名探偵コナン第674話のネタバレ！探偵たちの夜想曲（バーボン）

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第６７４話「探偵たちの夜想曲（バーボン）」：
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

contents

1. 名探偵コナン第６７４話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ
2. 名探偵コナン第６７４話｜謎解き＆ネタバレ
- 2.1. 名探偵コナン第６７４話｜謎解き
- 2.2. 名探偵コナン第６７４話｜ネタバレ
3. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
4. まとめ

名探偵コナン第６７４話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第６７４話｜事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数：
第６７４話
■ 事件ファイル名：
探偵たちの夜想曲（バーボン）
■ 放送日：
２０１２年１０月２７日
■ 放送曜日：
土曜日
■ 主題歌：
OPテーマ　君の涙にこんなに恋してる（なついろ）
EDテーマ　恋に恋して（倉木麻衣）
■ BACK：
⇒ 第６７３話「探偵たちの夜想曲（推理）」
■ NEXT：
⇒ 第６７５話「１ミリも許さない（前編）」

名探偵コナン第６７４話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・灰原　哀
CV：林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

・阿笠　博士
CV：緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

・安室　透
CV：古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。

・世良　真純
CV：日髙のり子
蘭のクラスに転校してきた。新一と同じ高校生探偵。

・沖矢　昴
CV：置鮎龍太郎
本名は赤井秀一。黒の組織から「シルバー・ブレット」として警戒されているＦＢＩ捜査官。現在は沖矢昴として工藤邸に住んでいる。

・ベルモット
CV：小山茉美
本名はシャロン・ヴィンヤード。黒の組織の幹部。口癖は「A secret makes a woman woman. (女は秘密を着飾って美しくなる)」。

・浦川　芹奈（うらかわ　せりな）
CV：桑島法子

・豊北　倫子（とよきた　りんこ）
CV：東さおり
２７歳。

・降屋　栄絵（ふるや　さかえ）
CV：笹井千恵子
３１歳。

・手川　隆代（てがわ　たかよ）
CV：根谷美智子
２９歳。

名探偵コナン第６７４話｜あらすじ

（事件編の内容）
新設した探偵事務所のホームページに一見簡単そうな依頼が寄せられた。
しかし、依頼人から会う場所を変えたいとメールが来たため、小五郎はコナン、蘭、安室を連れて、レストラン「コロンボ」へ向かったが、依頼人は現れなかった。
その後、事務所へ戻ったが、再度依頼人から連絡が入り、事務所を後にしようとした。
しかし、依頼人を小五郎に会わせたくない人物がいて、その人物がまだ事務所のトイレに隠れていると推理する安室。
すると、突然トイレから銃声が聞こえ、コナンたちが急いで駆けつけると、そこには銃口を口に入れて絶命している男と、体をガムテープで拘束されている依頼人、樫塚圭の姿があった。
その後、警察の捜査で男は自殺と判断された。
男の所持品は、小五郎へのメール以外のデータが全て空になっている携帯電話と、５千円もの小銭、そして大量の札が入った財布。
一通りの事情聴取を終え、帰宅する圭を安室が車で送ることになった。
安室の車に同乗したコナンは、圭が何か隠していることに気づいていた･･。（事件編へ）

（誘拐編の内容）
圭を自宅へ送り届けた小五郎、コナン、蘭、安室は、圭のマンションへ上がり込んでお茶を頂くことになった。
すると、部屋の中には無数の盗聴器が仕掛けられていた。
さらに、小五郎と安室が盗聴器を探していると、ベッドの下から異様な臭いがするスーツケースを発見。
スーツケースの中には、小柄な男性の遺体が入っていた。
一方、買い物へ行くと言ってマンションを出て行った圭に付いていったコナンは、車の中で睡眠薬入りのジュースを飲まされ、眠らされてしまった。
それを知った蘭は阿笠博士に連絡し、追跡メガネでコナンの後を追ってもらうことになった。
しかし、ビートルを修理に出していた博士は、その場に居合わせた沖矢昴の車に同乗させてもらうことになった。
さらに、それを聞きつけた世良も、蘭たちに合流することになった･･。（誘拐編へ）

（推理編のあらすじ）
圭に買ってもらった睡眠薬入りのジュースを飲んでいなかったコナンは、圭の正体を突き止めた。
圭と名乗る女の本当の名前は浦川芹奈。
芹奈は、３人組の銀行強盗に殺害された恋人、庄野賢也の復讐を遂げるために犯行を重ねていたのだ。
同じ頃、小五郎と蘭は、安室の助けを借りつつも事件の真相に迫り、残りの強盗犯と思われる女性の元へ向かうことに。
さらに、蘭からの連絡を受けた阿笠博士と灰原は、沖矢昴の車でコナンと芹奈の後を追跡。
世良も蘭たちに合流するべくバイクを走らせていた。
探偵事務所のトイレで亡くなった大柄の男、樫塚圭と、マンションのベッドの下に遺体となって隠されていた小柄な男の２人が強盗犯で、どちらも芹奈が殺害したと推理したコナンは、残るもう１人の強盗犯を探すため、３人の女性に会ってみようと芹奈に提案した。
そして、豊北倫子、降屋栄絵、手川隆代の自宅を順に訪ねたコナンは、誰が強盗犯の１人なのか見破った。
犯人を教えて欲しいという芹奈だったが、コナンは教えられないと答えたのだった･･。（推理編へ）

（バーボン編のあらすじ）
沖矢は、追跡メガネでコナンの居場所を確認している灰原の指示に従って車を走らせていた。
小五郎と蘭も、安室が運転する車で強盗犯の自宅に向かっていた。
蘭から話を聞いた世良もバイクに乗って安室の車を追う。

犯人が誰なのか教えないと言ったコナンは、芹奈が残りの強盗犯を殺害し、自分も自殺する気だと考えていたのだ。

コナンは、芹奈の犯行のずさんさを指摘する。
最初に殺害した小柄な男をスーツケースに隠したところまでは良かったが、遺体と一緒に盗聴器を入れたのはマズかった。
遺体を発見した時、樫塚圭が驚き恐怖する声が聞きたかったのだろうが、それでは部屋中に盗聴器を仕掛けていると教えているようなもので、逆に警戒されてしまう。
そして、小柄な男を撲殺した時に使った拳銃がグリップに血がついたまま、もう一挺の拳銃と一緒に芹奈の車のグローブボックスに入っている。
探偵事務所で樫塚圭を射殺した拳銃を含めると計三挺。
芹奈は、銀行強盗で使われた三挺を樫塚圭の部屋で見つけ持ってきたのだ。
樫塚圭を殺害した後で圭の携帯を自分のとすり替えたのも大失敗。
自分の携帯に入っていたメールや電話帳を消していたようだが、警察が電話会社に連絡すれば、すぐに持ち主を割り出せてしまうのだ。
芹奈の行動はその場しのぎで、計画性がまるで無い。
たとえ思い出のメールや写真、親しい友人の電話番号が消えようが構わない、恋人を殺害した強盗犯の３人に復讐することができたのなら、あとはどうなってもいいという感じだ。
それはこの世に未練が何もないということで、芹奈が自殺するつもりだとわかっていたコナンは芹奈についてきたのだ。

コナンは、自分の推理に納得したら強盗犯を警察に任せ、自首すると約束するならば残りの強盗犯が誰なのか教えると芹奈に話す。
芹奈は少し考えた後、わかったと約束した。

まず、コナンは強盗犯３人を捉えた防犯カメラの映像に、痩せた強盗犯の特徴が映っていたことを教える。
痩せた強盗犯がカウンターを乗り越えようとした時、最初に左足を出していた。
何かを乗り越えようとする時、最初に出るのは利き足で、利き手と利き足は同じ人が多い。
さらに痩せた強盗犯は、ガムテープの本体を右手で持って左手でテープを伸ばしていたし、仲間が発砲した時に口元に伸びたのも左手。
人は動揺した時に自分の顔を触って落ち着こうとするが、思わず出てしまうのは利き手だ。
つまり、犯人は右手で拳銃を持って隠そうとしていたようだが、本当は左利きだ。

名探偵コナン第６７４話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第６７４話｜謎解き

【謎解き①】
強盗事件の映像から、痩せた強盗犯は左利きであることがわかった。

名探偵コナン第６７４話｜ネタバレ

最初に訪ねた豊北倫子は右利きだ。
テーブルにあったカップの取っ手がイスに対して右向きだった。
そして、フライパンの柄が左でフライ返しが右なのは右手で料理しているからだ。

次に訪ねた降屋栄絵も右利きだ。
玄関のカギを開ける時、右手を使っていた。

【謎解き①】
次に訪ねた手川隆代は左利きだ。
机の上のカップの取っ手が左を向いていた。
そして、電話の左側にメモ用紙が置いてあったのは、電話中に左手でメモをとるため。
左手の影がでないように電気スタンドが机の右側についていたし、ペンもサイドテーブルも左側だった
それに、隆代はコナンたちを早く追い返すために締め切り間際のライターと言っていたが、芹奈が隆代に何度電話しても携帯の電源が入っていなかった。
いくら自宅に家電があるからといって、締め切り間際のライターが携帯の電源を切るはずがない。
それは、毛利探偵事務所で男が拳銃自殺したと知り、樫塚圭が強盗犯だと毛利探偵にバレて自殺したと思い込んだ隆代が樫塚の携帯の電話帳から警察が自分に電話してくるのではないかと恐れ、携帯の電源を切っていたのだ。

コナンにとって樫塚圭が強盗犯だと気づいた一番の決め手は、大量の小銭とお札だった。
小銭で五千円分、千円札が４７枚は、いくらなんでも多すぎる。
それは、強奪した２億円の記番号が警察に知られていたため、少しずつ安い買い物をして問題の一万円札を崩していたというわけだ。
隆代が牛丼ばかり持って帰って食べていたのも同じ理由だ。
牛丼屋さんの食券販売機は一万円札が使え、テイクアウトすれば店に留まらずに済み、顔を覚えられる危険も少ない。
コンビニやブランドショップと違って防犯カメラがついていない店も少なくない。
そういう店を選べば、後でその店で問題の一万円札が使われたとわかっても映像には残っていない。

コナン「どう？納得して自首する気になった？」

コナンは腕時計型麻酔銃を構える。

芹奈「ええ、そうね。ボウヤの推理に免じて警察に行くことにするわ。でも、その推理一つだけ間違ってたわよ」

コナン「え？」

芹奈「樫塚圭って男の部屋から持ち出した拳銃は２挺だけ。もう１挺は護身用に知り合いのガンマニアに譲ってもらった本物そっくりのモデルガンよ。もちろん弾は出ないけどね」

コナン「！？じゃあまさか･･、もう１挺の本物は･･」

その時、突然助手席のドアが開けられた。
コナンと芹奈の会話を盗み聞きしていた隆代はコナンを羽交い絞めにし、芹奈に拳銃を向ける。

隆代「そこまで知られたら黙って帰すわけにはいかないね！」

芹奈「やっぱり、あなたが･･」

その頃、灰原と博士を乗せた沖矢の車は、もう少しでコナンの元へ到着するところだった。
博士は蘭に連絡しようとするが、沖矢はそれを止める。
沖矢は、コナンがどのような状況下にいるのかわかっていない今、連絡するのは現状を把握してからの方がいいという考えなのだ。
さらに、沖矢はコナンの姿を発見しても無茶な行動に出ないようにと灰原に忠告する。

隆代は、芹奈に車を出すように言う。
なかなか動かそうとしない芹奈にしびれを切らした隆代は、運転席の窓ガラス目がけて銃を発砲。

その銃声は、近くまで来ていた博士や灰原の耳に届いた。
そして、灰原は動き出した芹奈の車の中にコナンがいることを確認した。
沖矢は、このことを小五郎に知らせるように博士に指示する。
沖矢は、事件のことを知らないこちらから警察に連絡するよりも、状況を知っている小五郎から警察に連絡してもらう方が正確なことを伝えられると考えていた。

安室の車に乗っていた小五郎は、博士から連絡を受けた。
小五郎が「青い小型車」と呟いた時、安室は対向車線を走る青い小型車を発見。
そして、スピードを緩めることなく車をＵターンさせると、青い小型車の追跡を開始した。
安室の車を追っていた世良もそれに続く。

青い車の後を沖矢の車が、そしてその後を安室、世良と続いていた。
沖矢はハンドルを博士に託すと、運転席のドアを開けて内ポケットに手を入れる。
すると、沖矢の車を安室の車が追い抜き、安室は小五郎に右側の後部座席のシートベルトを締めたままにするよう指示し、そして蘭にシートベルトを外して運転席側へ来るように指示した。
安室に言われた通り蘭がシートベルトを外すと、安室は蘭を自分の方へ引き寄せ、青い小型車を追い越した瞬間サイドブレーキを引く。
すると、安室の車は道路に対して横向きになり、後ろを走っていた青い車が助手席側へ突っ込んできた。

ぶつかった衝撃で止まってしまった青い車から、拳銃をコナンに突きつけ隆代がおりてきた。

隆代「なんなのよ？なんなのよ、あんたら！」

その時、青い車の上へ世良のバイクが飛び乗り、世良はバイクを巧みに操って隆代を弾き飛ばした。
その衝撃で気を失う隆代と呆然と隆代を見つめるコナン。

コナン（ひ･･、ひでェ･･）

世良はコナンを抱きしめ、安堵の息を漏らす。

世良「良かったぁ･･。無事だったかぁ？」

コナン（なんでいるんだ、コイツ･･）

その後、蘭もコナンの元へ駆けつけたのだった。

（エピローグ）

コナンの無事が喜ばれる中、安室、沖矢、世良にそれぞれに着信が入り、電話をとる。

近くの鉄橋の上から事故の様子を眺めていたベルモットは電話相手に伝える。

ベルモット「どうやら一応の信頼は得られたようだけど、私との約束は守ってくれるわよね？バーボン･･？」

ベルモットがバーボンと呼ぶ者は、一体何者なのか。
そして、ベルモットの電話の相手は、安室、沖矢、世良のうち誰なのか･･。