名探偵コナン第21話のネタバレ!TVドラマロケ殺人事件

シーズン1

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第21話「TVドラマロケ殺人事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第21話|事件ファイル概要

事件ファイル


Sponsored Link

名探偵コナン第21話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

沖野 ヨーコ
CV:天野由梨
21歳。小五郎が熱烈に応援しているアイドル歌手。

山岸 栄一
CV:一条和矢
ヨーコのマネージャー。

那智 真吾(なち しんご)
CV:子安 武人
23歳。二枚目俳優。

権藤 武敏(ごんどう たけとし)
CV:宮田光
57歳。監督。

豆垣 妙子(まめがき たえこ)
CV:弥生みつき
24歳。スクリプター(映画撮影の記録係)。

島崎 裕二(しまざき ゆうじ)
CV:横堀悦夫
26歳。AD(アシスタントディレクター)。

安西 守男(あんざい もりお)
CV:二又一成
25歳。撮影助手。

豆垣 久作(まめがき きゅうさく)
CV:丸山詠二
75歳。妙子の祖父。

鑑識員
CV:高木渉

仲居のおばさん
CV:岩居由希子

Sponsored Link

名探偵コナン第21話|あらすじ

日売テレビの火曜サスペンスドラマ「闇に笑う脅迫者」のロケが神社で行われた。

そのドラマの推理監修として協力することになった小五郎は、主演が沖野ヨーコということもあって、頗るご機嫌だった。

小五郎についてきたコナンと蘭は、迫力あるヨーコの演技に圧倒される。

その時、二枚目俳優の那智真吾は、自分のマッチ棒パズルを勝手に触り出したコナンを注意する。

すぐさま蘭は謝罪し、蘭を見た那智は態度を一変させて笑顔を見せた。

そこへ、スクリプターの豆垣妙子が那智にタオルを渡しにやってくる。

那智が妙子を食事に誘うが、妙子は迷うことなく断った。

2人の様子を見ていた監督の権藤武敏は、那智を注意する。

妙子は、来月ADの島崎裕二と結婚することになっているという。

しかし、2人の結婚を良く思っていない撮影助手の安西守男は、嫌みの言葉を投げかける。

それを聞いた島崎は安西に掴みかかろうとするが、妙子がそれを止めた。

その時、安西の腕時計のアラームが鳴った。

奇妙な音を出すその腕時計は、ちょうど6時を示していた。



その後、今日の撮影は終わり、それぞれ後片付けをしていた。

妙子の祖父、豆垣久作は、しっかり後始末するようにと妙子に伝える。

久作は、神社の神主だった。


蘭は、友達から那智のサインを頼まれていたことを思い出し、慌てて那智を捜しに行く。

すると、林の中で那智と安西が言い争いをしていた・・。

どうやら那智は、安西に強請られているようだった。



その夜。

コナンたちは、権藤の誘いを受け、米花旅館に泊まることになった。

ドラマ関係者は全員米花旅館に泊まることになっていたが、古い旅館の建物を目にした那智は文句を言い、帝丹ホテルへ行ってしまった。



宴会が始まり、それぞれ賑やかな食事を楽しんでいた。

その途中で、安西はカメラの手入れがあると言って席を立つ。

妙子も用事があると島崎に伝え、その場を後にした。



その後、宴会はお開きになり、各自部屋へ戻って休んでいた。

窓から外を見ていたコナンは、島崎が旅館を出て行ったことに気づいた。

隣の部屋にいた権藤も見ていたようで、島崎にタバコを買ってくるように頼んでいた。


コナンと蘭は、ヨーコに誘われてコンビニへ行くことになった。

部屋を出ると、深く帽子を被った安西がちょうど出かけて行くところだった。


コナンたちが旅館を出ると、入り口で妙子が呆然と立ち尽くしていた。

蘭が何度か声をかけ、ようやく気づいた妙子は、そそくさと旅館の中へ戻って行った。



その後、コンビニからの帰り道。

コナンたちが神社の前を通りかかると、境内の前に人影が・・。

賽銭泥棒だと疑う蘭は、コナンとヨーコとともに階段を上って神社へ急ぐ。

すると、狛犬の前で血まみれの安西が倒れていた。

コナンは安西の脈を確認するが、すでに亡くなっていた。


遺体の傍には、帽子とベスト、そして血痕のついたナイフが落ちていた。

その凶器と思われるナイフは、ドラマの撮影中に使用されたものだった。

コナンは、ドラマ撮影の関係者の中に犯人がいると考える。


そしてコナンは、安西が自らの血で書き残したダイイングメッセージを発見した。

安西の人差し指の先には、「コマイヌ」という文字が書かれていた。



その後、目暮警部率いる警察が到着し、事件の捜査が始まった。

蘭は、遺体を発見する前の10時30分頃に、境内で不審な人物を目撃したことを目暮警部に報告する。

小五郎は、凶器のナイフがドラマ撮影に使用されたものであること、そしてダイイングメッセージの「コマイヌ」が神社を示していることから、妙子が犯人だと推理する。

小五郎「妙子さん、あなたは宴会の時、1時間近く出掛けていましたなぁ

妙子「実家に探し物があったので・・。家は神社の裏にあります

蘭は、安西が旅館を出るのと入れ違いで妙子が戻って来たと証言する。

小五郎「なんだって!?妙子さんは戻ってきてからずっと広間にいたよな・・

目暮「それでは犯行は全く不可能じゃないかね

コナン(しっかりしてくれよな・・)


凶器のナイフから指紋は検出されなかったが、拭き取られた跡が残っていた。

コナンは、犯人が指紋を拭き取る余裕があったにも関わらず、凶器を持ち去らなかったことに違和感を抱く。


犯行時刻は、安西が旅館を出た10時頃から、蘭たちが境内で不審な人物を目撃した10時30分の間だと考えられた。

島崎は、9時45分にタバコを買いに旅館を出て、10時15分に戻ったと証言する。

別のホテルに泊まっていた那智は、10時までホテルのバーにいたと証言する。

しかし、それ以降は一人で部屋にいたため、アリバイを証明する人物はいなかった。



被害者が書き残したと思われる「コマイヌ」の文字。

狛犬と一番関係がありそうな妙子は、安西と入れ違いに旅館へ戻っている。

9時45分にタバコを買いに出た島崎が旅館に戻ったのは10時15分で、犯行は十分可能だ。

しかし、コナンたちが境内で人影を見たのは10時30分。

その時間に島崎は旅館にいた。

10時以降のアリバイがない那智にも犯行は可能だ。

那智は安西から強請られていて、動機という点では一番疑わしい。



その後、鑑識員が安西の部屋で写真を発見した。

その写真には、那智が女性とホテルから出てくるところが写されていた。

小五郎「この女!女優の萩山律子!

山岸「え?でも彼女はもう結婚してますよ

目暮「不倫の証拠写真か・・

蘭は、那智が安西に脅迫されているところを目撃したと打ち明ける。

それを聞いた小五郎は、那智を犯人だと疑う。

しかし、那智は容疑を否認。


コナンは、狛犬の前で殺害された安西が、わざわざ「コマイヌ」と書き残した理由を考える。

そして、血で書かれた「コマイヌ」の文字を再び確認し、あることに気づいた。

Sponsored Link

名探偵コナン第21話|謎解き

【謎解き①】
安西の左腕は血まみれだが、左腕につけられた腕時計には血がついていなかった。

名探偵コナン第21話|ネタバレ

コナン「あれ?この字変なの!これ書き方間違ってる!

コナンは、カタカナの書き方が間違っていることを指摘する。

」という字は、1画目を一続きにしなければならないが、ダイイングメッセージの「」は続けずに書いてある。

そして、「」の横棒とはらいの部分も繋がっていない。

それを見たコナンは、「」の縦棒と「」の横棒が後から書き足されたものだと推理する。

以上を踏まえてダイイングメッセージを読むと、「ニマイメ」となる。

ニマイメ」と言えば、二枚目俳優の那智真吾だ。

目暮「決定的証拠が出たようだな

那智「ち、違う、俺じゃない!確かに俺は10時半にここで安西と会う約束をしてたけど、俺が来た時、安西はもう死んでたんだ・・

那智は、慌てて逃げようとした時に「ニマイメ」という文字に気づき、咄嗟に棒を書き足したと話す。

小五郎「あんたが犯人じゃないなら、なんで被害者はニマイメなんて書き残したんだ

那智「知るかよ、そんなこと!


コナンは、ダイイングメッセージを偽装した那智が、アリバイ工作を1つもしていないことから、真犯人は別の人物だと考える。

そして、もう一度「コマイヌ」という文字を見て、事件の真相に辿り着いた。


コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使い、推理を話し始めた。

那智は犯人ではない。

なぜなら、犯行時刻は10時より前だからだ。

蘭「何言ってるのよ、お父さん!私たち10時頃、旅館を出て行く安西さんを見てるのよ。腕時計のアラームの音だって聞いたし

【謎解き①】
安西の左腕は血まみれだが、左腕につけられた腕時計には血がついていない。

つまり、安西が殺された後で腕時計を死体の腕から外した人物がいるということだ。

その人物は、犯行時刻を実際より後に思わせたかった。

そこで、腕時計を旅館へ持ち帰り、被害者の部屋でアラームを鳴らすことを思いついた。

しかし、戻る途中で血が垂れては困るので、時計の血を拭ってしまった・・。

ヨーコ「それでは、私たちが旅館で見たのは・・

コナンたちが旅館で見たのは安西ではなかったのだ。

安西の部屋でアラームを鳴らした人物は、部屋にあった帽子とベストを身に着け、安西に成りすまして旅館を出た。

旅館を出たその人物は、急いで境内へ戻り、遺体の腕に時計を戻し、帽子とベストを遺体の傍に置いた。

そして、那智に罪をきせるため、「ニマイメ」と書き残した。

目暮「那智さんに罪をきせたいのなら何故ナチと書かなかったのかね。その方が偽装工作としては確実だろう

犯人は、「ナチ」とは書けなかったのだ。

なぜなら、被害者はすでに犯人を示す文字を書いていたからだ。

ニマイメ」とは、被害者が書いた文字に別の文字が書き足されてできたものなのだ。

被害者が残した文字とは、「マメ」だ。

犯人は、豆垣妙子。

久作「バカな!妙子が・・?

ヨーコ「でも毛利さん!妙子さんは安西さんに変装した人物が旅館から出て行くのと入れ違いに戻って来てるんですよ!

島崎「俺だよ!俺が安西を殺したんだ!偽装工作をしたのも俺だ。マメなんて文字は書いてなかった!

偽装工作をしたのは確かに島崎だが、島崎は犯人ではない。

遺体の周りにはひどく血が飛び散っている。

犯人もかなりの返り血を浴びたはずだ。

しかし、島崎の服には一滴の血もついていない。

血を浴びた服を着替え、体についた血を洗い流す時間があったのは、妙子しかいないのだ。

島崎「違う!俺が殺したんだ!

妙子「裕二さん、もういいわ。毛利さんの仰る通りです。私が安西を殺しました

目暮「あなた、島崎さんが偽装工作を行っていることを知らなかったのかね?

妙子「はい。ですから、旅館の入り口で安西を見た時は本当にびっくりして、何がなんだかわからなくなりました

蘭「でも妙子さん、どうして?

動機は、安西から強請られていたことだった。

妙子「私、高校の頃、両親を事故で亡くして、少しぐれていた時期があるんです。学校にも行かず、悪い仲間と付き合って、安西はその時の仲間の一人でした

昔、神社の蔵から高価な祭祀用具が盗まれ、大騒ぎになったことがあった。

それは、安西の仕業だったのだ。

妙子はそのことを久作に言おうとしたが、蔵の管理をしていた人物が責任を感じて自殺してしまい、言うに言えなくなってしまった。

それ以来、妙子は安西たちとの付き合いを絶ち、学校にも真面目に通うようになった。

妙子「忌まわしい出来事は心の底にしまい込んで忘れたつもりになってた。裕二さんと結婚して幸せな家庭を築けると思ってた。そんな時、あいつが現れたのよ!

目暮「そして、脅迫された・・

妙子「このままでは裕二さんとの結婚もめちゃくちゃにされてしまうと思いました。今夜9時半頃、ここで安西にお金を渡す約束でした。けど私は、ナイフを持って行って逆に安西を脅したんです。もう二度と私の目の前に現れないでって!そしたら、あいつが怒って襲い掛かってきて、その弾みでナイフが・・

妙子はその場に膝をつき涙する。

妙子「殺すつもりなんてなかったのに・・

島崎「出掛ける時の妙子の様子が気になったので、タバコを買いに行くフリをして神社まで来てみると安西が死んでいて、手元に血でマメって書いてありました。それで妙子がやったんだと思って、無我夢中で偽装工作をしました

島崎は、妙子に近づき抱きしめた。

妙子「ごめんなさい、裕二さん・・

まとめ

■ BACK:
第20話「幽霊屋敷殺人事件」
■ NEXT:
第22話「豪華客船連続殺人事件(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第21話「TVドラマロケ殺人事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう