毛利小五郎像の秘密(名探偵コナン736話)のネタバレ!犯人やトリックも
こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第736話「毛利小五郎像の秘密」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。
資産家の片岡英介の自宅に招待されたコナン、小五郎、蘭は、ひょんなことから英介と鬼ごっこをすることになりました。これには使用人の佐田誠も参加し、怪盗K(英介)VSコナン、小五郎、蘭、佐田の勝負が始まりました。
途中で小五郎は戦闘不能となり、残った三人で英介を捕まえるべく奮闘していました。ところが、制限時間まで残り5分となった時、裏庭で亡くなっている英介が発見されました・・。
駆けつけた警察の調べで、後頭部を強打したことが致命傷になったと判明しました。そして、遺体の傍に倒れたハシゴがあることから、目暮警部は『ハシゴに登ろうとして誤って転落した事故』と断定しました。
しかし、コナンと小五郎は事故ではなく他殺だと考え、それぞれ調査に乗り出しました。その結果、コナンは犯人の正体やトリックを突き止めることができたのですが──。
それでは、コナンの推理をもとに第736話のネタバレを詳しくまとめていきたいと思います!
ネタバレ
コナンは銅像の前に関係者を集め、型麻酔銃で小五郎を眠らせて推理ショーを始めました。
事故ではなく他殺です
英介は体の後ろ側を強く打っており、その中でも後頭部の損傷が激しく、それが致命傷となって亡くなっています。
遺体の傍らに倒れたハシゴがあったことから、目暮警部は『ハシゴに登った際に誤って転落した事故だ』と判断しましたね。
では、なぜコナンは事故ではなく他殺だと確信したのでしょうか? その根拠となったのは、英介の頬についた痣でした。
実は、小五郎の銅像をよく見てみると、鼻先が少しだけ欠けていました。それは真新しい傷で、つい先ほど何かが勢いよくぶつかってできたように見えます。その”ぶつかった何か”こそが英介の頬だったのです。
しかし、英介は銅像から離れた場所に倒れていました。もし、英介がハシゴから落ちて亡くなったのなら、銅像の鼻に頬をぶつけるはずがありませんよね~。
つまり、英介はハシゴから落ちたのではなく、銅像の前で犯人に殴られたということです。
そして気絶させられたあと、発見された場所へと運ばれ、石畳に後頭部や全身を打ちつけられて殺害されました。
そのあと犯人は英介の靴跡をハシゴにつけ、そのハシゴを遺体の傍に置いて”英介がハシゴから落ちた”とみんなに思い込ませたのです。
犯人はこの人!
鬼ごっこの時、英介は自転車に乗って逃げている間にマントをフェンスに引っ掛けて端を破いてしまいました。しかし、遺体のマントは破れていませんでした。
つまり、コナンと蘭が追いかけていた怪盗Kは、英介に扮した犯人だったということです。
もちろん、最初に追いかけていた怪盗Kは英介本人で間違いありません。しかし、途中で英介から犯人に入れ替わっていたのです。
その入れ替わっていた人物、つまり犯人は使用人の佐田誠です!
トリック
もともと入れ代わる提案をしたのは英介です。しかし、佐田の目的は入れ代わりトリックを利用して英介を殺害することにありました。
佐田は、裏庭へ向かった英介を挟み撃ちにすると言ってコナンと蘭と別れ、あらかじめ用意してあった怪盗Kの衣装を身に着けました。
そして、裏庭で入れ代わろうと待っていた英介を背後から襲って気絶させ、怪盗Kとして自転車に乗ってコナンたちの前に現れました。
こうして何食わぬ顔で一人芝居し、佐田は元の姿に戻りました。そして、万が一事故ではなく他殺だとバレた時のために、コナンたちと一緒に英介の叫び声を聞いてアリバイを作りました。
この時の英介の叫び声とハシゴの倒れる音は、あらかじめ録音しておいた音声データをタイマーでセットして屋敷のステレオから流したものです。
そして、みんなで手分けして英介を捜している間に、佐田は裏庭に来て英介を殺害し、みんなが駆けつける間に偽装工作を施しました。
決定的な証拠
佐田は一人芝居をしたあと、変装道具をどこかに隠す必要がありました。
そこでコナンが注目したのは、銅像の下の隠し穴です。中は空っぽでしたが、その穴はあくまで変装道具を隠すためのバスケットボールを入れておいた場所でした。
あの時、佐田は隠し穴に入れておいたバスケットボールを取り出し、その中に変装道具を隠してコナンたちの死角に放り投げておきました。
あとで回収するつもりだったのですが、佐田にとって予期せぬ事態が起こりました。それは、迷い込んだ野良ネコがボールを行方不明にしてしまい、さらにボールの中に隠した銅像の鼻が不自然な音を立ててしまったことです。
実際に高木刑事がボールの中を確認すると、血のついたマントや白髪が付着したカツラが詰め込まれていました。これらを調べれば、佐田が犯人だという言い逃れのできない決定的な証拠となるはずです。
サブストーリー
佐田は、亡くなった前妻のことを忘れたように奔放な生活を続ける英介のことが許せず、今回の犯行に及んだことを打ち明けました。
すると由梨江は、英介が愛していたのは探偵と亡くなった奥様だけだと主張し、私と結婚をしたのは悲しみを癒すためだったと説明しました。
しかし、自分では英介の心を癒すことができないと悟った由梨江は、わざと結婚指輪を外してささやかな抗議をすることに。ところが、英介は気づきもしませんでした。
つまり、心の中に由梨江が入り込む隙間などないくらい、英介はずっと一途に奥様を愛し続けていたということだったんですね~。
エピローグ
数日後。毛利探偵事務所に途轍もない大きさの眠りの小五郎像が飾られました。それは、勝負に勝った小五郎へのプレゼントとして英介が用意していたものです。
「こんなモン作りやがって。俺はただ、あの人と勝負するのが楽しかっただけなのによ・・」
落ち込む小五郎を心配する蘭の隣りで、呆れ顔のコナンはジッと銅像を見つめていました。
(どうすんだ、これ・・)
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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第736話「毛利小五郎像の秘密」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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