名探偵コナン第191話のネタバレ!命がけの復活黒衣の騎士

シーズン5

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第191話「命がけの復活 黒衣の騎士」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵で、コナンの本当の姿。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

鈴木 園子
CV:松井菜桜子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

新出 智明(あらいで ともあき)
CV:堀秀行
医者。

三谷 陽太(みたに ようた)
CV:小山剛志
27歳。警備員。米花総合病院勤務。

鴻上 舞衣(こうがみ まい)
CV:荘真由美
28歳。事務員。米花総合病院勤務。

野田 夢美(のだ ゆめみ)
CV:田中理恵
27歳。看護婦。米花総合病院勤務。

蒲田 耕平(かまた こうへい)
28歳。医師。米花総合病院勤務。

蜷川 彩子(にながわ あやこ)
CV:桑島法子
18歳。帝丹高校3年。

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第三の選択のストーリー

鍾乳洞の探検中、銀行強盗に撃たれたコナンは、蘭からの輸血によって命を取り留めました。

蘭に全てを話そうと決心したコナンに、哀は3つの選択肢を示しました。

1つ目は、このまま蘭に何も話さず、冷酷に接し続けること。

2つ目は、組織に正体がバレるわけがないと高を括って、蘭に真相を話すこと。

そして3つ目は──。

 

一方、帝丹高校の学園祭当日、体育館での劇の上演中に客席で殺人事件が起きてしまいました。

被害者は、米花総合病院勤務の医師・蒲田耕平。

検死官が調べた結果、青酸系の毒物が入った飲み物を口にして亡くなったと判明しました。

蒲田は帝丹高校のOBで、偶然今の職場も同じ三谷、舞衣、夢美と一緒に学園祭の劇を見に来たといいます。

蒲田のアイスコーヒーを模擬店で購入したのは舞衣ですが、舞衣は配っておいて欲しいと三谷に渡し、自分はトイレへ向かったと証言。

そして三谷は、そのアイスコーヒーを隣の席に座っていた夢美に渡し、さらにその隣の席の蒲田に直接渡してもらったと証言しました。

居合わせた小五郎と平次も捜査に加わった後、平次は犯人が舞衣たち3人の中にいるのは間違いないと推理しました──。(第三の選択へ)

あらすじ

高木刑事は、蒲田のポケットから未使用のガムシロップとミルクを発見しました。

夢美の話によると、蒲田はコーヒーを飲むとき、必ず両方とも入れていたといいます。

では、なぜ両方とも使われずに残っていたのでしょうか。

その時、彩子はカップの中身がアイスコーヒーではなくコーラだったと打ち明けました。

実は、彩子は蒲田との婚約を一方的に破棄していて、カップの中身が違うことに気づいた蒲田が自分の所に来てくれるかもしれないと思い、敢えてコーヒーではなくコーラを入れたというのです。

それを聞いた小五郎は、自殺の線を疑います。

10歳も年下の娘にフラれたショック、または当て付けのために彩子の目の前で自殺を図り、彩子を容疑者にしようと目論んだかです。

 

平次はコナンの肩に手をかけ、いつものように推理の相談をします。

しかし、コナンは平次の手を払い除け、さっさとどこかへ歩いて行ってしまいました。

 

その後、被害者の車を調べていた高木刑事は、ダッシュボードから青酸カリが入った小瓶を発見し、目暮警部に報告しました。

そして鑑識課から連絡が入り、4人の飲み物に毒物が混入された形跡はないと判断されました。

以上のことから、目暮警部は自殺と断定しようとします。

その時、蘭と舞台で芝居をしていた黒衣の騎士がそれを制し、仮面をとって素顔を見せました。

黒衣の騎士は、紛れもなく工藤新一でした…。

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ネタバレ

新一が突然現れたことに動揺する蘭と平次は、コナンに視線を向けます。
 

(新一?嘘よ、だって新一は…、新一は…)

(こいつも工藤。ほんでもって、あいつも工藤?どないなってんねん…)

 
久々に姿を見せた新一に、生徒たちは『よっ!名探偵』と言って囃し立てます。

新一は、蘭に『あとで大事な話がある』と伝えた後、平次に10円玉を貸して欲しいと頼みました。
 

「ええけど、高いで~?」

「すぐ返すって!」

 
平次から10円玉を借りた新一は、推理を話し始めました。
 

亡くなった蒲田のカップからも他の3人のカップからも、毒物は検出されていませんでした。

そして、蒲田は中身をほとんど飲み干してしまっていました。

となると一見、蒲田が自分で毒を飲んだ自殺のように見えます。

しかし、使用された毒は冷水に溶けにくい青酸カリで、氷を使えば殺人は可能になります。

氷に穴を開け、その中心部に青酸カリを仕込み、細かい氷で栓をして再び凍らせたものを蒲田のカップに入れれば、毒が溶けだすまでの間に蒲田は中身をほとんど飲み干せるというわけです。

そして、蒲田のカップは蓋が空いていました。

氷入りの飲み物を飲み終えた後、蓋を開ける理由はただ一つ。氷を食べるためです。

つまり、蒲田は毒を飲んだのではなく、食べたのです。

蒲田のその癖を知っていれば確実に彼を毒殺することができ、尚且つ毒はカップに残らないというわけです。
 

犯行は、カップを手渡しただけの三谷と夢美には不可能です。

飲み物を売っていた彩子は、氷を入れることは可能です。

しかし彩子は、蒲田が注文したアイスコーヒーをわざとコーラに変えています。

返品に来るかもしれない飲み物の中に毒を入れるはずがありません。

さらに、蒲田と同じアイスコーヒーを注文した人はもう一人いて、確実に蒲田だけを狙うことは不可能です。

となると、蒲田を毒殺した犯人は、飲み物を購入し、みんなの席に運んだ人物。

犯人は、鴻上舞衣です。

 

飲み物を買った舞衣なら、模擬店のテーブルでミルクとガムシロップを入れるフリをして毒入りの氷を入れることができます。

飲み物にミルクとガムシロップを入れなかったのは、毒を入れたあとで中身がコーラだと気づいたため。

それを入れてしまったら、蒲田が飲まない恐れがあるからです。

劇が始まる直前に席へ飲み物を持って行ったのは、返品させないようにするためです。

中身が違うことに気づいても、館内が暗くなってしまえば取り替えに行くのは面倒になってしまいます。

 

新一は、トイレの前のごみ箱で見つけたビニール製のがま口のサイフを高木刑事に渡します。

舞衣は、このサイフの中に毒入りの氷を小さなドライアイスと一緒に入れていました。

そうすれば、長時間氷を融かすことなく持ち歩くことができます。

つまり、舞衣は毒の氷を入れた飲み物を他の飲み物と一緒に三谷に渡したあと、トイレでドライアイスを流し、サイフをごみ箱に捨てたということです。

 

舞衣は、自分も蒲田と同じアイスコーヒーを、みんなの飲み物と一緒に三谷に預けたと訴えます。

となると、三谷がどちらのアイスコーヒーを蒲田に渡すかわかりません。

しかし、蒲田に確実に毒を飲ませる方法がありました。

それは、両方のアイスコーヒーに毒の氷を入れることです。

そして、氷が融ける前に急いで飲み干してしまえば、毒を飲まずに済むというわけです。

しかし、カップに残った氷が融けてしまえば、あとで警察に調べられた時に毒物反応が出てしまいます。

そのため、舞衣は氷を食べるフリをして口に含み、そのあと氷を手のひらに出してこっそり上着のフードの中に隠しました。
 

新一は、先ほど平次から借りた10円玉を舞衣の上着のフードの中に放り込みました。

それを取り出した平次は、10円玉の錆がとれてピカピカになっていることを確認。

それは、青酸カリに触って酸化還元反応が起きたという証拠です。

 

舞衣は、蒲田殺害の罪を認め、動機を告白しました。

蒲田は今度、学会で学説を発表しようとしていました。

しかし、その学説を覆してしまうような例外的な患者が米花総合病院にいました。

ところが、その患者は病状が悪化して亡くなってしまいました。

蒲田が間違った薬を投与し、病気の進行を早めて殺してしまったのです。

自分の学説を守るために…。

そして先週、彩子に婚約を解消された蒲田は、『人間の命さえも自由にできるこの俺が、10代の小娘一人に振り回されるとは全くバカげた世の中だ』と言ったそうです。

その話を聞いた舞衣は、蒲田のような医者が人の命を扱うことの方がバカげていると教えるため、今回の犯行を計画しました。

 

その後、舞衣は高木刑事によって連行されました。
 

「なーんか今日の平次、手品師の助手みたいやったね?」

「しゃあないやろ!ここは東京やねんから、工藤に花持たせたらな」

 
平次と和葉が話す傍で、目暮警部は被疑者の事情聴取に新一を誘います。
 

「いやァ、僕は遠慮しておきます。まだ野暮用が残ってますし…」

「あぁ…、そうか…」

 
新一は、事件に自分が関与したことは内密にして欲しいと目暮警部に頼みます。

二つ返事で承諾した目暮警部は、小五郎を連れて署へ行ってしまいました。

その直後、新一は胸を押さえ、その場に膝をついてしまいました。

哀から貰った解毒剤の試作品を使って元の姿に戻っていたのですが、やはりその効力は一時的なものだったようです。
 

「どうしたの、新一。大丈夫?苦しいの?」

(蘭…。ダメだ、こんなところでコナンに戻ったら…。蘭に俺の正体が…)

 

 

新一が目を覚ますとそこは保健室で、青い顔をした蘭、そして心配そうに覗き込んでいる平次、和葉、園子の姿が見えます。

自分の手を確認した新一は、体が縮んでいないことに気づきました。
 

「おおー!工藤、目ェ覚ましたか!」

「良かったァ、気ィついて!」

「もう…、心配させないでよね…」

 
間違いなくみんなの前でコナンの姿に戻ってしまったと思い込んでいた新一は、なぜ戻らなかったのかと首を傾げました。

まとめ

■ BACK:
第190話「命がけの復活 第三の選択」
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第192話「命がけの復活 帰ってきた新一…」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第191話「命がけの復活 黒衣の騎士」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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