名探偵コナン第171話のネタバレ!暗闇の中の死角

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第171話「暗闇の中の死角(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵で、コナンの本当の姿。

妃 英理
CV:高島雅羅
小五郎の妻で蘭の母。現在小五郎とは別居中で、妃法律事務所の弁護士。新一の母親の工藤有希子とは同級生で友人。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

新出 義輝(あらいで よしてる)
51歳。開業医。

新出 陽子(あらいで ようこ)
CV:弘中くみ子
46歳。義輝の妻。

新出 智明(あらいで ともあき)
CV:堀秀行
25歳。義輝の息子。医者。

保本 ひかる(やすもと ひかる)
CV:平松晶子
22歳。新出家のお手伝い。

新出 ミツ(あらいで みつ)
CV:水原リン
74歳。智明の祖母。

新出 千晶(あらいで ちあき)
義輝の前妻。智明の実の母親。

昌江(まさえ)
陽子の友人。

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(前編)のストーリー

コナン、小五郎、蘭は、新出医院の医師・新出義輝に招かれ、夕食を食べに行くことになりました。

しかし、一瞬の停電のあと、浴室から義輝が遺体となって発見されました。

通報を受けて駆けつけた目暮警部は、入浴中に感電死した不幸な事故と判断します。

しかし、コナンの指摘で不審な点が多いことに気づいた目暮警部は、全員に停電中のアリバイを確認しました。

すると義輝の息子・智明がバスケ部のコーチとして帝丹高校に行っていたことが判明しました。

コナンはここ最近、蘭が空手の強化練習と言って嬉しそうに出かけていたのは、智明に会うためだった、という疑いを持つのですが──。(前編へ)

あらすじ

ひかるは腕に火傷を負っていて、ミツは足の裏に怪我をしていました。

診察室で二人の治療をすることにした智明に、蘭は手伝いを申し出ました。
 
 
その後、陽子が電話していた相手の昌子という人物に連絡がつき、停電中もずっと陽子が電話していたのは確かでした。

停電してから灯りが点くまでの間は1分ほどです。目暮警部は、台所からブレーカーのある場所までの距離を考え、1分はかかりすぎだと首を傾げます。

陽子は、ブレーカーを確認しに行ったひかるがまだこの家に慣れていないため、時間がかかってしまったと話します。

ひかるがお手伝いとして雇われたきっかけは、医大生だった智明がひかるの担当医となったことでした。

智明の母・千晶は、4年前に飲酒運転で事故を起こして他界しています。陽子は、千晶が普段お酒を飲まなかったため、今でも信じられないといいます。
 
 
その後、コナンの提案で、停電中の全員の行動を再現することになりました。

この結果、ひかるがブレーカーを上げるまでの時間は、34秒しかかかりませんでした。

コナンは、二階の廊下で割れた陶器の破片を発見しました。その破片には、わずかに血痕が付着しています。

そして二階のひかるの部屋を調べたコナンは、犯人の正体を突き止めました。

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ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で眠らせた小五郎を浴室に運んで欲しいと目暮警部に頼みました。

そして台所に集まっていた家の者たちに、『小五郎が犯人の正体を突き止めたが、それを明かす前に風呂に入るようだ』と伝えます。

それから20分後、再び停電が起こりました。陽子は懐中電灯をひかるに手渡し、ブレーカーを見てくるように命じます。

ひかるが台所を出て廊下を走っていると、突然灯りが点きました。高木刑事がブレーカーを操作していたのです。

そして浴室には、電気髭剃りを手にした陽子の姿が……。

陽子は、真相を掴んだ小五郎を殺害し、自ら第一発見者になるつもりだったのです。

犯人は、義輝の妻・新出陽子です。

まず陽子は、タイマーでショートする仕掛けを作り、停電を起こしました。

そして暗闇の中、ペンライトの灯りを頼りに風呂場を訪れ、義輝が浸かっているバスタブの中に延長コードを入れました。

こうしておけば、誰かがブレーカーを上げるだけで自動的にショック死するという訳です。
 
 
陽子は、停電前から灯りが点くまで『友人と電話していた』と証言していました。

しかしそのアリバイは、この家の電話の子機と携帯電話を懐に忍ばせておけば、簡単に作ることができます。

親機と違って子機はコードレスです。さらに親機には、停電時も使用可能な充電池が組み込まれたタイプです。

陽子は、ひかるが台所を出た直後、受話器を子機に持ち替えて風呂場に向かいました。

そこで携帯電話を使ってこの家に電話をかけ、キャッチホンを装って会話を一旦中断し、風呂場に入りました。

そしてコンセントに差しておいた延長コードを掴み、義輝にライトを向けながらこっそりコードを湯の中に入れました。

あとは再び子機で会話をしながら台所の前に戻り、親機に持ち替えて電気が点くのを待っていました。

ひかるがブレーカーを上げた後、すぐに漏電遮断器が落ちました。それは義輝が掴まっていた手すりから漏電し、義輝がショック死したためです。

陽子の計画では、電話で自分のアリバイを作り、その自分が廊下を塞ぐことによって他の人たちのアリバイも成立させるはずでした。

しかし、ひかるがブレーカーを上げるまで30秒も余計にかかってしまったため、ひかるのアリバイが成立しなくなってしまいました。

停電した時、ひかるは台所で茶碗蒸しの器を割ってしまい、それを脇に抱えてブレーカーの所へ行く前に二階の自室に隠しに行ったのです。

隠さなければならなかったのは、義輝から『今度へまをやったら出て行ってもらう』と脅されていたためです。

ひかるの火傷も、ミツの足の怪我も、その時に負ったものでした。暗闇の中、部屋を出たミツは、ひかるが廊下に落とした器の破片を踏んでしまったのです。

ひかるが自分の部屋を往復すれば、30秒は余計にかかります。そしてミツは確実に二階にいて、台所で蘭に腕を掴まれていた智明は論外。

となると、犯行が可能だったのは陽子しかいないのです。
 
 
動機は、千晶を死に追いやった義輝への恨み、でした。

陽子と千晶は、同じ病院で看護師として勤めていた頃からの友人でした。

陽子は、千晶が事故を起こす直前に『智明を見守って欲しい』と頼まれていました。その時は何のことかわかりませんでしたが、義輝と結婚した後、千晶の日記を見つけて全てを悟りました。

義輝は、女なら見境なしに手を出す浮気男でした。そして、大切な千晶を酒におぼれさせ、死へと追いやった張本人でした……。

エピローグ

後日。蘭は、妃法律事務所で英理に教えてもらいながらセーターを編んでいました。

ここ数日、蘭が『空手の強化練習』と偽って外出していたのは、内緒で新一に手編みセーターをプレゼントするためでした。

蘭に手本を見せていた英理は、すでに2着のセーターを完成させ、『邪魔だから処分しといてくれる?』と蘭に伝えます。
 
 
それから数日後。新一の元へ蘭からの贈り物が届きました。

さっそく手編みのセーターを着てみたコナンですが、新一のサイズに合わせて作られたため、ぶかぶか……。

それでも大喜びなコナンは、新一の声を使って蘭に電話をかけ、真っ赤な顔で感謝を伝えるのでした。

そして電話する蘭の後ろで新聞を読んでいた小五郎は、英理の手編みのセーターを着ていました♪

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第171話「暗闇の中の死角(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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