名探偵コナン第791話のネタバレ!高木刑事、手錠で逃走

シーズン20

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第791話「高木刑事、手錠で逃走」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル
    ■ 話数:
    第791話
    ■ 事件ファイル名:
    高木刑事、手錠で逃走
    ■ 放送日:
    2015年9月12日
    ■ 放送曜日:
    土曜日
    ■ 主題歌:
    OPテーマ 謎(La PomPon)
    EDテーマ 君への嘘(VALSHE)
    ■ BACK:
    第790話「米花(べカ)ポン出血大サービス」
    ■ NEXT:
    ⇒ 第792話「三人の第一発見者(前編)」


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

佐藤 美和子
CV:湯屋敦子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

岸田 悟
CV:福島潤
巡査。

染谷 竜太(そめや りゅうた)
CV:白石稔
28歳。ウェイター。

梨元 靖男(なしもと やすお)
CV:鈴木千尋
28歳。ウェイター。

小中 千絵(こなか ちえ)
CV:中里望
23歳。

ウェイトレス
CV:木村珠莉

ニュースキャスター
CV:滝谷将太

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あらすじ

ある日の夜。コナン、小五郎、蘭がファミレスで食事をしていると、突然ウェイターの染谷竜太が同僚の梨元靖男を殴り飛ばしました。

梨元が警察を呼んで下さいと客たちに頼むと、染谷は妙な手の動きをした後、店を飛び出していきました。

近くのテーブルに座っていた小中千絵はひどく怯えた様子を見せ、それに気づいた蘭はすぐに駆け寄り声をかけます。

小五郎は梨元に事情を伺いますが、梨元は『ただの喧嘩です』と答えるだけで、詳しく話そうとはしませんでした。
 
 
 
それから3日後。

両手首に手錠と腰に縄を巻かれた染谷が、高木刑事によって北奥穂察署から警視庁へ連行されていました。

山間部を走行中、染谷は突然パトカーの中で暴れ出しました。運転していた岸田悟巡査は、ハンドル操作を誤って車体を山側にぶつけてしまいました。

その衝撃で車は大破し、頭をぶつけた高木刑事と岸田は動けずにいました。

高木刑事の上着から手錠の鍵を盗み出した染谷は、まず左手の手錠を外します。続いて右手の手錠も外そうとしますが、高木刑事によって鍵が叩き落されました。

高木刑事は外れた手錠を自分の左手にかけ、2人は手錠で繋がった状態となりました。

高木刑事が染谷を車外へ引っ張り出した後、岸田が目を覚ましました。岸田はすぐに応援を呼ぼうと無線に手を掛けます。

その時、染谷は岸田の腰ベルトに装着されていた拳銃を奪い、それを岸田に突き付けました。そして、先ほど落とした鍵を拾えと高木刑事に命じます。

やむを得ず高木刑事が鍵を拾うと、岸田がその鍵を奪って谷川へ投げ捨てました。

再び岸田は暴れ出し、それを止めようとした高木刑事と揉み合いになります。そして手錠で繋がっている2人は、谷川へと転落してしまいました。
 
 
 
その後、ずぶ濡れになった高木刑事と染谷は河原で目を覚ましました。

染谷は、手錠を壊そうと鎖を石に叩きつけます。しかし、手錠が簡単に壊れるはずもなく、染谷は逃げることを諦めて河原に寝転がりました。

高木刑事は、やる気の見えない染谷に激怒し、何か目的があって逃げようとしたのなら真面目に逃げろと捲し立てます。

高木刑事がここまで熱くなった理由は、自分が大好きな映画『手錠のままの脱走』と今の状況が似ていたためでした。

その映画は、映画史に残る名作として知られていて、手錠で繋がれた男と男が反発し合いながらも次第に心を通わせ、立場を越えた友情が芽生えるという内容です。

高木刑事は、DVDで12回観たと自慢した後、何か隠していることがあるなら自分に話して欲しいと染谷に訴えかけます。

それに反発する染谷ですが、高木刑事は映画通りだと言って大喜び。呆れた染谷は、高木刑事を手錠で引っ張り歩き出しました。
 
 
 
その頃、探偵事務所でテレビのニュースを見ていたコナン、小五郎、蘭は、高木刑事と染谷が行方不明になったことを知りました。

染谷がこの前の暴行事件のウェイターだと気づいたコナンは、小五郎と蘭を連れてファミレスを訪ね、梨元から話を聞くことにしました。

コナンが千絵について尋ねると、梨元は千絵が染谷にストーカーされていたことを打ち明けました。

梨元はストーカーをやめさせようとしたが、反対に染谷に殴られ、酷い目に遭ったと話します。

そして梨元は、千絵が染谷のことをひどく怖がっていて、警察にストーカーの件を話していないこともコナンたちに伝えました。

それを聞いた小五郎は、染谷が逃げた目的は千絵に会うためだと推理します。
 
 
 
その後、コナンたちは千絵の自宅を訪ねました。

小五郎は、染谷のストーカーから千絵を守りたいと申し出ます。しかし、千絵は話も聞かずに玄関の扉を閉めてしまいました。

この時、コナンは千絵の態度に引っかかるものがありました。
 
 
しばらくして、小五郎から連絡を受けた佐藤刑事と千葉刑事が駆けつけました。

染谷の逃走目的が千絵だとわかった以上、彼女を危険な目に遭わせる訳にはいきません。佐藤刑事たちは、千絵の自宅前で張り込むことにしました。
 
 
 
その頃、高木刑事と染谷は線路に寝転がっていました。染谷の提案で、列車の車輪を利用して手錠の鎖を切断しようとしていたのです……。

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ネタバレ

列車が近づいてきた時、高木刑事は咄嗟の判断で線路脇の草むらに飛び込みました。そして、手錠で引っ張られた染谷の体も草むらに転がりました。

激怒した染谷は高木刑事に殴りかかり、2人は再び揉み合いになりました。

しばらく縺れ合って転がるうちに、高木刑事だけが断崖に放り出されてしまいました……。

染谷は、高木刑事が崖から落ちないようにひたすら耐え忍びます。そんな染谷に、高木刑事は隠し持っていた手錠の鍵を渡しました。

高木刑事は、2人とも崖下へ落ちるより、染谷だけでも助かる道を選んだのです。

しかし染谷は鍵を使わず、全身の力を振り絞って手錠を引っ張り、高木刑事を引き上げました。

高木刑事は感謝を伝えた後、手錠の鍵がなくなっていることに気づきました。

染谷は激怒しますが、それは鍵をなくしたからではなく、警察官である高木が容疑者の自分に礼を言ったためでした。

「けど、お前が助けてくれなきゃ今頃……」

「ったく、しょうがねェだろ。繋がっちまってんだからよォ」

高木刑事は、映画と同じように染谷が心を通わせ始めていることに感激しました。
 
 
その後、染谷は電話をかけさせて欲しいと高木刑事に頼みます。その頼みを聞いてくれたら、一緒に警察署へ行くというのです。

高木刑事は、近くのコンビニの公衆電話へ向かい、染谷に電話をかけさせました。
 
 
 
その頃、千絵の自宅前で張り込んでいたコナンたちは、窓越しに携帯電話で話している千絵を目撃します。

そして電話を終えた千絵は、自宅を出てどこかへ歩いて行きます。

コナンたちは、気づかれないように距離をとって千絵を尾行します。しかし、コナンたちの目の前で、千絵を乗せたバスが発車してしまいました。

この時、あることに気づいたコナンは、先日のファミレスを訪ね、梨元を捜します。

ウェイトレスの話によると、先ほど梨元に電話がかかってきて、そのまま更衣室へ行ってしまったといいます。

しかし、更衣室に梨元の姿はなく、彼のロッカーが開いた状態になっていました。その中には、隠し撮りしたと思われる千絵の写真が幾枚も入っていました。

ウェイトレスは、テーブルの上に『杯戸町 廃工場』と書かれたメモが置いてあることに気づきました。コナンはそのメモを受け取り、廃工場へ急行します。
 
 
 
その頃、染谷に連れられて廃工場へやってきた高木刑事は、突然飛んできた銃弾に驚きます。

何発も撃ち込まれる銃弾から逃れるため、染谷とともに工場の中を走り回ります。

その時、銃弾が手錠の鎖に命中し、高木刑事と染谷は離れ離れになってしまいました。

そこに到着したコナンは、銃を手にしている梨元を見て、自分の推理は正しかったのだと確信を得ました。

そして、キック力増強シューズで落ちていた空き缶を蹴り飛ばし、梨元の顔面に命中させました。

気絶した梨元の手から銃が放れ、隠れていた高木刑事が姿を現しました。コナンは、この事件の真相を高木刑事に伝えます。

千絵をストーカーしていたのは梨元です。

染谷は、梨元から千絵を守ろうとして暴行事件を起こしたのです。

高木刑事は、染谷の姿が見当たらないことに気づき、慌てて染谷を捜しに行こうとします。しかしコナンは、最後まで染谷を信じてあげて欲しいと高木刑事を止めました。
 
 
 
その後、佐藤刑事と合流した高木刑事は、警視庁の最寄り駅・桜田門駅の前で染谷を待つことにしました。

しかし、染谷は一向に姿を見せようとせず、到頭痺れを切らせた佐藤刑事は、染谷の手配をかけようとします。

その時、駅のエレベーターから染谷と千絵が降りてきました。

染谷と目を合わせた高木刑事は、瞳に涙を浮かべて大喜びします。

「警視庁の刑事が、なんて顔してやがんだよ」

「あ、いや。そうじゃなくて! だーかーらー!」

「はぁ……。ったく、しょうがねェな。逃げられる訳ねェだろ、繋がってんだからよォ」

「そう、それ! 決まったー!!」

染谷の手錠と自分の手錠を合わせた高木刑事は大はしゃぎ。それを見ていた佐藤刑事は、呆れ果ててため息も出ませんでした……。

エピローグ

コナン、小五郎、蘭は、探偵事務所へ向かって夜道を歩いていました。

「まったく、ストーカーとは腐り切った奴だぜ。おまけに俺たちまで騙しやがって」

「だから千絵さんを守ろうとして染谷さんは脱走したのね。手錠のまんまで」

「ま、そっちは鎖切ったが腐り切ってなかったってことだな」

「うん。本当は優しいいい人だったんだね」

「ん。腐り切ってなかったって訳だ。鎖切ったがな」

「なによ、さっきから同じこと何度も」

「はぁ……。鎖切ったが腐り切ってなかった。腐り切る、鎖切る。なーんちって」

黙って小五郎と蘭の会話を聞いていたコナンは、小五郎の寒い駄洒落にため息をついたのでした。

(おあとがよろしいようで……)

まとめ

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第790話「米花(べカ)ポン出血大サービス」
■ NEXT:
⇒ 第792話「三人の第一発見者(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
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