名探偵コナン第639話のネタバレ!紅葉御殿で謎を解く(後編)

シーズン16

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第639話「紅葉御殿で謎を解く(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第639話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第639話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第639話
■ 事件ファイル名:
紅葉御殿で謎を解く(後編)
■ 放送日:
2011年12月3日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Misty Mystery(GARNET CROW)
EDテーマ Your Best Friend(倉木麻衣)
■ BACK:
第638話「紅葉御殿で謎を解く(前編)」
■ NEXT:
⇒ 第640話「8枚のスケッチ記憶の旅(岡山編)」

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名探偵コナン第639話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利 蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮 十三
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・・

・高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・須坂 衛子(すざか えいこ)
48歳。片寄家運転手。

・中北 楓(なかきた かえで)
8歳。片寄家養女。

・片寄 野笛(かたよせ のぶえ)
32歳。片寄家長女。

・片寄 荻人(かたよせ おぎと)
35歳。片寄家長男。

・片寄 王三郎(かたよせ おうざぶろう)
68歳。片寄家当主。

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名探偵コナン第639話|あらすじ

コナンは小五郎と蘭とランチの帰り道、資産家の片寄王三郎の養女、中北楓を暴走する車から救った。

楓に招かれ紅葉御殿と呼ばれる王三郎の屋敷を訪れたコナンたちは、そこここに仕掛けられたトリックアートに驚かされた。

王三郎の二人の子供、息子の荻人と娘の野笛は互いにいがみ合っており、王三郎はそんな子供たちを憂いていた。

しかし、その王三郎が毒殺された。

コナンも蘭も現場から逃走する犯人を見ておらず、これは密室殺人なのか。

遺産を巡って荻人と野笛のいがみ合いがエスカレートする中、運転手の須坂に託された王三郎の手紙が発見された・・。

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名探偵コナン第639話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第639話|謎解き

【謎解き①】
王三郎が須坂に託した手紙の内容
さあ傘をすぼめよう
東に沈む夕日をながめよう
紅葉を支える日本の竿を見よう
より長き竿を探ろう
そこに我が紅葉の夢が眠っているだろう

【謎解き②】
王三郎は、いつも紅茶に砂糖をいれない。

名探偵コナン第639話|ネタバレ

楓を車ではねようとしたのは荻人だ。
楓が車と事故りそうになったと聞き、荻人は「ぼやぼや歩いてるからだよ」と言った。
須坂も一緒だったのに、車じゃなく歩いていたというのは変だ、と蘭と話をしていた折、荻人と野笛が姿を消してしまった。

突然、野笛の悲鳴が聞こえた。
コナンたちが駆けつけてみると、野笛の背中には矢が刺さっており、既に亡くなっていた。
傷が深いとは思えないため、恐らく矢に毒が塗ってあったと思われた。
そして犯行に使われたのは普通の矢ではなく、クロスボウという特殊な矢だった。

クロスボウは荻人の趣味の一つだと須坂が話す。
王三郎が作ったという楓のおうちを登ると、そこにはクロスボウが置いてあった。
先ほど楓が登った時には、もちろんなかった。

鑑識の分析によると、野笛に刺さっていた矢からアコニチン系の毒物が検出された。
そして野笛の服の左袖に、何かで切り裂いたような裂け目があった。

その時、警報が鳴り響いた。
そして目暮の携帯に電話が入り、なんと行方を眩ませていた荻人が崖から転落し、死亡が確認されたという。

荻人が転落した崖へ着くと、コナンが柱の上に取り付けられた鏡に気づいた。
その鏡は、もろに夕日を映す。
そのため【謎解き①】の傘をすぼめようということになる。
あとは、縦横どちらが長いかだ。

犯人は須坂だと推理する小五郎に代わり、コナンは麻酔銃で小五郎を眠らせ、変声器で小五郎の声を使い推理を話し始めた。

蘭は、王三郎の離れの出入りを監視できる場所にいた。
その一方でコナンと楓も常に離れを見守る位置にいた。
もちろん秘密の地下道などなく、現場は三人の視線に挟まれた鉄壁の密室だった。
答えはあの現場から犯人が抜け出すことは不可能だったと言える。
ということは、王三郎は自殺したということになる。

紅茶は客が来ていたと見せかけるための王三郎の偽装工作だった。
【謎解き②】で習慣のない王三郎は、うっかり客のスプーンを用意しなかった。
シュガーポットを用意しただけに手抜かりだったと言うほかない。

自殺の理由は相続問題だ。
荻人と野笛は経済的に相当追い詰められていたようだ。
だからこそ王三郎は死ぬに死ねない。
自分が死ねば荻人と野笛が楓を危ない目に遭わせるだろうと悩んでいたと須坂は話す。

王三郎は自分が長くないことを承知していた。
それならいっそ荻人と野笛を楓の前から排除しようと考えたとしたら、毒殺を装った自殺を決行したことも納得できる。

遺産を独り占めしようと考えた野笛は、どこかで手に入れた荻人のクロスボウの矢で服を切り裂き、悲鳴をあげ、荻人に襲われたフリをし、誰かが駆けつけるまで気絶したフリをして待つつもりだった。
つまり殺人未遂を偽装して荻人に罪を被せようとしたのだ。
しかし誰かが駆けつけるより前に荻人が現れ、持っていた毒付きの矢で背中を突き刺され、死亡した。

荻人が野笛を刺したことは須坂が証言した。
須坂は、元々荻人を疑っていた。
楓の命を狙い、今日はついに王三郎を毒殺した。
そう考え彼の行動に目を光らせていた。
したがって荻人が野笛を刺すところを目撃した。

そして荻人が柵の電流や警報をコントロールする小屋から出る姿も目撃していた。
荻人と入れ替わりに小屋へ入ると、電流と警報装置が切られていた。
電流を切った荻人が暗号を解いたと気づいた須坂は、切られた電流を入れなおした。
それも電流をいつもより強くして。
電流を切ったからと安心した荻人は、支柱を探ろうと柵の上に乗り、感電し崖から落ちた。

須坂は荻人が王三郎に毒を飲ませた男だと思った、と謝罪し、その場で泣き崩れた。

事件解決後、コナン、目暮、高木で王三郎の暗号の宝探しが始まった。

フィック錯視といって、同じ長さの直線をT字型に組み合わせると、縦の方が長く見える。
崖に置かれた鏡の支柱はそれを利用し、横の棒をわずかに長くしてあった。

お宝の中身は一通の手紙とルビーだった。

手紙の内容
須坂衛子様
あなたがこの手紙を読んでいるからには、もう私はいないのだろう。よくしてくれたあなたに最後のお願いをさせて欲しい。私の死後、遺産を相続する楓が大人になるまで面倒を見て欲しい。同封したルビーは、そのお礼として受け取って下さい。なぜ私がそれほどあの子に執着するのか、年甲斐もないと笑わずに同封の写真から汲み取っていただけるだろうか。

手紙と同封されていた写真の裏には、片寄王三郎、中北紅葉と書かれていた。

その後、楓は北海道に帰っていった。
事情を知らない楓は、いつかきっと須坂を呼ぶんだとはりきっていた。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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