホテルへ到着し、コナンたちはフロントで青年と別れ、ケーキバイキングを食べに行くことにした。
ケーキバイキングのカフェがある2階に移動するため、コナンたちはエレベーターに乗ろうとする。
その時、ちょうどエレベーターから降りてきた昼川利子は、「この別館のエレベーターではカフェに行けない」とコナンに知らせる。
蘭は利子に感謝を伝え、本館にあるカフェへと向かうことに。

利子は連れの男女と合流すると、男性から"彼"について尋ねられる。
利子は、「最初はいつも通り酔っぱらって悪態ついてましたけど、強い口調で叱ったら泣き出しちゃって」と報告する。
そして、その泣き出した"彼"は、「酔いが覚めたら皆様に謝って罪を認めるから部屋に来てくれ」と言ったらしく、利子たちは懺悔を録音するため、車に乗って録音機器を買いに行くことにした。

一方、コナンたちは無事にケーキバイキングのカフェへとたどり着いた。
しかし、予想以上の客が押し寄せたため、ケーキバイキングはすでに締め切られていた。
園子がカフェのスタッフに文句を言っていると、ドーンと大きな音が聞こえてきた。
その直後、女性の悲鳴が聞こえたため、コナンは音がした駐車場へと駆け出した。

駐車場では、利子たちが呆然と立ち尽くしていた。
そして、その視線の先には、頭から血を流した男性が倒れていた。
利子は、車をバックさせた途端、男性が上から落ちてきたと証言する。
その直後、利子は屋上に不審な人影が見えたと話す。

そこでコナンは、蘭と園子に警察を呼んで駐車場で見張るように指示し、利子たちと屋上へ行ってみることにした。
エレベーターは前後二つ扉のタイプで、扉にもたれていたコナンは転びそうになる。
利子は、怖いと言って屋上へ行くことを躊躇する。
しかし、屋上に人影はなく、縁には上着の上に揃えた靴が置かれていた。

利子の連れの男性は、状況から見て自殺だと判断する。
利子は、自分が言葉で追いつめたせいで"彼"は自殺してしまったと悔いる。
しかし、コナンは殺人だと判断する。
そして、屋上に現れたジークンドーの使い手の青年も自殺ではなく殺人だと指摘した。

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名探偵コナン第646話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第646話|謎解き

【謎解き①】
割れたガラスの窓の下の壁と床の境目に大量のペンキが付着していた。

【謎解き②】
エレベーターが最上階についた時、利子は怖いと言って屋上へ行くことを躊躇した。

名探偵コナン第646話|ネタバレ

青年は、これまでに何件も投身自殺の現場を見てきたが、靴を履いていない遺体はなかったと話す。
そして、屋上に靴を揃えて置くのは、映画やテレビが作り出したキーワードだと説明する。
さらに、転落死した男はかなり泥酔しており、酔いが醒めるまで時間をくれと言っていた。
そんなフラフラな状態で上着を脱いでその上にきちんと靴を揃えて置くなどあり得ない。
となると、投身自殺に見せかけるために犯人がわざわざ靴を揃えたとしか考えられない。

利子に何者かと尋ねられた青年は、世良だと名乗る。
そして、コナンと同じ探偵だという。

その後、目暮警部ら警察が到着し、捜査が始まった。

事件直後、エレベーターと階段を見張っていた警備員の話によると、別館に出入りしたのはコナンたちだけだった。

亡くなった男性は、利子たちが"彼"と呼んでいた人物で、名前は上住貞伍。
上住は杯戸ホテルのオーナーの息子で、マスコミを避けるため特別に別館の部屋を使っていたという。

目暮警部は、振り込め詐欺の首謀者として上住を一度捕まえたが、証拠不十分で釈放され、週刊誌を騒がせていることを明かす。
先週、上住はマスコミ相手に大暴れし、別館の6階の窓ガラスを割ってしまったという。
そのおかげで別館に泊まる客が減り、ホテル側もこれ以上上住を置いておくことができないと判断し、別館の改装を機に上住を海外に移住させるつもりではないかと噂されていた。
そして、振り込め詐欺の被害に遭った利子たちは、海外に逃げられてしまう前に謝罪してもらおうと上住に会いに来たようだ。

利子は、以下のように証言する。
利子が上住の部屋を訪ねた時、突然上住が泣き出し、「罪を認めて謝るから、酔いが醒めるまで時間をくれ」と言った。
そのことを連れに報告し、上住の懺悔を録音することになったため、連れと一緒に車に乗って録音機器を買いに行こうとした。
駐車場に止めてあった利子の車に乗り、車をバックさせた途端、目の前に上住が落下してきた。

高木刑事は、上住と車を糸で繋ぎ、引っ張って転落させた可能性があると考える。
しかし、コナンは転落後に遺体や車に近づいた人物がいないことを証言する。

上住が転落して大騒ぎになり、コナンたちがエレベーターで屋上へ向かった後、世良も屋上へ向かうためエレベーターを待っていた。
その時、6階と2階でエレベーターが止まったことを世良は打ち明ける。

別館にはエレベーターが2機あるが、動いていたのは1機だけだった。
目暮警部は、別館にまだ誰かが潜んでいる可能性があると考える。
しかし、捜査員が隈なく探しているが見つかっていなかった。

別館やエレベーターの防犯カメラは、以前上住が暴れた際にスプレーで塗りつぶしてしまい、真っ暗で何も見えない状態だった。

その時、利子たちは別館に幽霊が出るという噂話を目暮警部に伝える。
夜中に誰も乗っていない老人の車椅子が別館の中を徘徊しているというのだ。
目暮警部は、誰も乗っていない車椅子がどうして老人のものだとわかったのか尋ねる。

利子は、振り込め詐欺に遭った母がショックで体を壊して入院してしまい、父が別館に部屋をとって毎日上住の部屋の前で頼んでいたことを打ち明ける。
しかし、母が病院で亡くなったことを知った父は、その日の夜に泊まっていた部屋で自殺を謀ったという。
身体が不自由だった父がホテルで貸し出していた電動車椅子に乗っていたため、そのような噂が流れたのだと利子は推測する。
高木刑事に尋ねられ、利子は父が泊まっていた部屋は2階だと答えた。

目暮警部と高木刑事は、別館の2階で捜査していた千葉刑事と合流する。
千葉刑事は、発見時にまだ動いていた車椅子のことを目暮警部に伝える。
その車椅子の車輪には妙な釣り糸がついており、ホテル側の証言で上住が借りていた電動車椅子だということが判明した。
上住は、電動車椅子に乗って別館中を走り回っていたという。

高木刑事は、幽霊騒ぎも上住の仕業かもしれないと考える。
今日訪ねてくる利子たち被害者を、自殺した老人が泊まっていた2階で、無人の車椅子を釣り糸で操って脅そうとした可能性があるのだ。

車椅子の車輪にとりつけられた釣り糸は随分と長く、先端には切れた輪ゴムが数本ついている。
そして、足掛けには何かにぶつかったような傷がついていた・・。

まとめ

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第647話「幽霊ホテルの推理対決(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第646話「幽霊ホテルの推理対決(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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