虹色の誘拐(名探偵コナン562話)のネタバレ!カバンに隠された秘密

シーズン15

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第562話「虹色(レインボウカラー)の誘拐」のネタバレを紹介しています。

事件の概要をざっくりまとめると、

とある依頼を受けた小五郎は、コナンと蘭を連れて高級バッグを扱う店『ニジムラ』にやってきました。

その時、依頼人であるニジムラの社長・仁地村正平が誘拐される事件が発生!

人質事件を専門に扱う葛城警部らSITによってすぐに非常線が張られましたが、犯人の車は発見されませんでした。

このあと、犯人の要求に従って身代金を持った沙希は特急ブルースカイに乗り、奥穂駅で電車を乗り換えました。

そして乗り換えた電車が鉄橋に差し掛かった時、沙希は電車の窓からバッグを川へ放り投げました。

それはちょうどダムが放水を開始する時間で、増水した川の流れによってバッグは流されていきました。

しばらくして、バッグは5キロ先の下流の河川敷で発見されたのでしが、すでに身代金は犯人に奪われたあとでした。

あとは人質の解放を待つのみとなったのですが、翌朝、誘拐に使われた盗難車とともに殺害された正平が発見されました・・。

それでは、コナンの推理をもとに第562話のネタバレを詳しくまとめていきたいと思います!

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ネタバレ

犯人はこの人!

犯人は、副社長の仁地村沙希でした!

そもそも、今回の誘拐には不自然な点がありました。それは人質を拘束もせず、助手席に座らせていたという点です。

つまり、この誘拐は小五郎を目撃者に仕立てた上での沙希と正平による狂言だったということです。

すぐに張った非常線に誘拐犯の車がかからなかったのは、現場のすぐ傍のガレージに隠れたからです。

司法解剖の結果、正平が殺害されたのは誘拐された直後だと明らかになっていましたよね。

となると、犯人はその時正平と一緒にいた沙希以外にはあり得ないということです。

コナンに誘き出された犯人

犯人に自ら証拠を掴ませるため、コナンは小五郎のフリをして沙希に電話をかけ、明日の朝、身代金を落とした鉄橋の下の川原で真相を明らかにするつもりであることを伝えました。

その夜、小五郎(コナン)から連絡を受けた目暮警部は、葛城警部と高木刑事とともに例の鉄橋の下の川原に身を潜めていました。

すると、突如として川の中からウェットスーツに身を包んだ謎の人物が現れました。その者はバッグを引きずって岸に上がると、バッグのファスナーを開けて中を確認し始めました。

その直後、目暮警部は対象の顔にライトを当て、その正体が沙希であることを確認しました。

そしてバッグに入っていたのは、下流に流され、すでに犯人に回収されたと思われていた身代金の一億円でした。

犯人以外に行方を知る者がいないその金を沙希が回収したということは、沙希自身が自ら犯人だと言っているようなものですね。

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カバンに隠された秘密

コナンが真相を突き止めたのは、ニジムラの商品とコピー商品の違いに気づいたからです。双方は一見似ていますが、コピーは虹色の配色の順番がひとつ違います。

コナンは下流で発見されたバッグがコピー商品だと気づき、本物のバッグに金を詰めていた沙希が怪しいと睨みました。

ダムの放流に合わせてバッグを落とせば、増水した流れに乗って下流まで流されたと誰もが考えますよね。つまり、陽動作戦というわけです。しかし、それが通用するのは本物とコピーの違いに気づいていない人物にだけです。

もし沙希がダミーのバッグにコピー商品ではなく本物を使っていたのなら、真相を見破られることはなかったのかもしれません。それをわかっていながらも、沙希は自分の子供のように愛するニジムラの商品をどうしても傷つけることができず、憎いコピー商品をダミーに使うことを選んだのでした。

犯行の動機

ニジムラの経営は、悪質なコピー商品のせいでどんどん苦しくなっていきました。それでも沙希は自分のブランドに誇りを持ち、コピー業者に負けないように頑張ってきました。

そんな時、正平がコピー業者と癒着して金を貰っていたことを知ってしまいました。それを問い詰めると、正平はギャンブルにつぎ込んで借金を作ったことを打ち明け、あろうことかその穴埋めに狂言誘拐を提案してきました。

沙希は、自分の敵であるコピー業者と手を組んでいた夫のことがどうしても許せず、計画に乗るフリをして正平を殺害することに決めました。

計画通りに事が進み、正平を殺害した後、あとは全て沙希の一人芝居でした。脅迫状を自ら自宅に投函し、駅の雑踏の中で身代金受け渡しの指示の紙を用意し、あたかも犯人がいるかのように演じたのでした。

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エピローグ

翌日、朝食を用意していた蘭はふと窓の外に目をやり、空に虹がかかっていることに気づいて歓喜の声を上げました。

コナンが蘭の声で目を覚ますと、ベッドから転げ落ちてきた小五郎の足がコナンの頭の上に乗っかり、身動きがとれなくなってしまいました。

(こっちは足がかかってる・・)

コナンの動きを制する張本人は、お腹をポリポリ掻いて未だに夢の中を彷徨うのでした。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第562話「虹色(レインボウカラー)の誘拐」のネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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