魔女の棲むお菓子の家(名探偵コナン368話)のネタバレ！犯人や動機も
こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第368話「魔女の棲むお菓子の家」の犯人や動機などのネタバレを紹介しています。
コナンと蘭を連れてお菓子の家フェアにやってきた園子は、”お菓子の鉄人三人組”と呼ばれる人気パティシエがいる洋菓子店『エクリチュール』に目をつけました。
その店内は3つのコーナーで仕切られており、パティシエの前田剛、藤野泰男、森本友美がそれぞれ客を歓待していました。
園子が片っ端からケーキを食べまくる中、コナンは藤野に誘われてケーキの飾りつけにチャレンジすることに。しかし、お菓子作りなどしたことがないコナンは力加減がわからず、ウッドチョコに傷をつけてしまいました。
お菓子作りだけではなくファンサービスも完璧な藤野は落ち込むコナンを励まし、綺麗に手直ししたものをプレゼントさせて欲しいと申し出ました。
こうして午前の部が終了し、コナンたちが外の休憩スペースで休んでいると、先ほどコナンの作ったウッドチョコのケーキを持った藤野がやってきました。その直後、店の方から友美の悲鳴が聞こえてきました。
慌ててコナンが駆けつけると、茫然と立ち尽くす友美と前田の視線の先には、頭部を強打された店長・橋垣幸子の遺体が横たわっていました。
幸子を撲殺した犯人は誰なのか。そして、犯行に使った凶器は何なのでしょうか？
それでは、コナンの推理をもとに第368話のネタバレを詳しくまとめていきたいと思います！
ネタバレ
コナンは腕時計型麻酔銃で園子を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で園子の声を使って推理ショーを始めました。
容疑者の証言
午前の部が終了したのは12時過ぎで、遺体を発見したのは12時30分頃です。つまり、幸子はその30分の間に襲われたということです。
その時間、友美は厨房で午後のお菓子を作っていたと証言し、藤野はレジで伝票の計算をしている幸子に声をかけて店を出て、コナンにケーキを届けに行ったと証言しました。
そして前田は事務所から呼び出しを受け、12時25分から10分ほど事務所に居たと証言しました。この時、事務所のスタッフはみんな食事に出ていて誰にも会わなかったといいます。
もし3人の中に犯人がいるとしたら、一番怪しいのは厨房でお菓子を作っていたという友美ですよね。しかし、友美の厨房には午後の部のキャンディがきちんと用意されており、彼女がお菓子を作っていたのは間違いありません。
だとすると、店を抜け出して事務所に行っていたという前田が犯人なのでしょうか？
犯人はこの人！
犯人は、お菓子の貴公子・藤野泰男でした！
藤野は、前田を電話で呼び出して事務所に向かわせ、友美がミキサーを使い出すのを確認して厨房を出ました。
厨房から幸子が倒れていた位置は全く見えず、藤野はこの死角を利用して幸子を殺害しました。この時、凶器として使われたのはウッドチョコに見せかけた木片です。
用意周到な藤野は、ウッドチョコより一回り小さめの木をあらかじめ厨房に用意しておき、コナンに持って行くウッドチョコを乗せたトレーの下に木片を隠しました。
そしてレジで伝票の計算をしていた幸子を撲殺し、厨房に戻って木片にチョコクリームを塗って凶器を隠し、本物のウッドチョコを持って急いでコナンのもとへ向かいました。
その証拠に、藤野の厨房にあったウッドチョコの中に本物の木片が入っていました。
犯行の動機
幸子は、洋菓子の賞をとってエクリチュールで3年働いたら独立させてあげると藤野に約束していました。
その約束通り、藤野はウッドチョコで賞をとり、アリのようにこき使われながらも3年間しっかり働きました。
しかし、幸子は藤野のお菓子が売れ出した途端にウッドチョコを辞めると言い出し、さらには独立の話をなかったことにしました。
独立の夢を絶たれ、自分とともに歩んできたウッドチョコまで取り上げられた藤野は、その怒りと悲しみから今回の犯行に及んだのでした。
エピローグ
駅で帰りの電車を待っていた園子は、両腕を上げて大欠伸をした際に持ち帰り用のケーキの箱を落としてしまいました。
当然、中に入っていたケーキはぐちゃぐちゃになり、ショックを受けた園子は涙を浮かべてジタバタ暴れ始めました。
蘭は園子を慰めるため、また美味しい洋菓子のお店に行こうと提案。すると園子はこの駅の近くに美味しいケーキバイキングの店があると言い、コナンと蘭を連れてさっそくその店に向かうことに。
今日一日で数え切れない量のケーキを食べたはずなのに、これから再びケーキを食べに行こうとする園子の神経にコナンは呆れ果てたのでした。
まとめ
こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第368話「魔女の棲むお菓子の家」の犯人や動機などのネタバレを紹介させていただきました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！