名探偵コナン第1135話のネタバレと感想！大岡紅葉の甘い罠（前編）

シーズン29平次Ｘ和葉

小五郎と平次をモデルにした舞台が企画され、その打ち合わせに参加するため京都にやってきたコナンたち。

なぜか平次には許嫁がいる設定になっており、そのモデルとなった大岡紅葉がコナンたちの前に現れます。

コナン、小五郎、平次が打ち合わせをしている間、蘭と和葉は京都スイーツの食べ歩きに出かけていたのですが、和葉は嫌な予感を察知し、平次のもとへ向かおうとするのですが──。

さて、今回は久しぶりに平次君が登場しますね！和葉ちゃんの恋敵・紅葉さんの登場回でもあるので、これは見逃せませんね！

それでは、アニメ「名探偵コナン」第1135話「大岡紅葉の甘い罠（前編）」のあらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください！

名探偵コナン第1135話のあらすじ

舞台の打ち合わせ

小五郎と平次をモデルにした舞台が企画され、今日はその打ち合わせの日です。

ということで、コナン、小五郎、蘭、平次、和葉は京都に来ていました。

コナン、平次、小五郎が打ち合わせをしている間、蘭と和葉はスポンサーが用意した「京都スイーツ食べ歩き」に出掛けることに。

食べ歩き組の蘭たちは、運転手付きの車で食べ歩きができることを喜び、セレブ気分を味わいながら、わらびもち、おだんご、きなこパフェを完食し、次はあんみつのお店へ向かいます。

和スイーツめっちゃ美味しそうなんですが、これはリアルにあるお店でしょうか？京都に行きたくなっちゃいますね( ´∀｀ )

一方、打ち合わせ組のコナンたちは、演出家の自宅でスタッフを紹介され、さっそく打ち合わせが始まりました。

コナン、小五郎、平次のほかに、四人集まっています。

・演出家 ─ 株本恭助（かぶもときょうすけ）
・脚本家 ─ 稲場玲佑（いなばれいすけ）
・舞台監督 ─ 木俣重記（きまたしげき）
・プロデューサー ─ 軽尾明児（かるおみょうじ）

今回の舞台は、小五郎と平次がＷ主演とのことですが、同列に扱われたことに納得がいかない小五郎と平次・・。

脚本家の稲場は、平次より知名度の高い小五郎を主役にしたかったと告白。

稲場

解いてる事件の数も、服部君の方が負けてるし

コナンはここぞとばかりに平次をからかいます。

画像引用：名探偵コナン公式サイト

平次

（あぁ。事件に巻き込まれる死神度は負けてるわ・・）

こういうコナンと平次の絡み、いいですよね～。平次に死神言われるコナンさん、素敵な顔ですｗｗ

平次の許嫁とスペシャルゲスト

平次は脚本に目を通し、平次の許嫁役の女性について質問しました。

そこに、大岡紅葉が登場し、平次を見てにっこり微笑みます。

株本は、スポンサーの大岡コンツェルンのご隠居から、出資するかわりに孫の紅葉をモデルにした登場人物を舞台に立たせて欲しいと頼まれ、脚本に加えたと説明します。

コナンと平次が紅葉の登場に驚いていると、株本から「スペシャルなゲスト」として紹介された警視庁捜査一課の管理官・黒田兵衛が姿を見せ、さらに驚くことになりました。

黒田管理官は、京都での用事のついでに大岡コンツェルンのご隠居に挨拶に行ったところ、打ち合わせに顔を出して欲しいと紅葉に懇願されたと説明。

今回の舞台がミステリーだったため、紅葉は警察側からの視点も必要だと考え、黒田管理官に声をかけたようです。

ゲン担ぎのピザ

全員そろったところで、タイミングよく呼び鈴がなりました。

株本が注文したピザが届いたようで、株本がお金を払う間に、軽尾は配達員からピザを受け取ってキッチンへ運びます。

以前、新作の舞台の打ち合わせの時にピザを食べたら、その舞台が大当たりしたので、それ以降は初めの打ち合わせは「ピザ」と決めているそうです。

いわゆるゲン担ぎというやつですね。しかし、ピザ3枚で9800円って高くないですか。配達してもらうとこんなもん？(;’∀’)

その後、医者に食事の制限を受けている株本を除き、みんなでピザを食べながら打ち合わせが再開されました。

初めてピザを食べたという紅葉に、平次が声をかけると、

画像引用：江戸川コナン公式X

紅葉

うちは初めてのこと他にもようけあるさかい、平次君に色々教えて欲しいです

平次

おぉ。まぁ教えられることやったら・・

紅葉はそう言って肩を平次に寄せます。その結果、平次と紅葉の間に挟まれていたコナンはギュウギュウ押され、ピザをくわえたまま小さくなってしまいました。

リスみたいにピザをかじかじするコナン君が可愛すぎる( ´艸｀)

一方、和葉は舞台のスポンサーが大岡コンツェルンだと気づき、紅葉が何かを企んでいる可能性があると考え、急いで打ち合わせの場所に向かって欲しいと運転手に頼みます。

しかし運転手は、打ち合わせに参加しているお嬢様から、和葉たちが望んだ食べ歩きコースを案内し終えるまで帰ってくるな、と指示を受けているといって拒否します。

実はこの運転手は、紅葉の執事・伊織無我だったのです・・。

画像引用：江戸川コナン公式X

和葉は急ぎ平次と合流するため、食べ歩きを早く終わらせるべくスイーツをかきこみます。

キャストの女優が自殺

そんな中、台本に目を通していた黒田管理官は、交番の巡査が道案内のお礼に老婆から飴玉を貰うシーンは刑法第197条の収賄罪に該当し、他にも刑法にひっかかる箇所があると指摘します。

黒田管理官って登場するたびにダークで怖い印象を受けるんですが、今回はノリノリで意見しちゃってて、実は面白い人なのかしら？( ´∀｀ )

飴を舐めながら聞いていた株本は、本職の黒田管理官の指摘通りに脚本を手直しすることを決めますが、睡眠薬のせいで眠気に襲われ、三十分くらい経ったら起こして欲しいと言って部屋を出て行きました。

そのあともしばらく黒田管理官は指摘を続け、最後にシナリオ全体に対する意見を述べると、先日自殺した女優の行田仁香（ぎょうだにんか）の話を持ち出しました。

仁香は今回の舞台で小五郎の妻役としてキャスティングされており、株本と懇意にしていたといいます。

親しくしていた女優が亡くなったことがショックだったためか、株本は最近寝不足で睡眠薬を飲むようになったそうなのですが──。

名探偵コナン第1135話のネタバレ

事件発生

このあと用事があるといって帰り支度をする黒田管理官に、紅葉は株本に挨拶しに行こうと提案します。

そこでみんなで株本が休んでいる部屋を訪ねると、ノックしても反応はなく、ドアに何かがつかえて開かなくなっていました。

木俣は株本が着ていたチェックのシャツがドアの下の隙間から飛び出していることに気づき、ソファーから落ちて頭を打ったのではないかと心配します。

軽尾は「仁香さんが自殺した時と同じだ！」と声を上げ、ドアが半開きで何かに当たっていて、外に回って中を覗くと、毒を飲んで亡くなった仁香の遺体が扉を塞ぐように倒れていたと説明。

それを聞いたコナンと平次は焦りを浮かべ、急ぎ外に向かい、はしごをつかって二階の窓から室内を覗きます。

やはり、ドアを塞いでいたのは床に倒れている株本でしたが、まだ亡くなっているとは限らないので、平次は窓を叩いて株本に声をかけ続けます。

しかし、全く反応がないので、コナンと平次が窓を破って中に入る決断をすると、二人の背後から現れた黒田管理官が植木鉢を使って窓を割りました。

黒田管理官は「いいと言うまで中に入るな」と伝え、小五郎を連れて室内に入っていきました。

株本はすでに息絶えており、口元からアーモンド臭が漂っていることから、青酸系の毒物を飲んで亡くなったと考えられます。

捜査開始

その後、綾小路警部が率いる京都府警の捜査一課が到着し、事件のあらましを綾小路警部に伝えます。

1.三十分ほど仮眠をとるといって、株本は二階の自室へ入った。

2.時間になったのでみんなで起こしに来ると、ドアが何かにつっかえて開かない。

3.外ではしごをかけてベランダにのぼり、窓から中を見てみると、株本がドアを塞ぐように倒れていた。

4.窓ガラスを割って部屋の中に入り、株本の生死を確認したあと、京都府警に通報した。

画像引用：江戸川コナン公式X

綾小路警部はさっそく、その場に居合わせた全員の事情聴取を始めることに。

＜脚本家・稲場＞
ドアを開けようとしたが、何かにぶつかって開かなかった。

＜舞台監督・木俣＞
ドアの下から株本が着ていたシャツの端が飛び出していたので、ソファーから転げ落ちたかもしれないと思った。前にも株本はソファーから落ちたことがあった。

＜プロデューサー・軽尾＞
仁香さんが自殺した時と状況が似ていたので心配になり、みんなで外から回って部屋の中の様子を見ることにした。

＜黒田管理官＞
株本の安否確認が最優先と考え、ベランダの植木鉢で窓ガラスを割り、室内に入った。

綾小路警部

そうですか。現場を破片まみれにして中に入らはったんですねぇ・・

今日はシマリスさんいないのか、見当たりませんね。おじゃる警部が登場する際は癒されていたので残念です(´;ω;｀)

これは自殺じゃない

部屋は完全な密室で、部屋に転がっていたペットボトルの水から青酸カリが検出されたため、綾小路警部は服毒自殺と判断します。

しかし、コナンと平次はそれを否定し、殺人と断言します。

殺人と判断した理由は、

・室内にペットボトルと毒の粉が入ったビンはあったが、毒をペットボトルに入れる匙（さじ）がなかった。

・仮にビンからペットボトルに直接入れたとしたら、どこかに多少こぼれるはずだが、キャップを開けた時に残る口元のTEバンドと本体の隙間には粉の一粒も付着していなかった。

・毒を入れたらキャップを閉めてペットボトルを振って混ぜるはずだが、キャップの内側は全く濡れていなかった。

となると、事前に毒を混入させた水が入ったペットボトルを、何者かが毒のビンと一緒に部屋に持ち込んだことになります。

株本自身が自殺目的で事前に毒入りボトルを用意していた可能性もありますが、その場合は毒のビンをわざわざ室内に転がしておく理由がありません。

平次は、株本が自室へ向かってから十五分ほど経ったあと、稲場、軽尾、木俣が三人で様子を見に行ったことを思い出しました。

もし三人の中に犯人がいたとしたら、その時に枕もとに毒入りペットボトルを置いたのかもしれません。

疑われた三人はそれぞれ証言します。

＜舞台監督・木俣＞
室内に入ってソファーで眠る株本にタオルケットをかけ直した。

＜プロデューサー・軽尾＞
室内に入って木俣がタオルケットをかけるところを見ていた。

＜脚本家・稲場＞
ドアのところから三人の様子を見ていたが怪しいところは何もなかった。

そして、三人は口を揃えて「毒のビンもペットボトルもなかった」と主張します。

三人が様子を見に行っている間、残った人たちは何をしていたのかと綾小路警部に聞かれた紅葉は、平次の腕にギュッとしがみつき、「平次君と一緒にグダグダしていました」と答えました。

紅葉

うちとしてはこのままずっとグダグダしててもええんやけどな

平次

せ、せやな。（やっぱこのねェちゃん、乳デカ！）

そうして平次がうっとりしている頃、和葉は紅葉の黒い影を感じて嫌な予感を察知し、体をぶるぶる震わせていました。

画像引用：江戸川コナン公式X

早く平次のところに行きたい和葉は、スイーツを大急ぎで食べていましたが、伊織から「残り八軒ある」と聞き、自分が希望した食べ歩きコースを恨めしく思ったのでした・・。

（後編）に続きます。

名探偵コナン第1135話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数	第1135話
事件ファイル名	大岡紅葉の甘い罠（前編）
放送日	2024年9月21日（土）
OPテーマ	Unraveling Love ～少しの勇気～（倉木麻衣）
EDテーマ	夢で逢いましょう（SARD UNDERGROUND）
BACK	第1134話「ポジティブ男の災難」
NEXT	第1136話「大岡紅葉の甘い罠（後編）」

登場人物・声優

江戸川　コナン CV：高山みなみ	小学生の姿になった主人公
服部　平次 CV：堀川りょう	西の高校生探偵
毛利　小五郎 CV：小山力也	毛利探偵事務所の主人
毛利　蘭 CV：山崎和佳奈	新一（コナン）の幼馴染み
遠山　和葉 CV：宮村優子	平次の幼馴染
大岡　紅葉 CV：ゆきのさつき	平次のことを「未来の旦那さん」と呼ぶ美少女
伊織　無我 CV：小野大輔	紅葉の付き人
黒田　兵衛 CV：岸野幸正	警視庁捜査一課の管理官
綾小路　文麿 CV：置鮎龍太郎	京都府警捜査一課の警部
株本　恭助 CV：塩屋翼	52歳。演出家
稲場　玲佑 CV：小西克幸	39歳。脚本家
軽尾　明児 CV：増谷康紀	48歳。プロデューサー
木俣　重記 CV：天田益男	50歳。舞台監督
男性 CV：四宮豪	ピザの配達員