名探偵コナン第954話のネタバレ！迷宮カクテル（後編）

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

名探偵コナン第９５４話｜事件ファイル概要

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名探偵コナン第９５４話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・赤井　秀一
CV：池田秀一
黒の組織から「シルバー・ブレット」として警戒されているＦＢＩ捜査官。現在は沖矢昴として工藤邸に住んでいる。

・安室　透
CV：古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。「バーボン」というコードネームで黒の組織に潜入している公安警察官。本名は降谷零。警察庁警備局警備企画課、通称（ゼロ）に所属している。

・工藤　優作
CV：田中秀幸
新一の父。世界的に有名な推理小説家。現在、妻の有希子とアメリカに住んでいる。

・工藤　有希子
CV：島本須美
新一の母。人気女優だったが、結婚と同時に引退した。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・宮野　エレーナ
CV：林原めぐみ
２９歳。医師。

・安室　透（子供）
CV：伊瀬茉莉也

・朝倉　有里（あさくら　ゆり）
CV：阿澄佳奈
２５歳。バニーガール。

・諸岡　郡蔵（もろおか　ぐんぞう）
CV：宝亀克寿
５０歳。資産家。

・村上　紗菜（むらかみ　さな）
CV：進藤尚美
２８歳。バニーガール。

・深町　淳史（ふかまち　あつふみ）
CV：野島昭生
７２歳。諸岡の執事。

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名探偵コナン第９５４話｜（中編）のストーリー

小五郎は、コナン、蘭、安室を連れて、脅迫状を受け取ったという資産家の諸岡郡蔵に会うため、バニーガールのクラブ「黒ウサギ亭」へやってきた。
諸岡は、執事の深町淳史を連れており、脅迫状には「命が惜しくば　黒ウサギ亭に近づくな」という内容だった。
脅迫状を送り付けた犯人が黒ウサギ亭にいると考える諸岡だったが、小五郎は犯人を特定することができずにいた。
そうしているうちに、諸岡のテーブルで接客していたバニーガールの朝倉有里が酒を飲んだ直後、苦しみながら倒れてしまった。
有里は一命をとりとめたが、意識不明の状態だった。

その後、警察の調べで、有里の飲んでいた酒からヒ素が検出された。
コナンと安室は、グラスに毒を混入することができたのは諸岡、深町、バニーガールの村上紗菜の３人だけだと考えていた。
関係者から話を聞いているうちに、最近の諸岡の様子が変だったということがわかった。
諸岡は突然激痩せしたと思ったら今度は太っていたり、よく転んで怪我をしていたりしたというのだ。
「怪我」という言葉を聞いた安室は、幼い頃の出来事を思い出していた。
昔、怪我をした安室は、宮野エレーナから治療を受けた。
その時、エレーナと夫の宮野厚司の会話を偶然耳にし、厚司が研究をバックアップしてくれる施設に移動するか悩んでいた。
そのバックアップしてくれるというスポンサーは烏丸グループだった。（中編へ）

名探偵コナン第９５４話｜あらすじ

蘭は、店内でユリの花が描かれた有里のつけ爪が落ちていたことを高木刑事に知らせる。
高木刑事がどこで拾ったのか尋ねると、蘭は気づかないうちに踏んでしまったようで、ブーツの裏にくっついていたことを明かす。

コナンは、有里がつけ爪をいつもしていたのかバニーガールに確認する。
有里は「私のトレードマークよ」と言い、いつも同じつけ爪をしていたようだ。

蘭は今日は散々だとため息を漏らした。
有里のつけ爪を踏んだだけでなく、先ほど財布を落としてしまったのだ。
コナンが財布のことを尋ねると、蘭はトイレの前で安室が拾ってくれたことを教えた。
蘭の話を聞いていた小五郎は、シャーロックホームズのように虫眼鏡を持って歩いているわけではないので、つけ爪を踏んでしまうのは仕方ないと話す。
それを聞いたコナンと安室は事件の真相を見破った。

安室（そうか！）

コナン（その手があったか！だから犯人は、有里さんのグラスに毒を入れることができたんだ。彼女のつけ爪を標的にして･･）

その後も目暮警部は、諸岡、深町、紗菜の事情聴取を続けていた。

諸岡はグラスを持った有里とすれ違ったが、その一瞬の間に有里のグラスに毒を入れることなどできないと話す。

紗菜も諸岡同様、有里にぶつかってワインをひっかけただけで、毒を入れる暇などなかったと話す。

深町も有里がテーブルにグラスを置いた時にメガネをかけていなかったため、どれが有里のグラスなのかよく見えず、毒を入れることはできないと話す。

諸岡は有里のことが心配なので、早く解放して病院へ行かせて欲しいと目暮警部に頼む。
しかし、目暮警部はただの客である諸岡が、なぜそこまで有里のことを心配するのか尋ねる。
諸岡は少し考えた後、贔屓にしている女の子だからだと答えた。

小五郎は、諸岡が愛人の有里から結婚を迫られ、困り果てた末に毒殺しようとしたと推理する。
小五郎の推理に便乗した紗菜は、諸岡が病院へとどめを刺しに行くつもりだと話す。
しかし、諸岡は紗菜が犯人だと疑っていた。
紗菜は、有里がいなくなれば店の売り上げ№１のバニーガールになれる。
№１になったバニーガールには、店から多額のボーナスが出るのだ。
紗菜には難病の父親がおり、紗菜はその手術費用に困っていた。
それを聞いた紗菜は、有里に手切れ金を渡そうとした諸岡に言われたくないと激怒する。
しかし、諸岡は手切れ金とは何のことだと聞き返す。
紗菜は、深町が有里にお金を渡そうとしたが突き返された話をする。
諸岡はどういうことなのか深町に尋ねるが、深町は答えようとしなかった。

コナンは、犯人が諸岡ではないことを証言する。
諸岡が有里とすれ違ったのは、深町の予備のメガネをとりに店の外に停めてある車に向かう途中だ。
駐車場で待機していた諸岡のボディーガードは、諸岡が小五郎とメガネをとりに来たが、諸岡に変わった様子はなかったと証言していた。
もし諸岡が有里のグラスに毒を入れた犯人だとすると、時間を気にしたり、店の方を気にしたりするはずだ。

さらにコナンは、紗菜も犯人でないことを証言。
紗菜が有里にワインをひっかけてしまった時に毒を入れたとしても、そのあとに有里がグラスにコースターで蓋をして汚れたカフスを変えるために更衣室へ向かった時、客からの電話を受けた紗菜はそのままどこかへ行ってしまった。
もし紗菜が犯人だとすると、関係ない人が毒の入ったグラスをとってしまわないようにその場で見張っているはずだ。

安室は、深町が犯人だと告げる。

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名探偵コナン第９５４話｜謎解き

【謎解き①】
有里はいつもユリの花が描かれたつけ爪をしていた。

名探偵コナン第９５４話｜ネタバレ

諸岡は、犯人が深町だと言った安室に対し、深町の話を聞いていなかったのかと言い返す。
深町は、有里がテーブルにグラスを置いた時にメガネをかけていなかったため、どれが有里のグラスなのかよく見えなかったと証言していたのだ。

安室「深町さんはメガネの代わりになるものを手にしていたじゃないですか」

諸岡「メガネの代わりになるもの？」

有里がテーブルにグラスを置いた時、深町はスマホを手に持っていた。
コナンは、スマホのカメラをズームにすると、遠くのものでもバッチリ見え、まるで虫眼鏡のようだと話す。

【謎解き①】
高木刑事は、有里が普段からユリの花のつけ爪をしていたことを明かし、深町がその爪を目印にしたのだと話す。

諸岡「しかし深町君がメガネをしていなかったのは私が偶然彼のメガネを踏んで壊してしまったからで･･」

小五郎は、偶然ではなく初めから仕組んでいたことだと推理する。
諸岡が玉子焼きにソースをかけることを知っていた深町は、わざとソースを諸岡から遠ざけ、一歩踏み出さないととれない位置に置いた。
そして、その足元にメガネを落としておき、偶然踏まれたように見せかけたのだ。

安室「メガネを踏ませたのはそのトリックのためもありますが、主人である諸岡さんを毒殺の現場から遠ざけて疑われないようにする目的もあったんじゃないですか？」

しかし、その甲斐なく、予備のメガネをとりにいく途中で有里とすれ違ってしまい、諸岡も犯人だと疑われる結果となってしまった。

諸岡が店を出て行った後、スマホの警報音をわざと鳴らせて有里が地震速報を見るためにグラスをテーブルに置くように仕向けた。
そして、スマホカメラのズーム機能を使って有里のグラスを特定し、毒を混入した。

安室「この場合、警報を鳴らすために使ったスマホとカメラのズーム機能を使ったスマホは別だった可能性が高い」

高木刑事は、深町がスマホを隠していないか体を確認しようとする。

深町「それには及びません。ちゃんと二台持っておりますよ」

深町はポケットから二台のスマホを取り出した。

深町「もう一台購入して何度も練習しましたから。亡くなった奥様のために･･」

諸岡「妻のために有里ちゃんに毒を盛ったというのか？」

深町「はい。旦那様がお目を覚まされるように」

諸岡「目を覚ます？」

深町「奥様が他界されてから時が経っているのなら私も何も申しません。ですがまだ半年も経っておりません。なのに、あのような若い女子に現を抜かされて･･。私は奥様が幼少の頃からお仕えしておりましたので、奥様が不憫で不憫で･･。真に勝手ながら、彼女にお金を渡し、旦那様にこれ以上言い寄らないで欲しいと頼んだのですが断られ、仕方なくあの脅迫状を。ですが全くその効果がありませんでしたので、実力行使に出た次第です。目当ての女子に危害が及んだとなれば、さすがに店を訪ねるのはやめて頂けると思いまして」

深町は、諸岡に深々と頭を下げる。

深町「旦那様、私からの最後のお願いでございます。どうか、もう奥様を悲しませないでください」

これまで深町の話を黙って聞いていた諸岡は口を開く。

諸岡「深町君、違うんだ。あの子は、有里はただの目当ての女の子なんかじゃなくて･･」

安室「娘さん、ですよね？」

紗菜「いい加減なこと言わないでよね！まさか、二人とも玉子焼きにソースをかけるから、なんてことが理由じゃないわよね？」

安室「いえ、それはただの嗜好。珍しいとはいえ偶然同じになることもありますが、二人の特徴的な箸の持ち方。あの人差し指を箸から離す二人の箸の持ち方は、偶然として片付けるには無理がある」

諸岡・紗菜「･･」

安室「あなたが若い頃、駆け落ちして４年間鳥取に住んでいた時にできた娘さんが有里さんで、彼女が小さい頃、あなたの真似をして箸の持ち方を覚えたのなら、全て辻褄が合うですよ。あなたが激痩せしたり激太りしたりしていたのは、体型を変えスーツを新調するためで、よく転ぶようになったのはスーツを破いて新しく買い替えるため。全てこの店に来て娘さんに会うための口実として、隣にある洋服店に行く理由付けをしたかったからですよね？」

諸岡「あぁ。箸の持ち方なんて見なくても一目で娘だとわかったよ。駆け落ちした彼女の母親とそっくりだったし、有里という名前をつけたのも私だからね」

深町「旦那様･･。それならそうと仰って下されば･･」

諸岡「言えなかったんだ。駆け落ちした時にできた娘に会いたいだなん。妻に忠義を尽くしていた君にはとても･･」

深町「ですが･･」

諸岡「それに、私と妻の間には子供ができなかったから尚更ね」

深町「しかし、知らなかったこととはいえ、私は旦那様のお嬢さんになんてことを･･」

深町は頭を抱えてその場に座り込んだ。

その時、高木刑事のスマホに病院から連絡が入り、有里が意識を取り戻して順調に回復へ向かっているとの知らせを受けた。

それを聞いた一同は喜びの声をあげる。

深町「良かった･･。本当に良かった」

諸岡「深町君、しばらくしたら二人で見舞いに行って有里に謝ろう」

深町「いいえ、お嬢さんに合わせる顔は私には･･」

諸岡「大丈夫。訳を話せばわかってくれるさ。私の娘なんだから」

深町「旦那様。ありがとうございます･･」

その後、諸岡は安室に声をかける。

諸岡「しかし、よくわかったね。娘に会うために痩せたり太ったりしていたと」

安室「ええ、まぁ」

安室（わかりますよ。僕も子供の頃、ある女医さんに会いたくてわざと怪我をして女医さんのいる病院に通ってましたから）

蘭は、財布を拾ってくれた安室に感謝を伝える。

安室「あぁ。あの財布、蘭さんのでしたか。それで中身は大丈夫でしたか？」

蘭「はい！お金も家の鍵も全部ちゃんと入ってました」

安室「そうですか。それは良かったですね」

（蘭は以前、探偵事務所の鍵と家の鍵、そして工藤邸の鍵を持っていることを安室に話していた。そして、その鍵を財布にしまうところを安室は見ていた。）
コナンは、蘭と話す安室をじっと見ていた･･。

名探偵コナン第９５４話｜エピローグ

事件解決後の夜。

安室は、合鍵を使って工藤邸に侵入する。

そこで安室と赤井は拳銃を構えたまま対峙する。

安室「抜かったな、赤井秀一」

赤井「その言葉、そっくりそちらに返すとしようか。バーボン」

安室「何をバカな。沖矢昴の正体を見破られた時点で貴様の負けだ」

赤井「君が今日ここへ侵入することを全て読んでいたとしたらどうだ。合鍵を作ることも、工藤新一を探れと命を受けることも」

安室「やはりその口を塞ぐには、トリガーを引くしかなさそうだな」

赤井「フン」

二人がトリガーを引こうと力を込めた時、突然部屋の灯りが点いた。

安室「あ、あなたは･･」

そこには、優作と有希子が立っていた。

優作「どうも、この家の家主の工藤優作です」

有希子「有希子で～す♪」

安室は驚いた表情を浮かべ、赤井をチラリと見る。

優作「今日は以前と違ってお連れの方たちはいらっしゃらないようなので、ゆっくり妻の入れた紅茶でも味わっていって下さいね」

有希子「レモンとミルク、どちらにします～？」

優作と有希子はニッコリ微笑む。
その様子に安室はただ呆然と立ち尽くしていた。

アニメ名探偵コナンを動画で見る方法

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アニメ名探偵コナンは、2024年11月24日時点で、第1話から第1057話まで配信されています。

Huluで視聴する ※本作品の配信情報は2024年11月24日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluの公式サイトをご確認ください。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。