名探偵コナン第753話のネタバレ!シェアハウスの死角

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第753話「シェアハウスの死角」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

川上 靖子(かわかみ やすこ)
CV:西村ちなみ
25歳。シェアハウス住人。OL。

矢島 弥生(やじま やよい)
CV:渡辺明乃
21歳。シェアハウス住人。大学生。

鈴木 秀久(すずき ひでひさ)
CV:細井治
26歳。シェアハウス住人。会社員。

加納 克子(かのう かつこ)
CV:浅野真澄
25歳。シェアハウス住人。ダンサー。

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あらすじ

ある日の夜。蘭は、空手部の先輩・矢島弥生が住んでいるシェアハウスに遊びに来ていました。

午後7時。1階の共用スペースには、蘭と弥生、住人の川上靖子、鈴木秀久、加納克子が集まりました。そこで鈴木と克子の言い争いが始まってしまいました。

鈴木は、克子に覗き魔だとウソを言いふらされ、ハウスの大家から退去を命じられたようです。

弥生が仲裁に入り、靖子はアイスケーキを克子に勧めます。しかし、克子は後で食べると言い残し、タップダンスの練習をするため自室へ戻って行きました。

この後、弥生は浴室へ向かい、鈴木はケーキを持って自室へ戻りました。残った蘭と靖子は、シェアハウスを話題に雑談を始めました。

ハウスでは、自分の持ち物に名前のシールを貼るというルールがあり、イスにもそれぞれの名前が貼られ、ゲスト用のものまで用意されていました。

そして7時半に弥生がお風呂から戻り、今度は靖子が浴室へ向かいました。

蘭と弥生が雑談していると、浴室の靖子から弥生の携帯に着信が入りました。靖子は、克子が15分経っても来なかったら、ケーキを冷蔵庫に戻して欲しいと伝えます。

弥生は、靖子に言われた通り、冷蔵庫からケーキを取り出しました。

それから15分後、克子は現れず、弥生はケーキを冷蔵庫に戻しました。そして、克子からお金を借りていることを蘭に打ち明けました。

現在はバイトと奨学金でなんとかやっているという弥生ですが、父親が急死したため、お金に困っていた時期があったようです。

午後8時。靖子がお風呂から戻ると、玄関の呼び鈴が鳴り響きました。小五郎とコナンが蘭を迎えに来たのです。

その直後、2階から鈴木の叫び声が聞こえてきました……。

コナンたちが2階へ駆けつけると、克子は自室で首から血を流し、息絶えていました。
 
 
 
その後、目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

死亡推定時刻は午後7時15分から45分の間。

凶器は現場に落ちていた血のついたナイフですが、指紋は残っていませんでした。

床に転がっていたペットボトルの中身から、睡眠薬が検出されました。

目暮警部は、昏睡させた上での刺殺という線で捜査を進めていきます。
 
 
第一発見者の鈴木は今朝、伝言板に『今夜8時前、あなたの部屋に伺います。話をつけましょう』と克子から自分宛てに伝言が書いてあったと証言します。

しかし、8時になっても克子は現れず、鈴木が克子の部屋に行ってみると、克子が亡くなっていたといいます。

靖子と弥生は、鈴木と克子が最近揉めていたことを打ち明けました。鈴木は、靖子と弥生も克子との間で揉め事を抱えていたと告白します。

蘭は、靖子と弥生が事件とは無関係だと訴えます。事件のあった時間、二人は共用スペースで蘭と一緒にいたか、時間通りにお風呂に入っていたかのどちらかです。

共用スペースには廊下が見えるガラス戸があり、蘭は二人が風呂から2階へ行く姿を見なかったと証言します。
 
 
コナンは、共用スペースのガラス戸の横にある観葉植物に、動かされた跡があることに気づきました。

そして、冷蔵庫の中にある克子のケーキに注目しました。この時、弥生からケーキの話を聞き、違和感を抱きました。

その後、浴室を調べたコナンは、浴室前の廊下の床にシャンプーが付着していることに気づきました。

次に階段を調べ、壁に打ち付けられた釘を発見しました。弥生の話によると、昨日まで絵が飾られていたが、大家が外して持って行ってしまったようです。
 
 
その直後、下駄箱を調べていた高木刑事は、鈴木の靴箱に隠された血の付着したタオルを発見しました。

目暮警部は、重要参考人として鈴木を警察署へ連行しようとするのですが──。

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ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を始めました。
 
克子は、首の動脈を切られて亡くなっており、辺り一面には血が飛び散っていました。となると、犯人は返り血を浴びたはずです。

しかし、鈴木のトレーナーは真っ白です。仮に服を着替えたとしたら、すでにその服が発見されていてもおかしくありません。
 
 
まず犯人は、克子のフリをして伝言板に鈴木宛のメッセージを書きました。犯行時刻に鈴木のアリバイをなくすためです。

そして犯人は犯行時刻、風呂場をこっそり抜け出して2階へ行き、克子を殺害しました。
 
 
共用スペースのガラス戸の横にある観葉植物の鉢には、動かされた痕跡が残っています。

その跡の通りに鉢を動かして扉を閉め、さらに冷蔵庫を開けると、廊下にいる高木刑事の姿が見えなくなりました。

犯行時刻の前後、冷蔵庫の扉は克子のケーキを出し入れするため、2回開かれています。

犯人は犯行前、その鉢植えを蘭がトイレに立った隙にズラしておいたのです。

そして、犯人がこっそり風呂場を抜け出した証拠も残されています。

犯人は、脱衣所でこぼれたシャンプーを踏んでしまったのです。その痕跡が廊下に残っていました。

そして、冷蔵庫の扉が開かれた一瞬の隙に、克子の部屋へ向かいました。

そこでは、睡眠薬を飲まされた克子がぐっすりと寝込んでいました。

犯行後、血のついたタオルを鈴木の靴箱に入れてから、再びケーキが冷蔵庫に戻される瞬間、廊下を通って浴室へ戻りました。

あとは隙を見て観葉植物の鉢を元に戻すだけです。
 
 
克子のケーキを冷蔵庫に戻したのは弥生です。ということは──、

犯人は、川上靖子です。

靖子が2階へ行き来したという証拠は、靖子の服の肩に染み出ている血です。

階段には、共用スペースに面した窓がついています。高いところにあるとはいえ、靖子は犯行に及ぶときに自分の姿を見られたくありませんでした。

そのため、靖子は身を屈めて階段を上り、窓を通過したところで身を起こそうとしました。その時、壁に打ちつけられた釘で肩に怪我を追ってしまいました。

しかし、釘のために靖子の体に傷がつきましたが、Tシャツは破れていません。そして、その前に着ていた服も破れていません。

これは風呂場に行った後、靖子は全て服を脱ぎ捨て、裸のまま克子を殺害したということです。

ナイフを持つのに使ったタオルで返り血を拭き取り、床に痕跡をつけないように注意しながら風呂場へ戻り、シャワーで洗い流したのです。

風呂場の下水管を調べれば、克子の血液が検出されるはずです。
 
 
 
動機は、克子の迷惑行為に嫌気がさしたためでした。

靖子は毎晩、自室の真上にある克子の部屋からタップダンスの靴音が響いてくる度、耳を塞いでジッと耐えてきました。

しかし、遂に我慢の限界となり、克子に直接抗議しました。

すると克子は──、

「実はとっても気持ちがいいのよ! まるであなたを頭の上から踏んづけてるみたいで。だから我慢しなさい。あなたみたいな三流のパッとしない女は、それくらいしか私の役に立たないんだから」

と、言って除けたのでした……。

エピローグ

数日後。

蘭は、自分の家もシェアハウスにしたらどうかと小五郎に提案します。しかし、小五郎は聞く耳持たず。

「せっかくバリバリ稼いでる美人のキャリアウーマンがいるのにな~。残念、残念」

「……まぁ、少しでも家計の足しになるなら」

と、小五郎が目を輝かせると、蘭は『妃英理』という名札を見せ、開いている部屋に貼ってくると言い出しました。

「こら! 蘭、やめろ!!」

他人事のように考えていたコナンですが、英理の料理を思い出し、小五郎とともに抗議の声を上げるのでした。

まとめ

■ BACK:
第752話「招き三毛猫の事件(後編)」
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第754話「赤い女の惨劇(湯煙)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・ネタバレ
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