名探偵コナン第637話のネタバレ!世界一受けたい授業事件(後編)

シーズン16

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第637話「世界一受けたい授業事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第637話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第637話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第637話
■ 事件ファイル名:
世界一受けたい授業事件(後編)
■ 放送日:
2011年11月19日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Misty Mystery(GARNET CROW)
EDテーマ Your Best Friend(倉木麻衣)
■ BACK:
第636話「世界一受けたい授業事件(前編)」
■ NEXT:
第638話「紅葉御殿で謎を解く(前編)」

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名探偵コナン第637話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利 蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・沖野 ヨーコ
小五郎が熱烈に応援しているアイドル歌手。世界一受けたい授業のゲストパネラー。

・上諏訪 幹彦(かみすわ みきひこ)
52歳。日売TVプロデューサー。

・橋本 善成(はしもと よしなり)
22歳。番組AD。

・土屋 大輔(つちや だいすけ)
45歳。ディレクター。

・山崎 哲史(やまざき てつし)
32歳。ポン菓子機会社社長。世界一受けたい授業の2限目の講師。

・本間 健太郎(ほんま けんたろう)
70歳。古美術鑑定士。世界一受けたい授業の3限目の講師。

・君島 伸郎(きみじま のぶろう)
67歳。演歌の大御所。世界一受けたい授業のゲストパネラー。

・沖 しのぶ(おき しのぶ)
25歳。君島の弟子。

・滝川 洋二(たきかわ ようじ)
大学教授。阿笠博士の友人。

・堺 正章
世界一受けたい授業の校長。

・上田 晋也
世界一受けたい授業の教頭。

・有田 哲平
世界一受けたい授業の学級委員長。

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名探偵コナン第637話|あらすじ

(前編の内容)
日売テレビの看板番組「世界一受けたい授業」に小五郎が講師として出演することになった。
番組収録のために訪れたテレビ局で、小五郎、コナン、蘭は、同じ番組に出演する演歌の大御所である君島伸郎から、自慢の壺を見せられた。
番組の中でその壺を鑑定してもらうということだが、君島の話では1億円以上の価値があるのだという。
ところが、リハーサル中にその壺が忽然と消失してしまった。
まさか、誰かに盗まれたのか。
だとすれば、犯人はこのスタジオの中にいる・・。(前編へ

(後編のあらすじ)
リハーサルの間、壺が隠せるような大きさの荷物をスタジオから運び出した人はいなかったはずだ、と話すディレクターの土屋大輔。
プロデューサーの上諏訪幹彦は、もう一度みんなで手分けしてスタジオの中を探すように言った。
ゴミ箱の中、机や椅子の下、スタジオの中を隈なく探すが見つからない。

やっぱりどこにもない、と土屋が上諏訪に報告。
文字通り、消えたってわけか・・」と上諏訪は呟いた。
その会話を聞いていた君島は「魔法の壺じゃあるまいし、勝手に消えるなんてことがあるわけないだろ!」と声を上げ、時価1億円以上の壺の価値に目がくらみ、誰かが盗んでどこかへ隠したに違いない、と続けた。

その様子を見ていたコナンは、先ほど受付で会った大学教授の滝川洋二の研究室で、先週面白い実験をしていたことを思い出した。
実験は、米を入れた植木鉢の中の造花が一瞬で消えるというもの。
実は、植木鉢の底にはホースが差し込まれており、空気を吹き出すと米粒がふわっと浮き上がり、花を支える力が瞬間的になくなって、造花が米の中に沈み込む。
それで消えたように見えたんだが、今回の壺が消えた場合には当てはまらないな・・と考えるコナン。

名探偵毛利小五郎の名推理で、壺を探し出してもらえませんか」と上諏訪が小五郎に頼みだした。
自信なさげに返事をする小五郎だが、沖野ヨーコに期待の言葉をかけられ、「おまかせ下さい!」と胸を拳でドンと叩いた。

ADの橋本善成の証言によると、1時限目のリハーサルが終わった時には、確かに壺はあったということだ。
その時、橋本と一緒に有田哲平も壺を見ている。

となると、もし何者かによって壺が盗まれたとすれば、それは2時限目の授業のリハーサル中のこと。
みんながポン菓子機に注意を奪われているその隙を狙って、君島の壺を盗み、そして素早くスタジオのどこかへ隠した。

あれだけ探したのに壺は見つからなかった、と話す上諏訪。
しかし小五郎は、まだ調べていないところがある、と答えた。

ポン菓子機の山崎機工の社長である山崎哲史には、壺を盗む動機がある。
1時限目のリハーサル中、山崎が携帯のカメラを使い無断で沖野を撮影した時、それに怒った君島は山崎の携帯を真っ二つに折った。
そのことを根に持ち、仕返しのつもりで君島の壺を盗んだのでは・・、とポン菓子機のケースの中を見せるように言う小五郎。

山崎は、ポン菓子機のテストの間、ずっとセットの中にいた。
そのため壺を盗む暇なんかなかった、とケースの中を見せようとしない。

そんな山崎に、君島と上諏訪がケースの中を見せるように強く言う。
わかりました・・」と小さく呟き、山崎がケースの蓋を開けると、中には壺はなかった。
しかし、沖野のハンカチが入っていた・・。

山崎は、確かに携帯を壊されて頭にきていた、と話す。
その時、山崎は沖野が使っていたハンカチが椅子の上に落ちたことに気づき、沖野がハンカチを使っている写真とセットで、ネットオークションに出せば、ファンに高額で売れると思った。
それを聞いた小五郎は「テメェ!ふざけやがって!」と山崎に掴みかかろうとするが、蘭が止める。
しかし、肝心の携帯画像は、君島に携帯ごと壊されてダメになったんじゃ・・と土屋が言葉を発した。
それを聞いたコナンは、きっとマイクロSDに保存されるように設定してあり、携帯が壊れても画像は無事なんだよ、と答えた。

山崎の件も問題だが、とりあえず今は君島の壺だ、と上諏訪が口を開いた。
その時、古美術鑑定士の本間健太郎がスタジオを出て行こうとしていた。
上諏訪が本間を引きとめるが、今日の収録は中止だろ、と再び歩を進める。
そこで小五郎は、持っている大きなバッグの中身を見せるよう本間に言った。

リハーサルの前に君島が本間に壺を見せた時、本間は「見事だ」と目の色を変えていた。
2時限目のポン菓子機の時も、自分は興味がない、と一人でセットから出て行った。

本間は、バッグを広げて見せるが、中には偽の骨董品しか入っていなかった。
疑いが晴れた本間は、帰ろうとするが、再び上諏訪が引きとめた。
収録はまだ中止と決まったわけではなく、3時限目の本間の授業は、君島の壺さえ見つかれば予定通り収録するつもりだ、と話す上諏訪。
それに対し本間は「あの壺が見つかったところで収録できるかどうか・・」と意味深なことを呟いた。

壺が隠せるような大きさのものをスタジオから運び出した人はいない。
かといって、スタジオのどこを探しても、壺は見つからなかった。
しかし、跡形もなく消えるなんてことがあるわけない。
絶対何かを見落としているはずだ・・とコナンは考える。

時間が押しているため、上諏訪は収録の中止を決定した。
そして土屋は「セットをバラしてください」と美術スタッフに声をかけ、橋本にカッターを借りた。
それを聞いたコナンは「そうか!そういうことだったのか!」と閃いた。

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名探偵コナン第637話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第637話|謎解き

【謎解き①】
ADの橋本と、君島の弟子の沖しのぶは、ウエストバッグをつけている。

【謎解き②】
本間は「あの壺が見つかったところで収録できるかどうか・・」と意味深なことを呟いた。

名探偵コナン第637話|ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせると、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めた。

ちょっと待ってください。先に片付けるのはセットじゃない。この事件の方です

壺はまだ犯人が持っている。
そしてこの中に【謎解き①】で、ウエストバッグをつけた者が二人いる。
ADの橋本と、君島の弟子の沖だ。

先ほど土屋がスタジオのセットをバラすと言った時、橋本のバッグの中身は確認できた。
いくらでも見てください」とバッグを広げる橋本。
バッグの中にはハサミやテープ、ペンが入っている。

となると、残るは沖しのぶのウエストバッグのみ。

清朝の壺がこんな小さなウエストバッグに入るわけないだろ、と君島が指摘する。

もちろん入るわけがない。だが、壺を粉々に砕けば十分可能だ。

しかし、壺の割れる音でみんなに気づかれるのでは、と橋本が問う。

2時限目の授業のリハーサルで、みんながポン菓子機のテストに注目している時、沖はこっそりセット裏にまわり、破片が飛び散らないように用意した袋に壺を入れた。
そして、沖野がハンマーでポン菓子機を叩いたそのタイミングで、袋の上から壺を叩き割った。
粉々になった壺が入った袋をウエストバッグに詰め、何事もなかったかのように姿を見せた。

本当なのか、と君島が沖を見つめる。
沖は、ウエストバッグからゆっくりと、粉々になった壺が入った袋をとりだした。

なぜだ、答えろ!と君島は怒鳴った。
そこで有田が「そうやっていつも怒鳴られてばかりいるから、きっと先生のこと憎かったんじゃないんですか?」と話す。
しかし、いくら憎かったとしても1億円の壺を割るなんて、とても正気とは思えない、と土屋と橋本が声を揃えて言った。
山崎は「ったく、どんだけ嫌われてんだって話だよ!」と大笑いしている。

小五郎は、壺の鑑定結果を本間に尋ねた。
本間は、彼女はそれを望んでいないようだが・・、と沖をちらりと見る。
真実は常に一つ!例えそれが、しのぶさんの望まない結果だったとしても

本間は「君島伸郎氏所有の清朝の壺は・・、見事な出来の贋作だ」と話した。
そんなバカな!」と君島は驚いている。

リハーサルの前に、君島が壺を見せた時の本間の【謎解き②】は、"見事な贋作“という意味だった。

もし収録で贋作だと言えば、君島に恥をかかせることになる。
かといって鑑定結果に嘘はつけない。
そこで、収録前に黙って帰ろうとしたのだが、恐らく沖も同じ気持ちだったのでは・・、と本間は話した。

君島があまりにもあの壺を気に入っているので、沖は贋作だということをなかなか話せずにいた。
そこへ今回の出演の話がやってきた。
番組内で鑑定されてしまったら、贋作であることがバレてしまう。
今まで自分が言い出せなかったばかりに、テレビの収録で師匠に恥をかかせることになる。
そう思い詰めた沖は、壺が盗まれたことにして収録を中止にしようとした。

いつから贋作だと気づいていたのか、君島は沖に尋ねる。

1年前、君島の奥さんが亡くなる前。
奥さんは沖を枕元に呼び、あの壺は贋作だけど、君島にとっては何物にも代えがたい宝だから、絶対に君島に知られないようにして欲しい、と話したという。
でも、約束を果たせず、こうなったからには、もう君島先生の元にはいられません。これを機に歌手の夢は潔く諦め、故郷に帰ります。今まで本当にありがとうございました」と沖は君島に頭を下げた。
それを聞いた君島は「しのぶ、これ以上俺に恥をかかせるな。確かに俺は壺を見る目はボングラだった。だがな、歌声を見る目は曇っちゃいねぇつもりだ!」と声を上げた。

今さっき電話で連絡を受け、沖のデビューが決まったそうだ。
それでも故郷に帰るつもりか、と笑顔で尋ねる君島。
沖は泣きながら「ありがとうございます」と何度も頭を下げた。

その後、目を覚まし、スタジオを後にする小五郎の元へ、「毛利さーん!言い忘れてました、そのネクタイ・・」と沖野が駆け寄った。
やっぱり気づいてくれましたか~!ヨーコちゃんに気に入ってもらえるように・・」と派手なネクタイの話をしようとする小五郎の言葉を遮り、「お弁当のシミついてますよ♪」と一言。

小五郎「しみじみショック~・・
コナン「ネクタイなのに・・締まらねぇな・・

まとめ

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第638話「紅葉御殿で謎を解く(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第637話「世界一受けたい授業事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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