名探偵コナン第115話のネタバレ!スキューバダイビング殺人事件(後編)

シーズン3

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第115話「スキューバダイビング殺人事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

妃 英理
CV:高島雅羅
小五郎の妻で蘭の母。現在小五郎とは別居中で、妃法律事務所の弁護士。新一の母親の工藤有希子とは同級生で友人。

戸田 貴和子(とだ きわこ)
CV:井上喜久子
大学生。雅彦の婚約者。

松崎 雅彦(まつざき まさひこ)
CV:八戸優
大学生。はるみの兄。

松崎 はるみ(まつざき はるみ)
CV:皆口裕子
大学生。

河津 邦生(かわづ くにお)
CV:塩屋翼
大学生。

伊東 洋(いとう ひろし)
CV:斎藤茂一
大学生。

ホテルマン
CV:巻島直樹

看護婦
CV:斉賀みつき

院内放送
CV:榎本充希子

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(前編)のストーリー

小五郎と英理の仲をなんとか修復させようとした蘭の計画で、コナンたちは真夏のビーチにやってきました。

しかし、そこで知り合った女子大生の戸田貴和子がウミヘビに噛まれ、重体となってしまいました。

コナンは、事故ではなく事故を装った犯罪だと考えるのですが──。(前編へ)

あらすじ

保険証を持ってきて欲しいという雅彦の連絡で、一同は貴和子が搬送された病院へ行くことになりました。

小五郎の車に邦生、はるみ、洋を乗せ、英理はコナンと蘭を乗せて別々に向かいます。ホテルを出る直前、小五郎は『あとで話がある』と英理に伝えました。

英理は、自分が結婚指輪をしていないことに気づかない小五郎に苛立っていて、蘭を病院へ送り届けた後、そのまま帰るつもりだったのです。

車を走らせる英理は、小五郎が言った『話』について蘭に尋ねます。離婚のこと、蘭の親権のこと、それとも自分を試しているだけなのか……。

英理と蘭の会話から、コナンは事件の真相にたどり着きました。
 
病院へ到着したコナンたちは、雅彦と合流しました。搬送されて以来、貴和子は集中治療室に入ったままで、容体はわからないとのことでした。

コナンは、院内放送で英理とはるみを院長室へ呼び出して欲しいと看護婦に頼みました。そしていつものように小五郎を眠らせて、車椅子で院長室へ連れて行きます。

そして蘭、英理、はるみが集まったところで、コナンは蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めました──。

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ネタバレ

貴和子が重体となったのは事故ではなく、殺人を目的とした計画的な犯行でした。貴和子は、ウミヘビを持った犯人に故意に噛まされたのです。

そもそも貴和子が溺れたのは、婚約者の雅彦を試すためでした。泳げない雅彦が自分を助けに来てくれるかどうかを。その証拠に、貴和子は助けに来た人の中に雅彦の姿を確認し、『良かった』と呟いていました。

しかしこの計画には、溺れている自分の姿をすぐに雅彦に知らせる相手が必要です。その相手がはるみだったのです。

貴和子をウミヘビに襲わせた犯人は、松崎はるみです。

貴和子に頼まれたバスタオルを取りに部屋へ戻ったはるみは、隠しておいたウミヘビをウエストポーチに忍ばせ、再びシーサイドレストランに戻りました。

そして頃合いを見計らって海にいる貴和子に合図を送って溺れたフリをさせ、みんなと一緒に駆け寄った時に忍ばせておいたウミヘビを取り出して貴和子を噛ませたのです。

ウミヘビの口はかなり小さく、人間が噛まれるとしたら指先などの細い部分です。しかし貴和子は、ウミヘビが噛めない手の甲に牙の痕がついていました。

はるみは、溺れた貴和子に駆け寄った時に、ウミヘビの首の根をつまんで強引に口を開かせ、牙を引っかけるように噛ませたのです。

証拠は、エラブウミヘビの鱗つきのテープがはるみのウエストポーチに入っていることでした。

ウミヘビをただ入れていただけでは取り出すときに時間がかかり、下手をすれば指を噛まれる恐れがあります。そこではるみは、ウエストポーチの内部にウミヘビの体を数か所テープで固定し、ヘビの首だけが外に出ている状態にしておいたのです。

そして逃げて行くウミヘビについていたテープが羽のように見えたため、蘭は『ウミヘビには小さな羽が生えていた』という証言をしたのです。

動機は、雅彦のことを愛していたためでした。

雅彦とはるみは、高校生の時に親同士が再婚して兄妹になりました。そして雅彦に初めて会った時、はるみは雅彦を好きになってしまったのです。

しかし雅彦の傍にはいつも貴和子がいました。そして突然の婚約…。

ショックを受けていたはるみに、貴和子は追い打ちをかけるように『雅彦を試したい』という計画を持ち掛けたのです。どうしても貴和子に雅彦を渡したくなかったはるみは、今回の犯行に及んだのでした。
 
 
その後、貴和子は目を覚ましました。医師の話によると、応急処置のおかげで助かったようです。

そして貴和子は、はるみに謝罪しました。貴和子は、溺れた自分に駆けつけたはるみの真剣な顔を見て、はるみが雅彦に好意を寄せていることに気づいたのです。それなのに、あんなことを頼んでごめん、と…。

貴和子ははるみを責めることなく、『人の心を試そうとしたためバチが当たった』と弱々しい笑みを見せたのでした。

エピローグ

目を覚ました小五郎は、ポケットから指輪を取り出し英理に渡します。

事件が起きる前、小五郎はトイレへ行くと言って姿を消しました。実はこの時、英理が落とした指輪をビーチへ探しに行っていたのです。

そして英理が座っていたビーチパラソルの下で見事指輪を発見。小五郎の足に砂がついていたのは、砂浜に膝をついて指輪を探していたためでした。

英理は照れた様子で眉を八の字にし、小五郎に近づきます。それと同時に看護婦たちが黄色い声を上げて小五郎の周りに集まってきました。

鼻の下を伸ばして看護婦にデレデレする小五郎を尻目に、英理は足早に車に乗り込み、猛スピードで走り去って行きました……。

海沿いの道で車を走らせる英理の左手は夕陽で照らされ、結婚指輪が光輝いていました。

まとめ

■ BACK:
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第115話「スキューバダイビング殺人事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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