名探偵コナン第199話のネタバレ!容疑者・毛利小五郎(前編)

シーズン5

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第199話「容疑者・毛利小五郎(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

妃 英理
CV:高島雅羅
小五郎の妻で蘭の母。現在小五郎とは別居中で、妃法律事務所の弁護士。新一の母親の工藤有希子とは同級生で友人。

山村 ミサオ
CV:古川登志夫
群馬県警の刑事。

佐久 法史(さく のりふみ)
CV:小山力也
35歳。弁護士。

碓井 律子(うすい りつこ)
CV:松本梨香
32歳。弁護士。

塩沢 憲造(しおざわ けんぞう)
CV:小島敏彦
41歳。弁護士。

三笠 裕司(みかさ ゆうじ)
CV:江原正士
37歳。弁護士。

警官
CV:千葉一伸

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あらすじ

コナン、小五郎、蘭は、夏の暑さを避けるため、軽井沢のホテルにやってきました。

そこで偶然、小五郎の別居中の妻・妃英理の姿を目撃しました。英理は、男性と一緒にホテル内の店でネクタイを選んでいました。

蘭が声をかけると、英理は信じられないと言った様子で驚きを見せました。

みんなで喫茶店へ入ると、小五郎と蘭はさっそく疑いの眼差しを英理に向けます。

英理は、弁護士仲間の佐久法史、碓井律子、三笠裕司、塩沢憲造と軽井沢へ旅行に来ただけだと話します。

しかし小五郎は、先ほど英理と一緒にネクタイを選んでいた男・佐久との関係を疑います。佐久に助けを求めるように話を振る英理ですが、佐久はあっさり『ネクタイは僕へのプレゼントだ』と認めました。

そこへ律子たちが現れ、言い争いを始めた小五郎と英理の仲裁に入ります。そして塩沢は、一時休戦してみんなで仲良く飲もうと提案しました。
 
 
その後、みんなはバーに移動し、酒を飲み始めました。

しばらくして、酔っ払った小五郎が律子に絡み出し、それを見ていた英理はムスッとした表情で店を出て行ってしまいました。

蘭は英理を追いかけ宥めます。すると英理は、小五郎のためにネクタイを購入したことを打ち明けました。

実は明日、小五郎と英理の結婚記念日で、英理はそろそろ別居を解消して家に戻ろうかと考えていたのです。

英理がプレゼントを贈るのはやめにすると言い出したため、蘭は英理の手からネクタイを奪い取り、小五郎に渡しに行こうとします。

しかし英理は蘭を引き留め、頬を赤く染めてやっぱり自分で渡すと伝えました。
 
 
このあと英理と蘭はバーに戻ったのですが、飲み会はお開きになっていて、残っていたのはコナンだけでした。

しかし、肝心の小五郎は部屋に戻っておらず、コナンたちはみんなの部屋を聞いて回ることにしました。

コナンたちが最初に訪ねた律子は、バーで別れて以来、小五郎には会っていないと証言。

そして佐久、塩沢、三笠も律子と同じ証言をしました。この時、塩沢は『碓井さんと一緒に部屋へ戻ったはずだ』と話しました。

律子が嘘の証言をしたと疑う英理は、もう一度律子の部屋を訪ねることにしました。

そこで英理は、部屋の前で小五郎の携帯に電話をかけます。すると中から小五郎の携帯の着信音が聞こえてきました。

英理は、やはり小五郎はこの部屋にいると確信し、ボーイに頼んで部屋の鍵を開けてもらいました。しかし、ドアは内側からチェーンロックがかかっています。

ドアの開いた隙間から中を覗くと、律子が床に倒れていました。佐久はドアに体当たりしてチェーンロックを外し、みんなで中へ入ります。

しかし、律子はすでに息絶えていました。

その時、律子の部屋のベッドで眠っていた小五郎がむくりと体を起こしました…。

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ネタバレ

小五郎は、自分が寝ていた部屋で律子が殺害されたと知って平常心を失います。

律子の首には絞められた跡があり、コナンはベッドの脇に落ちている電話コードが凶器だと考えます。

三笠たちは、この部屋が密室だったという状況から、小五郎が犯人だと疑います。
 
 
その後、群馬県警の山村刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

英理から遺体発見時の状況を聞いた山村刑事は、小五郎が犯人で間違いないと決めつけます。

小五郎は犯人扱いされたことを否定せず、重要参考人として警察署へ連行されることになりました。

塩沢は、小五郎が警察に不当な取り調べを受けないようにするため、英理に弁護を勧めます。しかし英理はそれを拒否。初めから黒だとわかっている者の弁護などしたくないというのです。

蘭が説得を試みるも、英理は聞く耳持たず。それを見兼ねた佐久は、自分が弁護を引き受けると申し出ました。
 
 
小五郎と佐久が去った後、英理は腑に落ちない点が3つあると山村刑事に伝えます。

1つ目は、凶器に使用された電話コードです。

酔って衝動的に殺害したのなら、コードを引き千切って使うはずです。しかし電話はズレていないし、コードの両端も無理矢理抜いた跡は残っていません。

2つ目は、小五郎の携帯電話です。

わざわざ音が外に漏れるようにドア口に置かれていたのは、何か作為的なものを感じます。

3つ目は、小五郎の両手です。

英理が律子に会ってから遺体を発見するまで約40分。コードで殺害したのなら、小五郎の両手にコードの跡が残っているはずです。しかし、小五郎の手に跡はありませんでした。
 
 
蘭は、英理が小五郎の無実を証明するためにホテルに残ったのだと気づきました。

「バカねぇ。私はあなたの倍はあの人と付き合ってるのよ?そりゃあ最初はカッとなっちゃったけど、あの人が人を殺せるような人間かどうかぐらいわかるわよ」

「だったら、お父さんが警察に顔を出すなって言ったのも、お母さんにここに残って無実を証明してくれってことだったんじゃ」
 
 
コナンは、ゴミ箱の中にくしゃくしゃに丸められたメモ用紙が入っていることに気づきました。紙には『ハヤシ2』と書かれています。

英理は、今話題になっている工場の汚水問題の裁判で律子と組むことになっていた林弁護士のことだと考えます。

初めは英理たちのところに依頼が来たのですが、英理も塩沢も乗り気になれず、三笠と律子が担当することになったといいます。

しかし一審で敗訴。二審でなんとか盛り返しましたが、律子は確実に勝つため、三笠の代わりに他の弁護士を紹介して欲しいと英理に頼みました。

そこで英理は林を紹介することにしたのですが、そのことはまだ律子に伝えていません。そして林にも、律子がこの軽井沢のホテルに泊まることを知らせてなかったといいます。
 
 
そこへ、気になることがあると言って現れたボーイは、林から2度電話があったことを打ち明けました。1度目はちゃんと律子の部屋に繋がったが、2度目は繋がらずに部屋まで様子を見に来たというのです。

しかし、呼び鈴を鳴らしても返事がなく、それを林に伝えたところ、もう一度見てきてくれと頼まれたため、ボーイは再び律子の部屋を訪れました。

すると、今度はドアに『起こさないで下さい』という札と一緒に『すみません、お金はちゃんと払いますとお伝え下さい』と、歪な文字で書かれたメモ用紙が貼ってありました。

ボーイがそのことを林に伝えると、林は明日2時の待ち合わせを4時に変えて欲しいと言おうとしただけなのに、と困惑したといいます。
 
 
となると、ゴミ箱の中のメモ用紙は、律子が林と2時に待ち合わせをしていたという意味で間違いありません。しかし、ドアに貼ってあったメモ用紙は、全くかけ離れた内容です。

もし電話が通じなくなった段階で律子が殺害されていたとなると、ボーイが2度目に来た時にドアにかけてあった札とメモは犯人がやったことになります。

しかし、小五郎が犯人ではないと言わんばかりのそんなバカな真似を、犯人は一体何のためにする必要があったのでしょうか…。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第199話「容疑者・毛利小五郎(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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