名探偵コナン第388話のネタバレ!薩摩に酔う小五郎(前編)

シーズン10

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第388話「薩摩に酔う小五郎(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第388話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第388話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第388話
■ 事件ファイル名:
薩摩に酔う小五郎(前編)
■ 放送日:
2005年2月14日
■ 放送曜日:
月曜日
■ 主題歌:
OPテーマ START(愛内里菜)
EDテーマ 忘れ咲き(GARNET CROW)
■ BACK:
⇒ 第387話「ストラディバリウスの不協和音(後奏曲)」
■ NEXT:
第389話「薩摩に酔う小五郎(後編)」

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名探偵コナン第388話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

徳住 有香(とくずみ ゆか)
CV:徳住有香
鹿児島日売テレビのアナウンサー。

近藤 洋介(こんどう ようすけ)
CV:楠見尚己
鹿児島日売テレビの局長。

吉留 省吾(よしどめ しょうご)
CV:鳥海勝美
鹿児島日売テレビのプロデューサー。

白石 覚志(しらいし さとし)
CV:山賀教弘
30歳。高隈酒造当主。

白石 扶美子(しらいし ふみこ)
CV:日野由利加
27歳。覚志の妻。元看護士。

折田 精一(おりた せいいち)
CV:石森達幸
60歳。高隈酒造の蔵子。

小杉 大助(こすぎ だいすけ)
CV:井上智之
22歳。高隈酒造の蔵子。

辰村 慎介(たつむら しんすけ)
CV:屋良有作
45歳。高隈酒造の専務。

前園 仁美(まえぞの ひとみ)
CV:中村千絵
25歳。雑誌記者。

新福刑事
CV:宮田浩徳
鹿児島県警の刑事。

大竹山刑事
CV:千葉一伸
鹿児島県警の刑事。

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名探偵コナン第388話|あらすじ

鹿児島日売テレビの開局記念番組に出演することになった小五郎は、コナンと蘭を連れて鹿児島へやってきた。
番組の収録が終わり、プロデューサーの吉留省吾の提案で、幻の焼酎と呼ばれる「高隈」の蔵元へ行くことになった。
その蔵元へはフェリーで鹿児島湾を渡り、垂水というところまで行くそうだ。

高隈」は完全限定生産で、なかなか手に入らない逸品中の逸品。
幻の焼酎を飲むことができると小五郎は涙を流して喜んだ。

吉留とともに高隈酒造に到着した小五郎、コナン、蘭は、当主の白石覚志とその妻である扶美子に迎えられた。
事務所に案内され、小五郎は「高隈」を試飲させてもらう。
高隈」の美味しさに涙する小五郎。

覚志は、焼酎を作ることに誇りを持っていると話す。
機械で大量生産するメーカーもあるが、高隈酒造は手作りに拘っているようだ。

焼酎造りの仕込みは、洗った米を蒸すことから始まる。
それに麹菌を混ぜ、できた米麹をかめ壺へと移し、水と酵母を加えて発酵させる。
そこへ蒸したサツマイモを加え、さらに発酵させる。
その間、温度を一定に保つことと、雑菌を繁殖させないためにかい棒で混ぜ続ける。
そして蒸留し、熟成させ、割り水をして、ようやく焼酎の完成だ。

そこへ、雑誌記者の前園仁美が取材をしにやってきた。
仁美は、取材のお願いをしていたと話すが、覚志も扶美子も聞いていないようだ。
仁美の話によると、専務の辰村慎介に仕込み作業の撮影をする約束をしたという。

覚志は、酒造りには外からの雑菌の混入が一番の害敵だと説明し、仕込み作業は誰にも見せることができないと話す。
仁美は、覚志の説明に納得した様子だ。
しかし、蔵子の折田精一と大杉大助は、取材を許可したという辰村に腹を立てているようだ。

そこへ、辰村がやってきた。
辰村は、蔵の建て替えを計画しているらしく、機械化して大量生産しようと考えているようだ。
覚志は、辰村の考えには反対のようで、大量生産すれば必ず味が落ちると強く言い切る。
仁美も大量生産はしない方がいいと覚志に同調し、蔵を出て行った。
それに続いて、小五郎たちも蔵を後にすることにした。
すると、辰村が小五郎を追って走ってきた。
高隈」の宣伝用のイメージキャラクターになって欲しいというのだ。
イメージキャラクター、「高隈」を好きなだけ送ると言われて、二つ返事で承諾しようとする小五郎。
しかし、小五郎は蘭に叱られ、悩むことに・・。
その様子を見た辰村は、鹿児島の観光案内を申し出て、美味しいものをご馳走すると提案してきた。
すると、扶美子がやってきて、「高隈」を飲んで喜んでくれたお礼として、自分に観光案内させて欲しいと名乗り出た。
こうして、扶美子に観光案内を頼むことになったのだった。

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名探偵コナン第388話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第388話|謎解き

【謎解き①】
事件前日、扶美子は辰村に健康診断を受けさせていた。

名探偵コナン第388話|ネタバレ

翌朝、ホテルまで迎えに来た扶美子に案内され、小五郎たちは鹿児島を観光する。

コナンは、どうして辰村をクビにしないのか、扶美子に尋ねてみた。
扶美子は、クビにできない理由があると呟く。

まだ酒が思うように売れなかった頃、営業担当だった辰村が懸命に売り込みに歩いてくれたおかげで、なんとかやってこられた。
それでも、薄利多売の大手メーカーの生産力には太刀打ちできず、いよいよ廃業に追い込まれてしまった。
その時、先代当主であった覚志の父と、まだ修行中だった覚志は、話し合って一つの決意をした。
これで最後だというのなら、自分たちの思い通りの原料にも作り方にも徹底的に拘った最高の酒を造って高隈酒造の幕を閉じようと・・。
そして、その酒が世の中に認められ、幻の逸品と呼ばれるようになった。

先代当主は、長年の心労がたたって、昨年の冬に亡くなった。
それから辰村は変わってしまった。
しかし、受けた恩を思うと、辰村をクビにすることなどできなかった。

扶美子は、昨夜の辰村の話を断って欲しいと小五郎に伝える。
小五郎のような有名人が宣伝に協力すれば、辰村にとっては鬼に金棒。
そうなれば、機械化しての大量生産の計画を強引に推し進めるに違いないと考える扶美子。
小五郎は、辰村の話を断ると扶美子に約束した。


時刻は18時。
観光を終えた小五郎たちは、扶美子の運転で辰村の家へやってきた。
辰村に家族はおらず、一人暮らしをしているようだ。
玄関の呼び鈴を鳴らしてもなかなか出てこないため、扶美子は玄関の扉を引いた。
すると、鍵がかかっていないようで扉は開いた。
扶美子は「ちょっと見てきます」と小五郎に伝えると、家の中へと入っていった。

突然、扶美子の悲鳴が聞こえた。
小五郎とコナンは、急いで家の中へ入る。
そこには、床にはところどころに血が飛び散っており、血がついたブロンズ像が転がっていた・・。


その後、新福刑事、大竹山刑事ら鹿児島県警が到着し、捜査が始まった。
小五郎は、辰村がくつろいでいた時に、何者かによって背後からブロンズ像で頭を殴られ、車で拉致誘拐されたと推理した。

小五郎たちが辰村の家へ到着した時、家には明かりがついていた。
となると、連れ去られたのは夕方以後ということになる。
さらに、18時に小五郎がブロンズ像の血痕を確認した時には、まだ血は乾ききっていなかった。
つまり、犯行は18時の直前だ。

その後、小五郎たちは扶美子にホテルまで送ってもらった。

小五郎「金が目的なら、犯人は必ず何か要求してくる

しかし、翌日になっても犯人からの連絡は一切なかった。

そして、さらに一日が経ち、県警に匿名で通報があった。
鹿児島市内の「てらやま公園」で、人が亡くなっているというのだ。
小五郎たちが現場に駆け付けると、辰村は頭から血を流し、車の中で亡くなっていた。
車が停められていた場所は、人が足を踏み入れるようなところではない。
通報したのは恐らく犯人で、性別不明の作った声色だったそうだ。

司法解剖の結果、辰村は2日前に殺害されていたことがわかった。
2日も経過してしまうと、殺害された正確な時間は推定できない。
しかし、夕方から夜の間であることは間違いなかった。

死因は、後頭部を鈍器でただの一撃での即死と断定された。

床に転がっていたブロンズ像の凹凸と傷の形状はピッタリ一致した。
ブロンズ像に付着していた血液も辰村の物と判明した。
つまり、凶器はブロンズ像と見て間違いない。

犯人は、殴って気絶させて辰村を連れ去ったのではなく、その場で殺害して辰村を連れ去り、公園で車ごと遺体を放置した。
そして、2日経った今日になり、遺棄現場をわざわざ通報してきた。

コナン(なにかあるはずだ。あの家からわざわざ遺体を運び出す理由が。しかも、その場所を教えてきた。一体なんのために?

鑑識の報告によると、辰村の家のドアにも窓にもこじ開けた形跡は一切なかった。
家の鍵は特殊なもので、合鍵は作れないという。

となると、犯人は辰村と顔見知りの人物。

金銭など奪われていないことから、物取りによる犯行とは考えにくい。
考えられるのは恨み。
犯人は、辰村を殺害したくなるまで憎んでいた身近な人物。

新福刑事は、高隈酒造の従業員が怪しいと睨んだ。
しかし、覚志をはじめとした従業員は、2日前の夕方から夜にかけて蔵の中で作業をしていたというアリバイがあった・・。

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
第389話「薩摩に酔う小五郎(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第388話「薩摩に酔う小五郎(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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