名探偵コナン第725話のネタバレ！怪盗キッドと赤面の人魚（後編）

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

名探偵コナン第７２５話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第７２５話｜事件ファイル概要

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名探偵コナン第７２５話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・鈴木　園子
CV：松井菜桜子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

・世良　真純
CV：日髙のり子
蘭のクラスに転校してきた。新一と同じ高校生探偵。

・鈴木　次郎吉
CV：永井一郎
園子の伯父。鈴木財閥相談役。

・怪盗キッド
CV：山口勝平
宝石ビッグジュエル探し求め、世界中を騒がせている怪盗。

・中森　銀三
CV：石塚運昇
警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査係警部。

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名探偵コナン第７２５話｜あらすじ

（前編の内容）
ベルツリー急行で展示するはずだった怪盗キッドが狙う宝石「赤面の人魚（ブラッシュマーメイド）」が延期されながらも展示されることになった。
コナンは、蘭、園子、世良とともに、鈴木大博物館へやってきた。
いつものように万全の態勢でキッドを待ち受ける鈴木次郎吉相談役と中森警部。
しかし、キッドが予告した時間になると、カーペットが引き上げられ水槽を隠した途端、一瞬にして宝石を背に纏った亀が巨大な水槽から消えてしまった･･。
キッドが水槽に残したカードのトリックに気づいたコナンだが、鉄壁の水槽から亀と宝石を盗んだ手掛かりは何一つ掴めていなかった。（前編へ）


（後編のあらすじ）
機動隊員は、シャンデリアに仕掛けられたウインチを発見し、中森警部に報告した。
そして天井や壁には、細い糸状のようなものを埋め込んでいた痕跡が見つかった。
恐らくキッドは、ウインチに繋げた糸をシャンデリアの支柱をつたって天井や壁に這わせてカーペットに結わえ付け、糸を引っ張り切り込みを入れたカーペットを捲り上げたのだろう。
さらに、「スリー、ツー、ワン」というキッドのカウントダウンが録音されたＩＣレコーダーもウインチの側で発見された。

関係者全員の身体検査が終わったが、宝石も亀も見つからなかった･･。
しかし、園子はキッドが蘭に変装していると疑っていた。
園子は、カーペットが捲れ上がる直前、蘭が自分たちから離れた場所へ移動したことに気づいていた。
それは、カーペットが捲れることを知っていて、巻き込まれないように避難したと想像できる。
しかし蘭は、その時園子に時間を聞かれ、携帯で確認しようとしたが、携帯の画面が真っ暗になってしまい、電波が悪いと思い窓の方に２、３歩移動したと話す。

蘭の話を聞いていたコナンは、「赤面の人魚」にくっついていた金のネックレスの留め金が錆びていなかったか次郎吉に確認した。
案の定、留め具は鉄製で錆びており、あとで純金の留め金に交換しようと思っていたと次郎吉は話す。

コナンは、キッドが「赤面の人魚」を盗んだのではなく、皆の視界から消しただけだと推理した。

コナン（人の心を巧みに操って。しかもヤツはまだ気づいてねェ。大きな思い違いを抱えたまま、まだそいつに成りすましていることに･･）

その後、次郎吉は特別展示室から全員撤収するように命じた。
全員の身体検査をしても見つからず、すでにキッドは宝石を博物館の外へ持ち出してしまったと考えたのだ。

中森警部「しかし、この水槽からヤツが宝石亀を盗んだ方法の糸口くらい見つけないと･･」

小五郎「まあまあ。もう夜の１０時過ぎだから、とりあえず捜査は日を改めてってことで」

園子「そうそう。もうお腹ぺっこぺこだしさァ」

そこでコナンは、腕時計型麻酔銃を使って小五郎を眠らせようとする。

コナン（よーし。オッチャンを眠らせて･･）

しかし、コナンは蘭に抱きかかえられてしまった。

蘭「ほらコナンくん、もう帰るってさ！」

バランスを崩したコナンが放った麻酔針は、小五郎ではなく園子に命中してしまった･･。

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名探偵コナン第７２５話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第７２５話｜謎解き

【謎解き①】
蘭が折り畳みの携帯電話を開いた時、画面が真っ暗になった。

名探偵コナン第７２５話｜ネタバレ

コナンは、蝶ネクタイ型変声機で園子の声を使い、推理を話し始めた。

「赤面の人魚」を背負った亀は盗まれたのではなく、ただ単にみんなの視界から消えただけだ。

コナンは、小五郎にライターを水槽の真上から落とすように指示した。

コナンに言われた通り、小五郎は水槽の真上からライターを落とす。
しかし、いくら待っても水槽の中にライターは落ちてこない。

小五郎が脚立を上って水槽の中を覗くと、ライターは「赤面の人魚」と書かれたプレートにくっついていた。

プレートは強力な磁石になっていたのだ。

そのため、点火部分が鉄で囲われているライターは、プレートの磁石に引き寄せられてくっついたというわけだ。

小五郎「しかし、これが磁石だとしても、宝石亀が消えた謎は解けねェんじゃねェか？」

中森警部「そうだな。まさか、あの亀が磁石にくっつくわけじゃあるまいし。宝石の周りの飾りはネックレスがゴールドで、金は磁石にくっつかんし。もしくっつくとしたらネックレスの留め金ぐらいだが･･」

亀のお腹にはたくさんダイヤがついていた。
そのダイヤが全て合成ダイヤだとしたら、磁石にくっつくこともあると考えられる。
それは、合成ダイヤを作る際に使う熔材の中に含まれる鉄が、インクルージョンとして結晶中に取り込まれる場合があるからだ。

亀は水の中におり、磁力だけで固定することは無理だとしても、プレートの裏に引き寄せることくらいはできたはずだ。
さらにキッドは、亀をプレートに引き寄せるだけで十分な仕掛けを使っていたのだ。

小五郎は、プレートにくっついたライターをとろうとした。
すると、磁石だけではなく、プレートの裏側部分に粘着物がとりつけられていた。

キッドは、亀をプレートの裏へおびき寄せるため、エサをまいたのだ。
そのエサに砂鉄を混ぜることにより、エサは磁石に引き寄せられてプレートの裏へくっつく。
嗅覚が鋭敏な亀は、エサを食べるために水槽の底からガラスに沿って浮上し、まんまとキッドの仕掛けた罠にハマったというわけだ。

キッドは、あらかじめエサをまく仕掛けをシャンデリアにつけ、カーペットで水槽を覆った時に作動させた。

亀の体長は１０センチ程度で、プレートの大きさなら亀はすっぽり隠れて前からは見えない。

中森警部「プレートの裏に亀が貼りついていたんなら、なんで今いないんだよ？水を抜いて探しまくったのに」

それは誰かがこっそり剥がして、今も懐に忍ばせているからだ。

全員が身体検査を受けたといっていたが、一人だけ身体検査を免れた人物がいるのだ。

それは、ボディーチェックが始まる前に頬をつねられて、キッドの変装ではないことを証明した次郎吉だ。

本当に宝石亀がいなくなったかを確かめるために水槽の金網を開けさせ、脚立に乗って水槽の中を覗いた次郎吉なら、ガラスに貼りついた宝石亀を剥がして上着の内ポケットに隠すことはできたはずだ。
次郎吉の体に遮られて、後ろにいた者たちからは見えなかったのだ。

中森警部は、次郎吉の内ポケットを調べるため、手を突っ込む。
すると、中森警部の指は亀に噛みつかれてしまった。
中森警部が手を振ると、亀は宙を舞い、蘭の手元に収まった。

蘭「亀いた！良かった、まだ元気そう！」

中森警部は、次郎吉の頬を引っ張る。
しかし、次郎吉はキッドではなく、本物の次郎吉だった。

次郎吉が亀を懐に入れて隠したわけは、キッドの残したカードにあったのだ。

そのカードには「亀の名前はポセイドン。イタリアがギリシャ神話より銘打つとはこれ如何に。模造の人魚を背負いし亀に赤面させられませぬようにご注意を。怪盗キッド」と書かれていたのだ。

つまり、「磁石にくっつく合成ダイヤまみれの亀が、本物の赤面の人魚を背負っているとは思えない。亀の名前はギリシャ神話のポセイドンだが、飼い主がイタリアの女優ならローマ神話の海神ネプチューンと普通は名付けるはず。そんな胡散臭い宝石亀を高額で買わされたことを知られたくなければ、こっそり回収するのが賢明ですよ」ということだ。

中森警部は、次郎吉を睨みつける。

中森警部「ったく、だから何度も撤収しろって言ってたんだな･･」

小五郎は、肝心のキッドの行方を尋ねる。

仕掛けは全てリモコンで遠隔操作できるものばかりで、操作は入り口に押し寄せた客に紛れてやっただろうから、キッドは今頃スキップしながら帰路についていると判断された。


その後、コナンは、蘭、園子、世良とともに博物館の廊下を歩く。

蘭「でもスゴいよ園子。久々の推理クイーンだったね」

園子「え、うん。まぁね！（全く覚えてないんだけど･･）」

途中、蘭と園子はトイレへ立ち寄り、コナンと世良は二人で歩く。

世良「でもさぁ、さっきの推理不十分だと思わないか？」

コナン「え？」

世良「あの仕掛けで亀の体はプレートの裏に隠せたとしても、宝石についてた長いネックレスが垂れ下がって、プレートからはみ出しちゃうと思うけど･･」

コナン「たぶんキッド自身も強力な磁石を持ってたんだよ。それでプレートからはみ出てるネックレスの留め金をガラス越しに磁石に吸い付けて、くるっと回してから離してプレートの磁石にくっつけて隠したんじゃないかな」

世良「でも、いつそんなことを？」

コナン「水槽をカーペットで目隠しした時に決まってるじゃない！次郎吉おじさんの足元にカードを打ち込んだのもたぶんその時。カーペットに包まれた人たちはもみくちゃになってたから、あの中にキッドがいて何をやったとしても怪しまれないだろうしね」

世良「なるほど･･」

【謎解き①】
コナン「その証拠に、蘭ねぇちゃんの携帯が開けた途端に真っ暗になったでしょ？二つ折りの携帯電話は、磁石で開閉してるのもあるから、あの時蘭ねぇちゃんの側に強い磁石を持った人がいたんだと思うよ。だから蘭ねぇちゃんの携帯が磁力を受けて閉じられたと勘違いして液晶画面が消えたんじゃない？」

世良「うーん、でもあの時蘭ちゃんの側にいたのは･･」

コナン「ボクと、園子ねぇちゃんと、オメェだよ、怪盗キッド！」

キッドは、世良に変装していたのだ。

キッド「どこで俺の正体に気づいたんだ？」

コナン「きっかけはさっき言った磁石。蘭が携帯を開いた時、一番側にいたのはオメェだったからな。あの時オメェ左手に磁石を握ってたんだろ？ま、オメェが最初に次郎吉のじいさんの頬をつねったり、ボディーチェックを組になってやろうと提案しなきゃこのトリックは成立しねェし、最もそのおかげでオメェがキッドだと確信したんだけどな」

キッド「あん？体型は大して変わんねェんじゃ･･」

コナン「ボディーチェックを一緒にやろうと蘭たちに誘われて驚いてたのも、自分が蘭たちより年上だと思ったのも、世良が一学年上の男だと思ったからだろ？普通同級生の男なら呼び捨てかクン付け。"世良さん"とは呼ばねェからな」

キッド「てことは、こいつ女の子だったのかよ？」

コナン「あぁ。ま、この前のベルツリー急行の時に世話になったし、今回は何も盗んでねェから見逃してやるよ。"オレはね！"」

キッド「はぁ？"オレは"？って･･？」

その時、世良が廊下を猛スピードで走ってきた。

そして、世良はキッドに飛び蹴りを食らわせた。

世良「よくもボクにスタンガンを！」

キッド（そーいや、パンツがやけにローライズだったような･･）

蘭と園子は、世良を追って走ってきた。

蘭「世良さん、下着下着！」

園子「丸見えよん！」

キッドは白煙とともに姿を消した。

ハンググライダーで飛び立つキッドは、世良に蹴られた頬を押さえていた。

世良は、キッドに奪われた帽子を拾い、嬉しそうに微笑んだ。

世良（ま、これさえ戻ってくればいっか）

園子「でもさぁ、なんで男子トイレで捕まってたわけ･･？」

世良「実はね･･」


（エピローグ）

園子「えぇー！？女子トイレが混んでたから男子トイレに入ったぁ！？まじで？」

世良「だって早く済ませたかったし、元々ボク女の子に見えないしな」

コナン（そりゃキッドも勘違いするわな）

蘭「そういえば世良さん、その帽子のこと何か聞いてなかったっけ？」

世良「あぁ。これを拾った時に怪しい男を見なかったかって聞きたかったんだけど」

蘭「ううん。別に見なかったけど。お気に入りの帽子なの？」

世良「あぁ。死んだ兄がよくこういうの被ってたからボクも真似して」

蘭・園子「へぇ～」

世良「でもさ、君が拾ってくれたコレには、なぜか兄がよく帽子につけてた形がついてる気がするんだよ。そんなこと、あるわけないのにな･･」

アニメ名探偵コナンを動画で見る方法

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アニメ名探偵コナンは、2024年10月18日時点で、第1話から第1053話まで配信されています。

Huluで視聴する ※本作品の配信情報は2024年10月18日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluの公式サイトをご確認ください。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。