名探偵コナン216話ネタバレ!ベイ・オブ・ザ・リベンジ(後編)

シーズン5

前回に続いて、アニメ「名探偵コナン」の第216話「ベイ・オブ・ザ・リベンジ(後編)」の登場人物や犯人、トリックなどのネタバレについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:神谷明

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

阿笠 博士
CV:緒方賢一

ゲスト

橘 憲介(たちばな けんすけ)
62歳。弁護士。死亡

桜庭 裕一(さくらば ゆういち)
CV:堀川仁
29歳。橘の秘書。

亀井 八重子(かめい やえこ)
CV:松尾佳子
50歳。別荘の管理人。

橘 ユキ(たちばな ゆき)
CV:藤木聖子
43歳。橘の妻。

杉村 のり子(すぎむら のりこ)
CV:幸田直子
48歳。橘法律事務所の経理。

犬山 浩(いぬやま ひろし)
CV:田口昴
70歳。貸ボート屋オーナー。

藤沢 文雄(ふじさわ ふみお)
CV:平尾仁
45歳。橘法律事務所の弁護士。

熊田 達也(くまだ たつや)
5年前、橘の弁護によって無罪になった。死亡

鶴田 正彦(つるた まさひこ)
熊田の部下。

猪木(いのき)
CV:小杉十郎太
28歳。千葉県警の刑事。

馬場(ばば)
CV:西尾徳
42歳。千葉県警の刑事。

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あらすじ

前編のおさらい

海辺の道を走行中、車が故障した小五郎たちは、弁護士・橘憲介の別荘に一晩泊めてもらうことになりました。

ところが翌日、コナンたちが見ている前で橘の乗っていたボートが転覆し、亡くなってしまいました。

関係者の証言で、橘を脅迫していた『T.K』なる人物が犯人だと断定されました。

その『T.K』とは、5年前に橘が無罪にした熊田達也ではないかと考え、熊田のアパートに急行しました。

しかし、そこでコナンたちが目にしたのは、首を吊って自殺した熊田の遺体でした……。(前編へ)

後編のあらすじ

検死の結果、熊田の死亡推定時刻は昨夜6時から7時の間だと断定されました。

同じアパートの住人は、7時頃に一度だけ大きな音が聞こえたと証言。別の住人は、7時15分に帰宅した時、熊田の部屋から洗濯機の音がしていたと証言しました。

 

このあと、貸ボート屋を訪ねたコナンは、橘が乗っていたボートを調べました。すると、ボートには真新しい傷がついていました。

さらに犬山の証言で、盗まれたボートに積んであったアンカー(船の錨)がワイヤーごとなくなっていることが判明。

別荘に戻ったコナンは、5年前の熊田の事件について桜庭に尋ねます。すると、守秘義務があると言って口を閉ざした桜庭の代わりにのり子が説明を始めました。

5年前、熊田は証券会社のエリートでした。そんな折、部下の鶴田正彦が客の金を横領し、それが発覚して鶴田は自殺しました。

その後の捜査で、鶴田の日記から横領したのは熊田だと判明。熊田は偽装殺人の疑いで逮捕されました。

ところが、鶴田のアパートの下の住人が、夜10時に物音を聞いたと証言。その時間、熊田はカラオケスナックにいました。

こうしてアリバイが証明され、熊田は無罪放免になったというわけです。

この5年前の事件に謎を解くカギがあると考えたコナンは、阿笠博士に連絡して当時の裁判のことを調べて欲しいと頼みます。

そして鶴田の親族は母親と弟だけだとわかり、コナンは直接鶴田の実家を訪ねてみることにしました。

しかし、その母親と弟はすでに引っ越してしまったらしく、家は無人でした。

庭を調べたコナンは、犬小屋の近くで『Johann』と書かれたプレートを発見し、事件の真相を見破りました。

 

その夜、別荘へ戻ったコナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

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ネタバレ

コナンの推理は以下です。

犯人はこの人!

犯人は、別荘管理人の亀井八重子です。

動機は、鶴田の仇を取るため。つまり、橘と熊田への復讐でした。

5年前に横領がバレて自殺した鶴田は、実は熊田に殺害されていました。橘は、熊田の犯行だと知りながらも彼を無罪にしたのです。

犯行時刻のアリバイがなく、橘の悪事の手伝いをさせられていたという十分な動機があることから、桜庭が警察に連行されそうになりました。そこで八重子は自ら犯人だと名乗り出て、橘と熊田の殺害を自供したのでした。

八重子の正体

八重子の正体は、熊田に殺害された鶴田正彦の母親でした。

鶴田の実家の庭には、『Johann』と書かれたプレートが落ちていました。それをドイツ語読みにすると、『ヨハン』となります。恐らくこの名前は、ドイツに留学したことのある鶴田がつけたものです。

そして橘の別荘で働くことになった時、八重子は迷い犬と偽ってヨハンを連れてきました。

昨日、コナンたちがヨハンを連れて岬に行った時、ヨハンは八重子が乗ったボートを追いかけていました。変装していても、ヨハンには八重子だとわかっていたのです。

八重子の犯行

コナンたちがヨハンの散歩に出かけた後、熊田に変装した八重子は裏口から出て、盗んだボートで橘に近づきました。

そして薬で眠った橘のライフジャケットを取り去り、ボートと一緒に盗んできたアンカーを海に投げ込み、アンカーのロープの端につけたかぎ爪を橘のボートに引っ掛けました。

岸に戻った八重子は、疑いが熊田に向くように名前の入った帽子をボートに残しておきました。

そのあと別荘に戻り、橘のボートが転覆するのをコナンたちと一緒に目撃しました。

八重子が計画を"昨日"実行したのは、その日が大潮だったからです。大潮の時は、干潮と満潮の水位の差が1番大きくなります。

満潮に近づいて水位が上がると、ボートはアンカーに引っ張られて傾き転覆するというわけです。

もちろん転覆した際にボートにつけたかぎ爪は外れて海底へ沈んでいき、海に投げ出された橘は睡眠薬で眠っているため水死します。

夕方、買い物に出かけた八重子は、スーパーの駐車場に車を停めた後、変装して電車で熊田のアパートへ向かいました。

八重子は熊田と顔見知りだったため、簡単に睡眠薬入りのウイスキーを飲ませることができました。

そして眠った熊田を引き戸に寄り掛からせ、首にロープをかけ、梁に渡したロープをベランダの手すりを支点にして一気に引っ張り上げました。

そのあとロープを手すりに結び、引き戸を開けてイスを熊田の足元に置きました。

熊田と同じアパートの住人は、7時頃に一度だけ大きな音が聞こえたと言っていました。そして別の住人は、7時15分に帰宅した時、熊田の部屋から洗濯機の音がしていたと証言しています。

これは、5年前に熊田が鶴田を殺害した時に使ったトリックと同じものでした。そのカギとなるのは、7時過ぎに回っていた洗濯機です。

八重子は、洗濯機のモーターの軸に巻き取られるように糸を結び付け、その端を輪にしてイスの背もたれに引っ掛け、洗濯機のタイマーを7時にセットしました。

そうすることによって、7時に洗濯機のモーターが回り出し、結び付けた糸が巻き取られた拍子に倒れたイスが物音を立てるというわけです。

こうして八重子は、橘と熊田を殺害したのでした。

エピローグ

故障した車も無事に修理を終え、小五郎たちは東京へ向かって海辺の道を走っていました。

ところが、再び車が故障。いつになったら帰れることやら……。

小五郎は、通り行く車に親指を立てて、泣く泣くヒッチハイクを始めました。

「代わってあげた方が止まってくれるんじゃない?」
「いいのよ。もう少し、こうして海を見てましょ!」

コナンと蘭は海辺の丘に並んで座り、しばらく海を見て楽しむことにしました。もちろん、小五郎が泣き叫ぶ声なんて耳に入りません♪

まとめ

■ BACK:
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第217話「封印された目暮の秘密(前編)」

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第216話「ベイ・オブ・ザ・リベンジ(後編)」の登場人物や犯人、トリックなどのネタバレについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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