名探偵コナン第169話のネタバレ!ビーナスのキッス

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第169話「ビーナスのキッス」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある…。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

大沢 美智子(おおさわ みちこ)
CV:柚木涼香
25歳。主演女優。

林 雅人(はやし まさと)
CV:小室正幸
40歳。演出技術担当。

峰岸 百合子(みねぎし ゆりこ)
CV:鷹森淑乃
30歳。女優。

村川 康之(むらかわ やすゆき)
CV:菅生隆之
44歳。スタッフのチーフ。

作業員
CV:千葉一伸、横尾博之

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あらすじ

コナン、小五郎、蘭は水族館の水中ショーに招待され、米花町水族館にやってきました。小五郎たちを招待したのは、小五郎の大ファンだという大沢美智子です。

美智子はショーの主演女優を務めていて、水中の中に4分間も潜っていられるようです。

ショーを楽しみにしていた蘭は、演出技術を担当する林雅人に案内され、制御室、ロッカールーム、メイク室を見せてもらいます。

制御室では、ショーの照明や音楽、機械の操作などの全てを行っています。そしてメイク室は、美智子たち出演者が化粧をしたり、衣装を着替えたりする部屋です。

廊下の突き当たりの扉は出番を待つ控室になっていて、その奥に水槽の中の貝に繋がる出入口があります。
 
 
その後、コナンたちはスタッフチーフの村川康之、女優の峰岸百合子を紹介されました。

村川は装置の点検をしに控室へ入って行きました。コナンは村川がタオルを落としたことに気づき、その後を追いかけます。そしてタオルを届けたついでに控室の中を見学させてもらいます。

貝への出入口には2つのスイッチがついていました。赤い方は流れ込む水を止めるボタン、青い方は溜まった水を流し出すボタンのようです。

水を出し入れする操作は制御室で行われますが、何かあった時のために中からも操作できる仕組みになっていました。
 
 
その後、スタッフが準備を始め、コナンたちは客席へと移動します。そしていよいよショーが始まりました。

百合子は見事な演技で観客たちを魅了します。客席から歓声が上がる中、水槽の大きな貝にスポットライトが当てられます。

そして大きな貝が開き、泡とともに美智子が登場しました。ところが、現れたのは遺体となった美智子でした……。
 
 
目暮警部、高木刑事たち警察が駆けつけ、事件の捜査が始まりました。警察の調べで、美智子の死因は溺死と判断されました。

小五郎は、貝の中に閉じ込められたまま逃げ出せなかったと推理します。

コナンは、美智子の化粧が剥がれていることに気づきます。さらに美智子の足には湿布が貼られていました。
 
 
ショーの最中に制御室で操作をしていた林は、いつも通り正常に作動していたと証言します。別の作業員に頼んで貝の中を確認してもらいますが、やはり異常な点は見つかりませんでした。

その時、コナンと高木刑事は、貝へと繋がる出入口の床に付着したファンデーションを発見します。

そしてメイク室では、美智子の化粧品が出しっぱなしになっていて、その中に湿布についていたビニールが紛れ込んでいました。

コナンは犯人の使ったトリックを見破りました。このトリックを使うことができたのは " あの人 " だけです。さっそくコナンはいつも通り小五郎を眠らせ、推理を話し始めました。

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ネタバレ

貝の中には非常用の水を抜くスイッチがあり、4分間もの素潜りに耐えられた美智子が、ボタンを押す暇もないまま溺死するとは考えられません。

さらにプロ意識が強く、常に客の目線を意識していた美智子がなぜか湿布を貼ったまま衣装を着ていました。林の話によると、本番前には必ず湿布を剥がしていたといいます。つまり湿布は犯人によって貼られたものということです。

ショーが始まる前、犯人は美智子を薬で眠らせて足に湿布を貼り、貝まで運びました。それができた人物はひとりしかいません。

犯人は、スタッフチーフの村川康之。

几帳面だという美智子の化粧品は出しっぱなしになっていました。それは化粧中に襲われたという証拠です。

そして貝の装置の床に美智子のファンデーションがこびりついていました。それは意識を失った美智子が確実に溺死するように顔を床につけて放置されたためです。

決定的な証拠は、村川の背中についている美智子の口紅の跡でした。唇の形が上下逆になっているということは、美智子を担いでいたということです。

動機は、妻子の仇をとるためでした。

2年前、村川の妻と子供はひき逃げに遭って亡くなってしまいました。その犯人が美智子だったのです……。

エピローグ

村川が警察に連行され、事件は解決しました。

静かになった観客席で、蘭は寂しそうに水槽を見つめます。そんな蘭を励ますかのように小五郎は声をかけます。間もなく米花町にオープンする『巨大ドーム型プール』に連れて行ってやる、と。

すると突然、蘭が回し蹴りを繰り出し、焦った小五郎とコナンは床に伏せます。しかし既の所で足は止まり、蘭は『寸止めよ』と大笑いしながら帰って行きます。

腰を抜かした小五郎とコナンは、呆れた顔で蘭の後ろ姿を見ていました。

まとめ

■ BACK:
第168話「鳥取クモ屋敷の怪(解決編)」
■ NEXT:
第170話「暗闇の中の死角(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第169話「ビーナスのキッス」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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