名探偵コナン第158話のネタバレ!沈黙の環状線

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第158話「沈黙の環状線」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

倉田 征二(くらた せいじ)
CV:加納詞桂章
26歳。広告デザイン会社勤務。

河合 静香(かわい しずか)
CV:山口由里子
24歳。広告デザイン会社勤務。

森 由紀子(もり ゆきこ)
CV:矢島晶子
20歳。広告デザイン会社勤務。

橋本 清美(はしもと きよみ)
広告デザイン会社勤務。

駅のアナウンス
CV:千葉一伸

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あらすじ

日曜の夜。小五郎はコナンと蘭を連れて、依頼人が忘れた封筒を届けに行きました。

その帰り道、環状線のホームで電車を待っていたコナンたちは、休日出勤していた会社員・倉田征二、河合静香、森由紀子の姿を見かけました。

間もなく電車が到着しようとした時、由紀子はジュースを買いに行くと言い、倉田たちに先に乗っていて欲しいと伝えました。

その後、コナンたちと同じ車両に乗った倉田と静香は、由紀子を捜すため前方の車両へ移動しました。

倉田たちは、缶ジュースを手にした由紀子を発見。さらに、自分たちよりも随分先に会社を出たはずの同僚・橋本清美が座席で眠っていました。

倉田は、清美に声をかけて体を揺さぶります。すると、清美の体は崩れるように倒れ込んでしまいました。

コナンたちは、由紀子の悲鳴を聞いて前方の車両へ駆けつけました。

清美の脈を確認した小五郎は、彼女がすでに亡くなっていることを倉田たちに伝えました。

コナンは、清美の耳たぶに刺し傷があり、少し黒ずんで押しつぶされていることに気づきました。それはまるで、毒物反応のようです。

この時、由紀子は清美の崩れた襟元を綺麗に整えていました。
 
 
 
その後、目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

死亡推定時刻は午後6時半前後で、コナンたちが遺体を発見したのは7時半過ぎです。

この環状線は一周するのに1時間10分かかるため、清美が電車内で死亡したことは間違いありません。

つまり被害者は、電車に乗った直後に死亡し、環状線を一周して元の駅へ戻ってしまったということです。

死因は、即効性の毒物を塗った針のようなもので、耳を刺されたことでした。

清美が持っていたショルダーバッグは開いたままになっていて、犯人が何かを持ち去ったという可能性が考えられます。

さっそく倉田たちにバッグの中を確認してもらいますが、清美の所持品など覚えていないといいます。

目暮警部は、清美のこれまでの行動を確認するため、倉田たちから詳しい話を聞くことにしました。

仕事を終えた後、倉田、静香、由紀子は食事に向かい、清美だけが先に帰りました。

倉田たちは、6時30分頃に駅の改札口で清美と別れましたが、特に変わった様子はなかったといいます。

この後、3人には清美を殺害する動機があることが判明しました。

倉田は、清美にフラれ続けていた。

由紀子は、清美に恋人を奪われていた。

静香は、清美にデザインを盗まれた。

しかし、死亡推定時刻は6時半前後。つまり、倉田たちが駅で清美と別れた直後です。

そのあとレストランへ行ったという3人には、犯行は不可能です。

目暮警部は、3人を容疑者から外し、通り魔の犯行と考えて捜査を進めることにしました。

しかしコナンは、通り魔の犯行にしては妙な点が多すぎると考えていました。

コナンは、高木刑事とともに倉田たち3人の所持品検査を行いました。

そこでコナンは、MDプレーヤーとアームの曲がったヘッドホン、そしてソフトとインデックスシールに注目します。

そして、犯人がアリバイを作りながらも清美を殺害した方法を見抜きました。

コナンは証拠を集めるため、倉田から話を聞くことにしました。

倉田は、清美とみんなは本当に仲が良かったと話します。

今日も会社で由紀子が清美のMDプレーヤーを落として壊してしまいましたが、清美は怒ることもせず許したようです。

そして清美と帰る時は、二両目に乗る決まりになっているようです。その理由は、清美が降りる駅のちょうど改札の前で停まるためです。

となると、清美が二両目に乗ることは3人とも知っていたことになります。

全ての謎を解き明かしたコナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を始めました。

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ネタバレ

犯人は通り魔などではなく、倉田、静香、由紀子の中にいます。そして凶器も、ちゃんと3人の所持品の中にありました。

死亡推定時刻に食事をしていたという3人ですが、それでも清美を殺害することは可能でした。

まず、清美が先に帰ることを知っていた犯人は、彼女が乗る電車の時刻を確認し、遺体となって戻ってくる時間を想定しました。

その後、みんなで食事をしてアリバイを作り、戻ってきた清美から凶器を回収しました。

凶器は耳に当てて使い、持っていても不自然ではないもの。つまりヘッドホンです。

犯人は、ヘッドホンを所持している森由紀子です。
 
 
由紀子は、清美のMDプレーヤーを壊して自分のプレーヤーを貸しました。この時、ヘッドホンには毒針が仕込まれていました。

そして、ジュースを買うと言って前の車両から乗り込み、凶器を回収しました。

清美がいつも前から二両目に乗ることを由紀子は知っていました。

居場所さえ知っていれば、凶器を回収するのにそれほど手間はかかりません。

ところが、清美の肩にコードが挟まっていて、無理に引っ張ったためにヘッドホンが曲がってしまいました。

清美の腕にはヘッドホンのコードの跡が残っていました。そして、彼女の耳が押しつぶされたように広がっていたのもヘッドホンをしていた証拠です。

同僚の遺体を前に驚いていたはずの由紀子は、なぜか清美のワンピースの襟を直していました。

恐らく、ヘッドホンのコードが引っかかって襟が立ってしまっていたからです。

本来、由紀子は凶器を回収し、遺体を置き去りにする予定でした。

しかしその時、後ろの車両から倉田たちが来てしまいました。そこで他の2人と一緒に遺体を発見したフリをしてその場を凌いだのです。
 
 
由紀子は、わざと仕事でミスをして、日曜日にみんなが会社に集まるように仕向けました。

環状線は、日曜の夜になると乗客が少なくなり、二両目にはほとんど人が乗りません。アリバイを作った後、凶器を回収するには好都合だったのです。
 
 
証拠は、由紀子の所持していたMDプレーヤーの中に入っていたソフトです。

そのソフトには、今日の日付とともに『ありがとう由紀子。by清美』と書かれています。

それを書いたボールペンは、清美の遺留品の中から発見されました。

これらは、由紀子がプレーヤーを清美に貸していたという動かぬ証拠です。

清美は、まさか由紀子が自分を殺そうとしているとも知らず、メッセージを残したのです。
 
 
動機は、清美に彼氏を奪われたためでした。

エピローグ

犯行に使用された毒は、南米で吹き矢に使われていたという即効性のアルカロイド系の毒薬でした。

由紀子は数日前、海外旅行先で見つけたその毒薬を、小さな針に塗って仕込んだと自供しました。

目暮警部は、毒の特定に手間取っていたため、それを見抜いていた小五郎を誉め称えます。

「毛利くん、君に解明してもらわなかったら迷宮入りだったかもしれん」

「吹き矢の毒…、ね。いやァ、私もたぶんそうではないかと…」

「ほォ! それも見抜いていたのかね! さすが毛利くん!」

(おいおい…。俺の麻酔銃は見抜けてねェじゃねェかよ)

まとめ

■ BACK:
第157話「本庁の刑事恋物語2(後編)」
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第159話「怪奇五重塔伝説(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第158話「沈黙の環状線」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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