名探偵コナン第891話のネタバレ！幕末維新ミステリーツアー（山口編）

シーズン23

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

事件ファイル概要

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登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・夏目　明日香（なつめ　あすか）
CV：植田佳奈
２８歳。ニュースサイト記者。

・鷲山　伸人（わしやま　のぶと）
CV：秋元羊介
４６歳。山口北署警部補。

・鶴見　浩（つるみ　ひろし）
CV：遠近孝一
２７歳。山口北署巡査部長。

・鷹丈　哲也（たかじょう　てつや）
CV：草尾毅
３８歳。山口北署警部。

・宝田　昭彦（たからだ　あきひこ）
CV：後藤哲夫
４５歳。古民家カフェ店主。

・福原　友一（ふくはら　ゆういち）
３２歳。金属加工研究者。

・藤木　陽介（ふじき　ようすけ）
CV：真殿光昭
４５歳。弁護士。

・人力車の男性
CV：金子誠

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あらすじ

倉田屋駒吉という謎の人物から『小五郎に家宝を譲り渡したい』という手紙が届きました。

そこでコナンと蘭は、小五郎と一緒に新幹線で山口県に向かうことになりました。

JR新山口駅に到着すると、小五郎はニュースサイト記者の夏目明日香から声を掛けられました。

事件の調査で山口まで来たのかと尋ねられた小五郎は、うっかり駒吉との約束の話をしそうになります。

コナンと蘭は慌てて小五郎を制し、駒吉の手紙に『呉々も極秘で』と書いてあったと念を押します。

そこで小五郎は、咄嗟に『家族旅行に来た』と伝えます。すると明日香は、是非案内をさせて欲しいと申し出ました。

「そりゃあ有難い！こいつは楽しい旅になりそうですなァ」

（相変わらず美人に弱いゼ、おっちゃん…）
 
 
このあと、コナンたちは香山公園、瑠璃光寺五重塔、枕流亭に案内してもらいました。

小五郎は明日香から今夜の予定を聞かれ、口止めされていた駒吉との約束の話をしてしまいました。

駒吉の名前を聞いた明日香は驚き、ここで待っていて欲しいと小五郎に伝えてどこかへ行ってしまいました。

しばらく待っていると、山口北警察署の鷲山伸人と鶴見浩が現れ、２人は小五郎に署への同行を求めます。

小五郎が突然の事態に困惑していると、鷲山は小五郎に手錠をかけ、強制的に連行していきました。
 
 
その後、取調室に入って来た鷹丈哲也警部は、駒吉から家宝を譲り受けるのかと小五郎に確認します。

鷹丈は、この倉田屋駒吉という人物が１年前に起きた強盗事件の容疑者だと打ち明けます。

１年前、駒吉と名乗る犯人は、古民家カフェに銃を持って押し入った際、店主の宝田昭彦に発砲し、時価数億円の慶長小判を盗み出しました。

つまり駒吉の家宝というのは、その盗み出した小判のことだったのです。

鷹丈は、小五郎が駒吉の仲間だと疑います。しかし、小五郎は手紙で呼び出されただけだと身の潔白を訴えます。

そこに現れた明日香は、警察に通報したのは自分だと打ち明け、小五郎が事件に巻き込まれないか心配だったと話します。

手錠を解かれて釈放された小五郎は、強盗事件の捜査に協力すると申し出ます。しかし鷹丈は、へっぽこ探偵が出る幕じゃないとあっさり断りました。

激怒した小五郎は、なんとしてでも事件を解決してやると息巻き、コナンたちを連れてJR湯田温泉駅へ向かいます。

駒吉の手紙には、この湯田温泉駅の狐の前で午後３時に待つと書いてありました。しかし約束の時間は当に過ぎており、駒吉が現れる様子はありません。

明日香は、自分が通報したばかりに駒吉の正体を知るチャンスを逃してしまったと謝罪しました。
 
 
このあと、小五郎たちは観光地の『狐の足あと』へやってきました。

足湯に浸かりながら酒を飲む小五郎の隣りで、コナンは駒吉の名前を使って小五郎に手紙を出したのは明日香だと推理します。

小五郎は明日香に『倉田屋駒吉』という名前しか言っていませんでした。しかし鷹丈は、家宝を譲り受けるという話も知っていました。

小五郎が連行された時、手紙はコナンが持っていました。となると、鷹丈は通報した明日香から聞く以外に家宝のことを知る術はなかったはずです。

明日香は手紙を出したことを認め、１年前の強盗事件ですでに金属加工の研究者・福原友一が逮捕されていることを打ち明けました。

ある時、福原のところに『倉田屋駒吉』と名乗る人物からメールが送られてきました。

そのメールには、萩反射炉などが世界遺産に登録されたのを記念して、長州藩当時の武器を再現してくれないか、という依頼が書いてありました。

依頼を受けた福原は、実弾発射能力のない鑑賞用の美術品として武器を再現することにしました。

ところが完成間近、それが工場から盗み出され、実弾が撃てるように改造されてしまったのです。

その拳銃が事件に使われ、福原は拳銃を密造したとして懲役１年の刑を言い渡されました。

明日香は、福原に依頼のメールがあった少し前に、萩にある福原の工場を取材し、ニュースサイトで紹介していました。

犯人がそのニュースを見て福原に拳銃の製造を依頼したと考えた明日香は責任を感じ、小五郎に犯人の正体を突き止めて欲しいと頼むつもりだったのです。

 
「もしかして、明日香さんには犯人の検討がついてるんじゃないの？」

「犯人は平気で銃を撃つ冷酷なヤツです。私が探偵に調査を依頼したことがわかれば、逆に命を狙われるんじゃないかと思うと…」
 

コナンの問いにそう答えた明日香は、ぼろぼろと涙を流して恐怖を訴えました。

そこで小五郎は、必ず犯人を捕まえると明日香に約束し、自分が調査に乗り出したことをニュースサイトで配信して欲しいと頼みます。

そうすれば、明日香が命を狙われる心配はなくなるはずです。
 

「でも、それじゃあ毛利さんが…」

「大丈夫！この毛利小五郎にお任せあれ！」

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ネタバレ

翌日、小五郎たちは古民家カフェを訪れ、店主の宝田に１年前の強盗事件について話を伺います。

宝田は、犯人がおかしな格好をしていたと証言し、当時ガレージに設置していたウェブカメラの映像を小五郎に見せます。

すると犯人は、学ランに白いタスキを巻くという、なんともおかしな格好をしていました。

そこに弁護士の藤木陽介が現れ、余計なことは止めて欲しいと小五郎に忠告します。

藤木は、このカフェの２階の蔵に所蔵されている美術品や骨董品は、すべて地元に寄贈するというのが先代の遺言だと話します。

１年前の強盗事件のせいで作業は中断していましたが、来週それを再開することになったそうです。

つまり、調査のために再び寄贈作業を中断したくないというのが藤木の本音です。
 

「毛利さん、悪いことは言わない。犯人は拳銃を持ってるんです。命が惜しかったらすぐに手を引いた方がいい」

「それは、脅しですか？」

「いいえ、単なる忠告ですよ」

 
藤木が去ったあと、コナンは事件の手掛かりが萩にあると伝えます。

倉田屋駒吉というのは江戸時代に萩にいた人の名前です。そして拳銃を作った福原の工場も萩にあります。

今日は明日香が萩を取材しているということもあり、小五郎は萩へ行ってみることにしました。

 
こうして小五郎たちは、萩の明倫学舎へやってきました。

コナンは、萩市のマスコットキャラクター『萩にゃん』を見て大興奮。
 

「蘭ねえちゃん！萩にゃんと写真撮って？」

「ったく、まだまだガキだな」

 
小五郎は、萩にゃんをジッと睨みつけ、学ランに白いタスキを巻いた変な格好だと呟きます。

その直後、宝田に見せてもらったウェブカメラの映像に、同じ格好をした犯人の姿が映っていたことを思い出しました。
 

「おい萩にゃん！お前のその格好はなんだ！」

 
萩にゃんは小五郎の問いに首を傾げます。
 

「だーかーらー！何の格好を真似しているんだと聞いてるんだよ！」

すると萩にゃんは、上着に貼ってあった名札を指差しました。

『藩長　奇兵隊　萩にゃん』

犯人は、高杉晋作が設立した奇兵隊の格好を真似ていたのです。

小五郎は、木戸孝允旧宅で取材中の明日香と合流することにしました。

その途中、コナンたちは道に迷ってしまいました。そこで小五郎は、ちょうど通りかかった人力車に乗せてもらうことにしました。

小五郎が乗り込んだ直後、コナンは道の先で光る何かを発見しました。

追跡メガネで確認すると、壁の陰に隠れて小五郎に拳銃を向ける駒吉の姿がありました。
 

「蘭ねえちゃん、伏せて！」

 
コナンは、力いっぱい人力車を持ち上げ、そのまま後方へひっくり返しました。乗っていた小五郎は人力車と一緒にひっくり返り、そのまま地面に転がります。

その直後、銃声が聞こえましたが、人力車を盾にしたおかげで誰も撃たれずに済みました。

（まさか…、倉田屋駒吉がおっちゃんの命を狙ってる…）

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。