名探偵コナン第117話のネタバレ!ミステリー作家失踪事件(後編)

シーズン3

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第117話「ミステリー作家失踪事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル
    ■ 話数:
    第117話
    ■ 事件ファイル名:
    ミステリー作家失踪事件(後編)
    ■ 放送日:
    1998年9月14日
    ■ 放送曜日:
    月曜日
    ■ 主題歌:
    OPテーマ 運命のルーレット廻して(ZARD)
    EDテーマ 氷の上に立つように(小松未歩)
    ■ BACK:
    第116話「ミステリー作家失踪事件(前編)」
    ■ NEXT:
    ⇒ 第118話「浪花の連続殺人事件」


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

新名 香保里(しんめい かおり)
CV:大坂史子
22歳。OL。

新名 任太朗(しんめい にんたろう)
CV:藤本譲
推理小説家。

香保里の母
CV:秋元千賀子

医者
CV:中博史

編集者
CV:中嶋聡彦、千葉一伸、巻島直樹

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(前編)のストーリー

毛利探偵事務所に推理小説家の新名任太朗の娘・香保里が訪ねてきました。香保里は、書置きを残して姿を消した両親を捜して欲しいと依頼します。

新名夫妻は二カ月前から行方不明ですが、新連載の原稿はきちんと出版社に送り届けられていました。

さっそく出版社に向かったコナンたちは、新名任太朗の原稿を見せてもらいました。すると不可解な部分がいくつも見つかり、それは助けを求める暗号となっていたのです。

新名夫妻を監禁している犯人の狙いは一体何のか──!? (前編へ)

あらすじ

任太朗が助けを求めていることがわかりましたが、コナンは犯人の狙いが何なのかわからず頭を抱えていました。

その時、出版社に大阪の服部平次から電話がかかってきました。平次もコナン同様、任太朗のセリフに隠された暗号を見抜いたようです。

解読の鍵になっていたのは『1/2の頂点』というタイトルでした。これは " セリフの一番上の文字が2つで1つになる " ということを意味しています。

それを頭に置いて原作者のセリフを読むと、『助けてくレ』となるのです。

電話を代わってもらったコナンは、残りの暗号について平次に尋ねます。しかしコナンが現場にいることを知った平次は全てをコナンに任せることにし、一方的に電話を切ってしまいました。

コナンは、先ほど任太朗から送られてきた原稿の暗号を読み、時間がないことに気づきました。早く助け出さなければ、新名夫妻の命が危ないのです。

コナンはいつも通りに小五郎を眠らせようとしますが、運悪く麻酔銃の針が編集長に刺さってしましました。やむを得ず、編集長の声を使って推理を始めようとしますが、コナンは編集長の声を知らないことに気づきました…。

そこでコナンは、小五郎と目暮警部にヒントを与えながら暗号解読へと導きます。暗号は『私が今いる所わ杯戸していホてル。二四零七号室』。つまり任太朗は、杯戸シティホテルの2407号室にいるということです。

そして先ほど送られてきた原稿には、『早く 時間がない』と書かれています。小五郎たちは、ホテルへ急行するのですが──。

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ネタバレ

ホテルへ着いたコナンは、未だに犯人の目的がわからず頭を悩ませていました。

探偵左文字シリーズの新作を切望していた熱狂的なファンの仕業なのか、人気作家の原稿料目当ての誘拐なのか…。

そうしている間にも2407号室に到着しました。高木刑事を始めとする刑事たちは、目暮警部の指示で拳銃を構えます。

その時、部屋の扉が開いて任太朗の妻が出てきました。目暮警部は妻を保護した後、部屋の中へ踏み込みました。

しかし部屋の中にいたのは医者と、ベッドに横たわる任太朗でした。香保里は真っ先に任太朗に駆け寄りました。

──が、任太朗はすでに息絶えていました。
 
任太朗の前で泣きじゃくる香保里に、妻はこれまでの経緯を話しました。

誘拐犯など初めからいませんでした。もしいるとしたら、任太朗本人だったのです。

任太朗は、『自分が答えを出す前に謎を解いた得意満面な読者の顔を見てみたい』という望みを叶えるため、ホテルに籠って執筆していました。

末期癌だった任太朗は二週間前から手が動かなくなり、やむを得ず原稿のサインにコピーを使っていたようです。

妻は、『お父さんの最期のわがままだと思って許してあげて欲しい』と香保里に伝えたのでした。

エピローグ

任太朗は、いつも小説のあとがきに『得意満面な読者の顔が見たい』と書いていました。しかし結局、誰も来ず終いでした。

小五郎は、任太朗が亡くなってしまい、小説もこのまま終わりになるだろうと考えます。しかし、任太朗がこれまで築き上げたものは受け継がれることになります。

香保里が小説の続きを書くと言い出したのです。
 
 
それから二カ月後、香保里は父親の小説を見事に完成させ、『1/2の頂点』の単行本はベストセラーになりました。

当然のようにその小説はすぐにドラマ化されて好評を博し、香保里は小説家の道を歩むことになります。

そうなった要因は、父をも凌ぐ文才も然る事乍ら、物語後半から新たに加わった左文字の助手のヘッポコ探偵とおてんば娘、そして生意気なメガネの少年の3人にありました。

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第117話「ミステリー作家失踪事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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