名探偵コナン第125話のネタバレ!謎の狙撃者殺人事件(後編)

シーズン3

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第125話「謎の狙撃者殺人事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

・江戸川コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・石本誠二(いしもとせいじ)
54歳。石本精機代表取締役。

・田中幸子(たなかゆきこ)
25歳。石本誠二の秘書。

・タカダマサオ
衆議院議員。

・新倉常章(にいくらつねあき)
32歳。タカダの秘書。

・平岡志郎(ひらおかしろう)
35歳。企業の秘密を握り、金を要求する恐喝屋。

・柴田健一
29歳。田中幸子の恋人。

・目暮十三
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・・

・高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

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あらすじ

優勝力士の祝賀パーティーに参加していた小五郎、コナン、蘭。

そこで小五郎は、石本精機の社長である石本誠二から捜査の依頼を受けた。

石本に何者かから脅迫状が届けられたのだ。

パーティー会場が暗くなり、壇上でスピーチをするため代議士のタカダが石本の後ろを通り過ぎようとした瞬間、照明ボックスから銃が撃たれ、石本の肩をかすめタカダの胸を貫いた。

混乱の中、コナンは照明ボックスから逃げ出す怪しい男を発見した。

そして翌日その男、恐喝屋の平岡が廃ビルの中から遺体となって発見された・・。

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謎解き

【謎解き①】
石本の社長室で、長髪の男がリモコンのようなものをポケットに入れ持ち出す姿を目撃した。

【謎解き②】
平岡の潜んでいた廃ビルのコンクリートの床の裂け目からモーターを発見した。

ネタバレ

目暮と小五郎は、石本精機を訪れた。そこで石本は、平岡に会社の裏帳簿の秘密を握られ、脅されていたことを話した。

お金を払おうかと思ったが、一度金を渡すとまたゆすられると思い、きっぱり断った。そのため小五郎に命を守ってもらおうと依頼した。

しかし、それがタカダを死亡させる形となってしまったのだから、その死を無駄にするなとタカダの秘書の新倉に言われたという。

コナンは小五郎に平岡はついていない男だと話した。
石本を狙ったのに他の人に当たっちゃうし、その上階段から落ちて亡くなるなんて。

もしかしたら平岡には共犯者がいて、失敗した平岡は口封じのために殺された、と小五郎は考えた。

探偵事務所の小五郎の元へ目暮が確認したいことがあると訪ねてきた。
昨夜石本を病院へ送った後、田中はどのくらい病院にいたのか。
しかし小五郎はうとうとして眠ってしまい、田中がいつ病院を出たのか覚えていなかった。
目暮は可能性の一つとして、田中が平岡を殺害した可能性もあると考えていた。

田中には柴田という恋人がおり、その柴田の父親は自殺している。
原因は、経営していた会社を石本に潰されたためだ。
そのことで柴田は石本のことを恨んでおり、当然恋人である田中も石本を恨んでいるのではないかと目暮は話す。
コナンは柴田の写真を見せてもらうと、【謎解き①】の長髪の男と同一人物だった。

そこで小五郎は、事件があったパーティー会場に関係者を集めるよう目暮に頼んだ。

真犯人は柴田健一。
柴田は父親の自殺の原因を作った石本を殺害しようと、平岡を金で雇った。
しかし平岡は石本殺害を失敗。そこで柴田は昨夜のうちに平岡の口を封じたと小五郎は推理した。

確かに柴田は石本を恨んでいて、昨夜パーティー会場にも来ていた。
しかし平岡の顔も知らず、昨夜パーティー会場を出てからずっとバイトが忙しく、どこにも行けなかった。アリバイを証明してくれる人ならたくさんいると柴田は話した。

そこでコナンは、麻酔銃で小五郎を眠らせると、変声機で小五郎の声を使い推理を話し始めた。

犯人の名を明かす前に昨夜の犯行がどのように行われたのか再現してみることにした。

タカダの役を目暮が引き受け、ステージに向かって歩き始めるところからだ。
目暮はタカダがつけていた時と同じように、マイクを胸につけた。

照明を落とし、ピンスポットを目暮に当てた。
そして新倉は、目暮を先導しステージへ向かい歩きだした。

そこでコナンは高木へ照明ボックスへ行くよう指示し、柴田に【謎解き①】のリモコンを合図と同時に押すよう指示した。

目暮が石本の後ろを通った瞬間、コナンは合図し柴田にリモコンのスイッチを押させた。
すると会場に銃声が響いた。

今のは空砲だが、弾丸が石本の肩をかすめ、目暮の胸を打ち抜いたことになる。

そこで照明をつけると、照明ボックスにいた高木がピンスポットに張り付けられた拳銃を発見した。
その拳銃にはモーターが取り付けられており、釣り糸で引き金とつないである。
モーターが回転して糸を巻き取ると引き金が引かれる仕組みだ。

つまり、拳銃は平岡が撃ったのではなく、最初からピンスポットに張り付けられていたのだ。

このホールは最新式の照明機材を使用しており、ピンスポットは目暮の胸のマイクに反応して自動で動くようになっていた。

更にリモコンでモーターを操作できるようにしておけば、犯人はいつでもタカダの胸目掛けて自由に拳銃を撃つことができる。

石本に送られた脅迫状は警察の目を欺くための囮で、犯人の狙いは最初からタカダだった。

まず犯人は石本に脅迫状を送り付け、あたかも石本の命が狙われているように見せかけた。
そしてピンスポットがタカダの胸のマイクを追いかける機能を利用し、石本とタカダがすれ違う瞬間、リモコンのスイッチを押し拳銃を撃った。
こうしてさも石本を狙った弾が外れたかのように見せかけ、タカダは殺害された。
その後、平岡は拳銃とモーターを回収し逃走。

柴田は、石本の会社でリモコンを見つけたため、犯人は石本だと話した。

しかしタカダが石本の後ろを通ったのは、新倉が先導したからだ。
石本がそれを事前に予測することは不可能だ。

それならどうしてリモコンが石本の社長室にあったのか、と新倉は話した。

柴田はリモコンを"石本の会社で"見つけたと話しただけで、"社長室で"見つけたとは一言も言っていない。

犯人は新倉常章。
新倉は長い間タカダの後継者と言われてきた。
しかしタカダは引退しようとしなかった。
業を煮やした新倉は平岡を仲間に引き込み、タカダを殺害した。
更に平岡の口を封じるため、廃ビルの階段から突き落として殺害した。
その後新倉は、【謎解き②】を見つけられなかった。
困った新倉は、一計を案じ、万一警察にモーターを発見された時疑いを逸らすため、リモコンを石本の社長室へ隠すことにした。

そのリモコンが自分のものだという証拠でもあるのか、と尋ねる新倉。

用心深い新倉のことだから、恐らく指紋は残っていないはず、表側には・・。
新倉はパーティー会場で名刺交換の際、リモコンを落とした。
その時素手で拾った電池をそのままリモコンに戻した。その電池に指紋がついているはずだ。

信じられない、とその場に膝をつき新倉は罪を認めた。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第125話「謎の狙撃者殺人事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ

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