名探偵コナン第873話のネタバレ!コナンと平次の鵺伝説(爪跡編)

シーズン22

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第873話「コナンと平次の鵺伝説(爪跡編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第873話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第873話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第873話
■ 事件ファイル名:
コナンと平次の鵺伝説(爪跡編)
■ 放送日:
2017年9月16日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Lie,Lie,Lie,(大黒摩季)
EDテーマ 夢物語(BREAKERZ)
■ BACK:
第872話「コナンと平次の鵺伝説(鳴声編)」
■ NEXT:
第874話「コナンと平次の鵺伝説(解決編)」

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名探偵コナン第873話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

横溝 参悟
CV:大塚明夫
静岡県警捜査一課の警部。小五郎のことを尊敬している。人に話しかける時に顔を近づけすぎる癖がある。

竹隈 殿輔(たけくま でんすけ)
CV:西村知道
58歳。宿里村村長。

丹沢 道貴(たんざわ みちき)
CV:宝亀克寿
62歳。考古学者。

染地 康克(そめじ やすかつ)
CV:二又一成
55歳。歴史研究家。

増子 史絵(ますこ ふみえ)
CV:鵜飼るみ子
46歳。小説家。

鶴見 肇(つるみ はじめ)
CV:保志総一朗
22歳。ルポライター。

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名探偵コナン第873話|あらすじ

(鳴声編のストーリー)
平次は、静岡県宿里村の村長、竹隈殿輔から、徳川の埋蔵金の発掘を手伝って欲しいという依頼を受けた。
そこで、コナン、蘭、和葉は平次に誘われて宿里村へやってきた。
古びたホテルに到着すると、平次の他にも考古学者の丹沢道貴、歴史研究家の染地康克、小説家の増子史絵、ルポライターの鶴見肇らが呼ばれていた。
昔、埋蔵金発掘チームにいたシャルル・エイベルという外国人が落盤事故に遭い、亡くなる直前に紙に「nue」と書き残したという。
昔話によく登場する鵺(ぬえ)は、頭は猿、胴は狸、手足は虎、尾は蛇、黒煙とともに不気味な奇声をあげて現れ、災いをもたらすという化け物だ。
その晩、コナンたちが部屋へ戻って休もうとすると、平次は外が明るいことに違和感を抱く。
窓から外を覗いてみると、ホテルの前にある立て札周辺が燃えていた。
コナンと平次が現場へ駆けつけると、黒煙の中から巨大な獣が現れ、獣は立て札に噛みつき引き抜くと、林の方へ逃走。
獣の正体を確かめるため、コナンと平次はホテルの裏から回って林へ向かう。
そこには、獣の歯型がついた立て札が地面に落ちていたが、獣の姿はなかった。
しかし、地面に血痕が残っており、その血痕は池の方へ続いていた。
コナンと平次が血痕をたどっていくと、そこにはすでに息絶えた染地の姿があった。
そして、染地の背中には獣に襲われたような爪痕が残っていた・・。(鳴声編へ)


(爪跡編のあらすじ)
蘭、和葉、竹隈、丹沢、増子、鶴見によって火は無事消火された。
ホテル前へ戻った平次は、染地が亡くなっていたことを伝える。
鶴見は鵺にやられたと言い張るが、コナンはいるはずがないと否定する。

平次は焼け跡から灯油の臭いがすることに気づき、犯人が染地の背中を刺した後、鵺に襲われたように見せかけるため長い傷を3本加えたと推理する。

竹隈は、丹沢、染地、増子、鶴見を呼べば、埋蔵金伝説が再び盛り上がり村おこしになるという手紙が送られてきたことを打ち明ける。
その手紙と一緒に、発掘チームが使っていたと思われる手帳とお金が同封されていたという。
さらに、手紙の送り主は、泊まるホテルと部屋まで指定してきたようだ。

蘭と和葉は、先ほど部屋へ行った時、机の引き出しにエイベルが使っていたノートがあったことをみんなに報告する。
そして、エイベルが使用していた部屋が怖いと言い出したため、丹沢がその部屋に泊まると申し出た。

警察が到着するまで各自部屋で待機することになった。
コナン、平次、竹隈は、先ほど獣が現れたところで見張りをすることにした。

平次は、4人を呼んだ理由が手紙に書いてあったと推理し、それを竹隈に尋ねる。

考古学者の丹沢は、静岡県の地質に詳しい人物で、以前にも宿里村の辺りを調査したことがあった。
静岡県だけでなく全国各地で遺跡を発掘していて、数年前まで遺跡関係のテレビ特番のコメンテーターとして有名だった。

小説家の増子は、魔物などが出てくる怪奇小説が有名で、日本の妖怪話にはかなり詳しい。
ドラマ化の時、イメージに合わないと言ってロケ地を変えたり屋敷のセットの色を塗り直させたこともあったそうだ。

染地は、徳川の埋蔵金にかなり詳しい歴史研究家。

鶴見に関しては、全国の妖怪話を追っている駆け出しのルポライターとしか書いておらず、竹隈は鶴見がなぜ呼ばれたのかわからないと話す。

そして、手紙には名探偵の毛利小五郎を呼ぶようにと書いてあったが、予算がなかったため東京の工藤新一を呼ぶことにした。
しかし、新一と連絡がつかず、やむを得ず大阪の平次を呼ぶことにしたという。

平次「おい、俺はあのオッサンや工藤の代わりやったんかい

コナン「わるいな・・

さらに、手紙には小五郎の娘も是非呼んで欲しいと書かれていたという。


コナンは、ホテルの前の木は全て先が尖っているのに1本だけ丸く刈られていることに疑問を持った。
平次は、燃え残った布が巻き付いた木の棒を発見した。

その時、増子が2階の部屋の窓を開けて、外にいたコナン、平次、竹隈を叱る。

増子「ちょっと!あんたたちうるさいわよ!警察が来るまでひと眠りしようと思ったのに、あんたたちの声がうるさくて寝られないじゃないの!

そこへ、3階の窓から鶴見が顔を出し、「俺は構わねェぜ!なんたって、有名人のあんたらに交じって呼ばれたペーペーのルポライターだからよ。寝る間も惜しんでアンテナ張ってねェといいルポなんて書けねェし。それにいつまたあの魔物が姿を現すかもしれねェから・・」と言った。

その時、再び不気味な鳴き声が響き渡る。
そして、コナンたちがいるホテルの前のあちらこちらから3人を囲むように炎が燃え上がる。
それを見た鶴見は、また鵺がやってきたと顔を青くし尻もちをつく。
その直後、増子の上の部屋にいた丹沢が呻き声を上げた。

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名探偵コナン第873話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第873話|謎解き

【謎解き①】
ホテルの前に、燃え残った布が巻き付いた木の棒が落ちていた。

【謎解き②】
草の焼け跡に、白くて丸っこい小さな塊が複数落ちていた。

名探偵コナン第873話|ネタバレ

コナン、平次、竹隈は、3階の左端の部屋に合鍵を使って入る。
すると、そこにはすでに息絶えた丹沢の姿があった。
丹沢の顎の下には二つの赤い点が残っていて、まるで蛇に噛まれたかのように見える。

部屋の合鍵は竹隈が持っているだけで他にはない。
つまり、丹沢は密室で殺害されたのだ。


その後、静岡県警の横溝警部らが駆けつけ、捜査が始まった。
横溝警部は、事件が起きた時の状況を確認する。

ヒィーンという奇妙な鳴き声がした時、ホテルの前の草が燃え出した。
みんなで外へ出てみると、黒煙の中から巨大な獣が四つん這いになって現れた。
その獣は立て札に噛みついて引き抜くと、そのまま持って逃げて行ってしまった。
獣の逃げた先に立て札が落ちていたが、その立て札の傍に垂れていた血が池の淵まで続いていて、それをたどっていくと歴史研究家の染地が背中に爪跡のような傷をつけられ亡くなっていた。
その後、警察が到着するまで各自部屋で待機することになった。
コナン、平次、竹隈の3人で獣が出てきた辺りを外で見張っていたが、再びヒィーンという鳴声がしたと思ったら、先ほど消したばかりの草に突然火がつき、それが次々増えていった。
コナンたちが驚いている間に、3階の左端の部屋から丹沢の呻き声が聞こえた。
部屋に行ってみると、丹沢は密室で毒殺されていたというわけだ。

横溝警部は、16年前に鵺の目撃証言があったことを思い出し、今回の事件も鵺の仕業だと判断する。

平次「おい工藤、この警部、群馬県警のヘッポコと変わらへんなぁ

コナン「だな・・

竹隈は、2回目に火がついた時、雨水が頬にかかり、炭酸のフタを開けた時のようなプシュッという音がしたと証言する。

コナンは、草の焼け跡に白くて丸っこい小さな塊が至る所に落ちていることに気づいた。
この白い塊はマッチやライターがなくても火がつくとコナンと平次は推理する。
残りの謎は、巨大な獣のカラクリと密室での毒殺トリックだけとなった。

丹沢が毒殺された密室の部屋は3階の左端だ。
コナンは、部屋の位置から真下にいた増子が怪しいと考える。
丹沢が火に驚いて窓から顔を出したところを、毒針のついた長い棒があれば犯行が可能だ。
そして、丹沢の部屋は片方しか窓が開かなかったため、顔を出す位置はあらかじめ予想ができる。
しかし、増子の部屋にあったのは、1リットルの炭酸水2本、白ワインのボトル、グラス、ソムリエナイフ、ボールペンなど筆記用具、紙テープ、ソーイングセット、手帳で、長い棒のようなものはなかった。

鶴見は丹沢の部屋の隣の部屋にいたが、窓と窓の間は10メートルくらい離れていて、横から顎の下は刺すことができない。
毒針の付いた吹き矢があれば犯行は可能と思われた。
しかし、鶴見の部屋にあったのは、500ミリリットルのコーラ3本、ポテチの袋2つ、折り畳みナイフ、自撮り棒、タバコ、ライター、プラモデル、接着剤で、毒殺の武器に使えそうなものはなかった。

残るは村長の竹隈だが、コナンと平次と一緒に外で見張りをしている時、持っていたのはデッキブラシだけだった。


その後、コナンと平次は、蘭と和葉が老犬の世話をしているところへやってきた。
老犬は、2回目に鵺の鳴き声がした時、何度も吠えて壁を引っ掻いていたという。

それを聞いたコナンと平次は、最初に鵺の鳴き声がした時も老犬が吠えていたことを思い出した。
そして、化け物が現れた時は吠えていなかった。
コナンと平次は、事件の真相に辿り着いた・・。

コナン「なるほどな

平次「そういうことか!

コナン「そして、これができるのは

平次「あの人しかおれへんな

まとめ

■ BACK:
第872話「コナンと平次の鵺伝説(鳴声編)」
■ NEXT:
第874話「コナンと平次の鵺伝説(解決編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第873話「コナンと平次の鵺伝説(爪跡編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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