コナン変な子(名探偵コナン433話)ネタバレ!犯人やトリックも
こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第433話「コナン変な子」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。
ネタバレ
コナンはいつものように麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。
犯人はこの人!
犯人は、秘書の三上透です。
殺害の動機は、自分の書いた小説を修の名前で発表されたことによる恨み。
そして証拠は、三上のブレザーのボタンがソファーの裏に修の唾液付きのガムで貼り付けられていたことでした。
小五郎たちと喫茶店で会った時、三上のブレザーには確かにボタンがついていました。つまり、喫茶店で小五郎と別れてから再び小五郎と合流するまでの間に修の部屋を訪ねていたということです。
こうして言い逃れができなくなった三上は、修を殺害した罪を認めたのでした。
犯人の行動と密室トリック
部屋の鍵を持っていたのは千佳と隆で、犯人の三上は持っていませんでした。しかし、鍵がなくても部屋に入ることは可能だったんです。
夕方、喫茶店の表で小五郎たちと別れたあと、三上はマンションの屋上へ行きました。そこで修の部屋に届く長さの糸を垂らしておきます。
そして修の部屋に行って玄関の鍵を修にあけてもらって室内に入り、用意しておいた毒物をコーヒーの中に入れてそれを修に飲ませました。
修が息絶えた後でパソコンに遺書を残し、先ほど屋上から垂らした糸を窓から室内に引き入れ、その糸を壁に貼ったスケジュール表のテープで軽く止めておきます。
机に置いてあった鍵を使って玄関の扉を施錠し、その鍵を持ったまま再び屋上へ行きます。そして手すりに結んであった糸を解き、その糸に鍵を通して室内へ送り込みます。
こうして鍵は机の上に戻され、密室が完成しました。が、やはりコナンくんはこの『少しだけ開いた窓』を見逃しませんでしたね!
ちなみに、隆のポケットから出てきた毒物は三上が忍ばせたものです。修と隆が言い争いをしている隙にこっそりポケットに入れていたのです。
上下逆に握られた笏の意味
遺体発見時、被害者の修は笏を上下逆に握っていました。これは、修が小五郎に宛てて残したダイイングメッセージでした。
修のエッセイには、『他人から見れば取るに足らない馬鹿馬鹿しい仕掛け。誰もが見ているのに誰も気づかない私だけの楽しみ』と書かれています。
そして修の本棚に並んだ作品のタイトルは、『鶏と小鳥とワニ』、『神か?狼か?』、『蜜と罪』、『ママが私にしたワガママ』です。
何かお気づきになったでしょうか。これらのタイトルは全て『新聞紙』と同じように、上から読んでも下から読んでも同じ回文になっているのです。
修の小説の中にも、『泣くなパパ泣くな』や『ダメだ定めだ』など、ちょくちょく回文が登場しています。修は、小説の中にそっと回文を忍ばせることを秘密の楽しみとしていたのです。
つまり、修は笏を上下逆に握って回文のことを教え、名前が回文になっている人物こそが犯人だ、と伝えていたのです。
エピローグ
後日、探偵事務所では。原稿用紙につらつらとペンを走らせる小五郎は、なんと、小説の執筆中!
しかし、終盤に差し掛かったところで小五郎のペンは止まってしまいました。彼が書いているのは実録物なのですが、肝心のラストの解決部分の記憶がないのです。
うーん、と頭を抱える小五郎を尻目に、コナンは『眠ってるだけなんだから当たり前だろ』と心の中で呟きます。
そこで小五郎はハッと閃き、『コナン変な子』というのはどうだ、と発言。つまり、回文だと言いたいのです。
コナンは呆れながらも、曖昧に笑って誤魔化したのでした。
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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第433話「コナン変な子」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。
高木×佐藤の会話が好きなので、佐藤刑事の登場だ~!とわくわくしていたのですが、あまり出番はありませんでした(泣)
今回の被害者は小五郎に宛ててダイイングメッセージを残してましたが、全く伝わらず、本当に無念でしたね。
ネタバレには書いていませんが、小五郎は笏の素材である櫟(イチイ)の漢字を『木』と『楽』に分解し、それを逆に並べ替えて『ラッキー』と読みました。そして親父が死んでラッキー、と口走った隆が犯人だと推理していました。
ラッキーが犯人だったら、愉快で面白かったと思います(笑)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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