名探偵コナン第567話のネタバレ!露天風呂に降る殺意

シーズン15

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第567話「露天風呂に降る殺意」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第567話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第567話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第567話
■ 事件ファイル名:
露天風呂に降る殺意
■ 放送日:
2010年3月6日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ As the Dew(GARNET CROW)
EDテーマ Mr.my yesterday(Hundred Percent Free)
■ BACK:
第566話「相棒はサンタさん」
■ NEXT:
⇒ 第568話「白鳥警部、桜の思い出(前編)」

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名探偵コナン第567話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利 蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・横溝 参悟
静岡県警捜査一課の警部。小五郎のことを尊敬している。人に話しかける時に顔を近づけすぎる癖がある。

・前川 浩一(まえかわ こういち)
50歳。温泉パーク支配人。

・梅津 英章(うめづ ひであき)
70歳。不動産会社社長。

・江原 麻麗(えはら まり)
35歳。梅津家長女。事業に失敗し借金がある。右手に怪我をしている。

・梅津 泰子(うめづ やすこ)
28歳。梅津家次女。八木橋との結婚を英章に反対されていた。

・八木橋 生輔(やぎはし しょうすけ)
27歳。英章の秘書。

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名探偵コナン第567話|あらすじ

小五郎、コナン、蘭は車で走行中、温泉パークの看板を目にし立ち寄ることにした。

温泉パークへ入ると、支配人の前川と不動産会社社長の梅津英章が温泉パークの買収のことで互いにいがみ合っていた。

梅津はこの一ケ月毎晩貸し切りの露天風呂を予約しているらしい。

コナンは温泉を上がると、小五郎がタコ三昧の料理をご馳走になっていた。

そこで小五郎と前川と雑談していると、露天風呂から何かが転がり水に落ちる音がした。

露天風呂には頭から血を流し湯の中に浸かっている英章の姿があった。

既に亡くなっており、崖の上から石が落ちたための事故だと小五郎は判断するが・・。

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名探偵コナン第567話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第567話|謎解き

【謎解き①】
露天風呂の木の塀にささくれた個所があった。

【謎解き②】
取り調べが始まる直前、前川はお茶を入れようと駆け出したところ、麻麗にぶつかってしまった。その衝撃で落ちた麻麗のバッグの中身を前川は拾った。

【謎解き③】
浮遊風呂はなぜ体が浮いたのか問いかける蘭に、死海のように塩分の濃いお湯を使っているから体が浮くのだとコナンは答えた。

名探偵コナン第567話|ネタバレ

警察が到着し、横溝が露天風呂の中に落ちた石を拾うように部下に指示した。
ズボンの裾を捲り上げ拾いに行く部下に続き、前川も手伝おうとズボンを捲り上げるが横溝に止められた。

石は随分と苔むしており、血痕と髪の毛が付着していた。

崖の上へ登ってみると、落ちた石が外れたと思われる穴を見つけた。その穴の周りの石にこすれたような跡があり、それは誰かが引き抜こうと右や左にねじった時についた跡と推測された。

つまり石が自然に抜け落ちて英章に当たったのではなく、何者かが崖の上から英章目掛け石を投げ落とした。

これは事故ではなく、殺人ということになった。

ここでコナンは【謎解き①】を発見した。

露天風呂は外から入ることは不可能。ということは、20時に温泉パークにいた内部の者の犯行ということになった。

【謎解き②】が起こった。

秘書の八木橋は、19時頃ロッカールームで英章の着替えを手伝った。英章を送り出した後、仕事の電話があったので、浴場へ入ったのは小五郎たちより5分ほど後で、20時頃はシャワーを浴びていたと話した。

長女の麻麗が浴場へ入ったのは、蘭より後でその後ずっとジャグジーにいた。その証拠にジャグジーで使われているハーブの香りが髪から香った。

次女の泰子は友人と電話しており、浴場へ入ったのは、麻麗より5分くらい後。その後ずっと奥の寝湯にいたと話した。
しかし20時より前に泰子がミストサウナに入っていき、そこに八木橋がいたのを蘭が目撃していた。

前川は、タコが足りなくなりそうだったので、19時頃海へ出てタコを突いた。19時半から20時までレストランにいたことはその時一緒にいた小五郎が証明した。

そこで麻麗と泰子が財産のことでいがみ合いになった。
泰子と八木橋がサウナで一緒だったのは、泰子が呼び出したからだった。
英章に結婚を許してもらえないなら、二人で逃げるしかないのではと相談していたという泰子に、麻麗は怒り八木橋に向けバッグを振り回した。
その時バッグの中からきつくしぼられたタオルが。そしてそのタオルには緑色の苔が付着していた。
恐らく犯人は指紋が残らないようにするため、そのタオルを使い崖から石を落とした。

蘭との会話【謎解き③】がヒントとなり、コナンは犯人が使ったトリックがわかった。

コナンは麻酔銃で小五郎を眠らせると、変声器で小五郎の声を使い推理を話し始めた。

麻麗は右手に怪我をしているため、その手でタオルをきつく絞ることは不可能だ。
タオルは麻麗のバッグから出てきたが、それは麻麗に罪をきせるため犯人がいれたもの。
犯人は麻麗の怪我のことまで考えが回らなかったのだ。
麻麗がずっと持っていたバッグにタオルを入れることができたのは、【謎解き②】の前川だけだった。

英章の爪はギザギザして茶色くなっていた。
恐らく英章は頭に石が頭に当たって死んだのではなく、風呂の湯に頭を抑え込まれ溺死させられた。その時もがいて風呂の底をひっかいたため、爪がそのようになってしまった。

しかし小五郎たちは石が風呂に落ちた音を聞いた時、すぐに駆け付けた。
そんな短時間では溺死させることはできない。
置いてある使い切りシャンプーとソープは封が切られてなく、風呂椅子も出ていないことから、英章は19時頃風呂に入ってすぐに殺害された。

その時八木橋、麻麗、泰子はまだロッカールームにいた。犯行が可能なのは、前川浩一だけだった。

前川は干潮まで一時間もあるというのにタコを突きに行った。
本当はタコをとりに行かず、貸切露天風呂へ向かった。
そこで何も知らずに入ってきた英章を石で殴り、風呂の湯に頭を押し付け溺死させた。

そしてトリックを使い20時に崖から石を落とした。
そのトリックとは、露天風呂から見える小さな船着き場のブイに結んである延縄漁の縄を使ったものだ。

縄を引っ張りピンと張り、石を崖の上で傾け、木の棒をつっかえ棒にし石を固定する。

海は20時に干潮を迎え水位が一番低くなる。すると海面に浮かぶブイも低くなる。
ブイが縄を引っ張り木の棒が引っ張られて外れ、石が転げ落ちる。
つまり干潮による時間差トリックだ。

証拠となる縄と木の棒は、そのまま塀を越え海へと落ちていく。
【謎解き①】は延縄漁の縄についた針がこすった後で、それが犯人にとって命取りとなった。

しかし犯行を認めない前川。
そこで小五郎は前川の捲り上げているズボンの裾を下すよう言った。

鑑識が露天風呂の中の石を拾おうとズボンを捲り上げた時、何気なく前川も自分のズボンの裾を見た。
その時英章の返り血がついていることに気づき、手伝うフリをし咄嗟に捲り上げた。

横溝が確認すると、やはりズボンの裾に血がついており、それが動かぬ証拠となった。

罪を認めた前川は、一年前父親が英章に借金で追い込まれ、わざと飲酒し温泉に入って死亡した。父親の遺言通り、生命保険で温泉パークを改築し、立て直そうとした。
しかし結局英章の地上げに成すすべなく、温泉パークを奪われるくらいならあの男を葬ってやろうと計画を練ったと話した。

まとめ

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■ NEXT:
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第567話「露天風呂に降る殺意」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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