名探偵コナン第98話のネタバレ!名陶芸家殺人事件(前編)

シーズン3

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第98話「名陶芸家殺人事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

土屋 万吉(つちや まんきち)
CV:辻村真人
78歳。人間国宝の陶芸家・菊右衛門(きくえもん)。

土屋 益子(つちや ますこ)
CV:磯辺万沙子
42歳。菊右衛門の息子の嫁。

有田 義彦(ありた よしひこ)
CV:松尾貴司
36歳。菊右衛門の弟子。

瀬戸 隆一(せと りゅういち)
CV:高木渉
35歳。菊右衛門の弟子。

大谷 薫(おおたに かおる)
CV:岩田光央
36歳。菊右衛門の弟子。

鑑識課員
CV:巻島直樹

警官
CV:井上隆之

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あらすじ

小五郎は、人間国宝の陶芸家・菊右衛門に招待され、コナンと蘭を連れて東京郊外の邸宅を訪れた。年老いた菊右衛門は、2年前の交通事故で妻と息子を亡くして以来、息子の嫁・益子に身の回りの世話をしてもらっていた。

益子の話によると、小五郎の大ファンだという菊右衛門は、小五郎が事件を解決する度に大はしゃぎしているようだ。菊右衛門は、弟子の有田義彦、瀬戸隆一を小五郎に紹介する。

今回、菊右衛門が小五郎を邸宅へ招いた理由は、小五郎に贈る作品を自ら選んで欲しかったためだという。さっそく小五郎は高価な作品を見せてもらうことに。

どの作品でも数百万はくだらないと言われ、小五郎は遠慮がちに手元の湯呑を選んだ。この湯呑は世間で名器と呼ばれる代物。菊右衛門は、小五郎なら必ず湯呑を選ぶと考えていたようだ。

「あの、その湯呑いくらぐらいするんですか?」

「そうじゃのぅ。値をつけるとしたら、だいたい相場は一千万ぐらいかのぅ」

それを聞いた小五郎は、驚きのあまり口に含んだお茶を吹き出してしまった。

その後、小五郎たちは菊右衛門の新作の壺『風水丸』を見せてもらうことになった。益子が壺を取りに行っている間、菊右衛門の勧めで窯を見学することにした。

窯の番をしていた菊右衛門の弟子・大谷薫は、夕飯前には素焼きができると菊右衛門に報告する。窯の周りには陶器の破片が山のようにあった。それは全て益子が壊したものだという。

益子はとても目が利くらしく、弟子の有田たちが作る作品は益子の目に適ったものでなければ菊右衛門に見てもらえないという。菊右衛門は、自分が亡くなった後、次の菊右衛門を誰が継ぐかを益子に委ねているという。

その時、壺を取りに行っていた益子の悲鳴が響き渡った。悲鳴の聞こえた蔵へ駆けつけると、『風水丸』が割れていた。その無残な姿を見て、菊右衛門は落胆する。

益子はすぐに謝罪し、梯子に登ろうとした途端に転がり落ちてきたことを打ち明ける。

「もう良い。形あるもの、いずれは壊れる。風水丸が土にかえっただけのことじゃ」

菊右衛門は片づけを弟子たちに任せ、益子に夕食の支度をするように頼んだ。そして夕飯まで起こさないで欲しいと伝え、去って行った。コナンは、床にビー玉が落ちていることに気づいた。

────

夕食時になり、みんなで食卓を囲んでいた。お酒が入った益子は、まるで別人になってしまったかのように豹変し、茶碗や器を箸で叩いて大笑いしている。どうやら酒乱のようだ。

午後10時。散々酒を飲んだ益子は眠ってしまい、瀬戸が部屋まで運ぶことになった。その後も宴会は深夜まで続き、大広間に残った7人は何もかも忘れて酒を煽り、大いに騒いだ。

────

翌朝8時。宴会の後、7人はそのまま大広間で眠っていた。菊右衛門は、益子を起こしてきて欲しいと有田に頼んだ。しかし益子の部屋から戻ってきた有田は、益子の布団が空だったと報告する。

有田は益子の携帯に電話を入れる。その直後、蔵の方から焼き物が割れる音が聞こえてきた。

コナンが蔵に駆けつけると、益子が首を吊って亡くなっていた……。

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ネタバレ

益子を見て唖然とする一同。コナンは、すぐに下ろせば益子が助かるかもしれないと声を上げる。弟子3人は慌てて縄から益子を外すが、すでに絶命していた。

その後、目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まった。

先ほど聞いた焼き物が割れる音は、床に砕け散っている壺の音だった。目暮警部は、益子が首を吊るときに壺を踏み台として使ったと推理する。

「今回も偶然居合わせたにも関わらず、事件の時ぐうすかと寝とったというのがまたまた君かね、毛利くん!」

「大きい声出さんでください…、二日酔いで頭が……」

「ふざけるな! お前の行くところ行くところ死体の山なんだぞ! わかっとるのか!」

縄が結ばれていた天井の梁の上には人が登った形跡がなかった。棚にかけられている梯子では梁まで届かず、縄の先に何かを結び付けて放り投げ、梁に渡したと考えられる。

問題は、ぱっくり切れている益子のふくらはぎの傷だ。周りにもかなり血が飛んでいる。

昨夜の宴会時、益子はとても楽しそうに酒を飲んでおり、とても自殺するようには見えなかった。菊右衛門は、『風水丸』を割ってしまったことを悔いて自殺したのかもしれないと話す。

(確かに動機、状況とも自殺と判断するのに十分なものは揃っている。しかし…)

コナンは、益子が何も履いていないことを指摘する。蔵の外にも益子の履物は見当たらない。さらに益子の足の裏は汚れていない。仮に裸足で蔵まで来たとしたら、足の裏は汚れるはずだ。

「もしかしたらこのおばさん、誰かに抱っこされてここに連れてきてもらったんじゃないの?」

このコナンの言葉で、他殺の可能性が高くなった。もし他殺だとすると、怪しいのは大広間にいた菊右衛門、有田、瀬戸、大谷の4人だ──。

まとめ

■ BACK:
第97話「別れのワイン殺人事件」
■ NEXT:
第99話「名陶芸家殺人事件(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第98話「名陶芸家殺人事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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