名探偵コナン第820話のネタバレ！待合室の7人

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第８２０話「待合室の7人」：
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

contents

1. 名探偵コナン第８２０話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ
2. 名探偵コナン第８２０話｜謎解き＆ネタバレ
- 2.1. 名探偵コナン第８２０話｜謎解き
- 2.2. 名探偵コナン第８２０話｜ネタバレ
3. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
4. まとめ

名探偵コナン第８２０話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第８２０話｜事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数：
第８２０話
■ 事件ファイル名：
待合室の7人
■ 放送日：
２０１６年６月４日
■ 放送曜日：
土曜日
■ 主題歌：
OPテーマ　世界はあなたの色になる（B’z）
EDテーマ　ふたりの秒針（焚吐）
■ BACK：
⇒ 第８１９話「小五郎、怒りの大追跡（後編）」
■ NEXT：
⇒ 第８２１話「曇柄寺が隠す秘密」

名探偵コナン第８２０話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・稲垣　喜久雄（いながき　きくお）
CV：加門良
５８歳。大麓駅駅長。

・上野　雅子（うえの　まさこ）
CV：井口裕香
２８歳。大麓駅駅員。

・穂刈　雄一（ほかり　ゆういち）
CV：私市淳
３５歳。セールスマン。

・武上　均（たけがみ　ひとし）
CV：稲葉実
５４歳。工場経営者。

・カール・モリス
CV：星野貴紀
２６歳。バックパッカー（低予算で国外を個人旅行する旅行者）。

・島尾　ふね（しまお）
CV：真山亜子
７０歳。近隣の住民。

・来栖　紀子（くるす　のりこ）
CV：斎賀みつき
４０歳。議員秘書。

・湯原　庄之助（ゆはら　しょうのすけ）
CV：田口昴
６５歳。市議会議員。

・山崎　幸三（やまざき　こうぞう）
CV：加門良
６０歳。土木作業員。

名探偵コナン第８２０話｜あらすじ

午後６時３０分。
激しい雨の中、大麓駅でバスを降りたコナン、小五郎、蘭は、駅舎で雨宿りすることにした。
駅舎の待合室では、議員秘書の来栖紀子、近隣の住民の島尾ふねがイスに座っていた。
そして、小五郎たちと一緒にバスに乗ってきたセールスマンの穂刈雄一、工場経営者の武上均、バックパッカーのカール・モリスも待合室で休むことになった。

駅長の稲垣喜久雄と駅員の上野雅子が雨に濡れた小五郎たちにタオルを配っていると、工場が潰れたと呟く武上に穂刈がセールスの話を持ち掛ける。
武上は穂刈に掴みかかり、「そうやって今まで何人騙した！」と怒鳴りつける。
その拍子に、穂刈のカバンの中から複数の会社のパンフレットが落ちる。
穂刈が落ちたパンフレットを集めていると、カールも手伝おうと手を伸ばす。
しかし、穂刈はカールの手を払いのけ、それを拒否した。

稲垣は、台風の影響で列車が運休になったことをみんなに報告する。
それを聞いた紀子は、明日行われる講演に間に合わなければ誰が責任をとるのかと声を上げる。
紀子は、市議会議員の湯原庄之助の秘書だった。
そして、紀子は待合室に貼られた講演のポスターに目をとめ、湯原の名前が小さすぎると文句をつけ、書き直すように雅子に命じた。

台風の影響で列車は運休、そして電話も通じなくなっていた。
みんなは駅で一晩過ごすことになってしまった。

その後、稲垣と雅子は食事の準備を始める。
その間、カールは駅にある温泉に入ろうとみんなに声をかける。
コナン、小五郎、穂刈、カールは男湯に入り、蘭は女湯に入った。

温泉から出た小五郎は、脱衣所で上着のポケットに紙切れが入っていることに気づいた。
コナンがその紙切れを確認すると、「毛利先生。今夜ここで人が殺されます。犯人は」とメッセージが書かれていた。
小五郎は誰かのいたずらだと判断するが、コナンは紙切れを見て何かに気づいた。

その後、コナンと小五郎はメッセージを書いた人物を捜すことにした。
コナンは、自分が温泉に入っている間、何をしていたか武上に尋ねる。
武上はずっと待合室にいたと証言し、紀子も武上と一緒に待合室にいたという。

紀子は、穂刈が詐欺師、カールがスリだと小五郎に教える。
別々の会社のパンフレットは詐欺師の七つ道具で、落とし物を拾うフリして近づいたり、風呂に誘ったりするのはスリの常とう手段だという。

ふねは、食事を済ませたばかりだが、晩ご飯はまだかと武上に尋ねる。
武上の分まで食べたというふねは、少しボケているように見えた。

午後１１時１０分。
みんなは、照明を落とした待合室で仮眠をとっていた。
そんな中、紀子は一人起き上がり、駅員室を覗き込む。
それに気づいたコナンが声をかけると、紀子はタクシーを拾うと言って外へ出て行ってしまった。

コナンは、小五郎が紙切れを落としていたことに気づき、紀子に読まれた可能性があると考える。
そして、コナン、小五郎、カール、穂刈は、紀子を探しに外へ行くことにした。

その時、大雨の中銃声が聞こえてきた。

コナンと小五郎が銃声のした方へ駆けつけると、そこには銃殺された紀子が横たわっていた。
小五郎は現場保存のため、紀子の遺体に毛布をかけ、そのままにしておくことにした。

午後１１時３０分。
小五郎は、待合室にいる全員のアリバイを確認する。
カールは駅の裏側、穂刈はホーム、武上は売店にいたと証言する。
武上は売店にいた時、ふねが食べ物をあさっているところを目撃したと打ち明ける。

小五郎がメッセージの書かれた紙切れをみんなに見せると、カールは筆跡を比べてそれを書いた人物を捜そうと提案した。
再び紙切れを目にしたコナンは、誰が書いたのか気がついた。

その直後、雷が鳴り、室内の照明が落ちて真っ暗になってしまった。

明かりが点くと、頭から血を流した雅子が倒れていた。
雅子の手には、紙切れが握りしめられていた。
その紙切れには、「はニセモノ」と書かれていた。

名探偵コナン第８２０話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第８２０話｜謎解き

【謎解き①】
小五郎の上着のポケットに「毛利先生。今夜ここで人が殺されます。犯人は」というメモが入れられていた。

【謎解き②】
雅子は、「はニセモノ」と書かれたメモを握りしめていた。

名探偵コナン第８２０話｜ネタバレ

【謎解き①】
コナンは、小五郎に湯原議員のポスターを見るように伝える。
そのポスターは雅子が書いたもので、紙切れの文字と比べてみると同じ筆跡だということがわかる。
つまり、小五郎に助けを求めるメッセージを送ったのは雅子だったのだ。

その時、救急箱を探しに行っていた蘭が突然悲鳴をあげた。
コナンたちが駆けつけると、ふねが拳銃を手にし、それを蘭に向けていた。

武上「やめろ。そいつを返せ！」

ふね「今日は燃えるゴミの日だよ。こんなもの捨てちゃダメだろ。使えない嫁だねぇ」

ふねは持っていた拳銃を放し、小五郎がそれを拾う。
その拳銃からは硝煙の臭いがし、紀子を殺害した凶器と考えられた。

小五郎は、さきほど武上が「返せ」と言っていたことから、拳銃が武上のものだと推理する。
武上は、ここへ来る前に山の中で試し撃ちをしたと証言した。
そして、武上は自殺するためにここへ来たと打ち明け、紀子を殺害した犯人は自分ではないと訴える。

午前４時５分。
応急手当を受けた雅子は、蘭に付き添われてソファーで眠っていた。

コナンは、台風の影響でタクシーなど拾えるはずがないのに紀子が外へ出た理由を考える。
そして、紀子が外へ出る前に駅員室を覗き込んでいたことを思い出した。

【謎解き②】
コナンは、駅員室の壁に飾られた写真が一枚だけ外されていることに気づいた。
コナンは、紀子がその写真を見たために殺害され、そのあと犯人が写真を外したと推理した。
そんなことができるのはただ一人だけだ。

その後、列車の運行が再開され、湯原議員が大麓駅へ到着した。
人ごみの中、犯人は拳銃を持って湯原議員に近づく。

コナンは、キック力増強シューズでサッカーボールを蹴り、犯人の手から拳銃を弾き飛ばした。
それに気づいた小五郎は、犯人を取り押さえる。

犯人は、駅長の稲垣喜久雄と偽っていた人物で、本名は山崎幸三。
雅子は、脅されながらも山崎の隙を見て小五郎に知らせようとしていたのだ。
しかし、山崎に気づかれてしまい、雅子は怪我を負わされてしまった。

山崎は、湯原議員のせいで自分の息子が死んだと訴える。

山崎「収賄の濡れ衣を着せられて自殺に追い込まれたんだ！」

山崎は、息子と同僚だった紀子が息子の無実を知りながら、自分の保身のために口を噤んでいたことを打ち明ける。

山崎「全ては息子の無念を晴らすために！」

蘭「だからって人の命を奪っていいはずありません！雅子さんだって。こんなこと、息子さんが望んでるわけないです。喜ぶわけないです！絶対に」

蘭の言葉を聞いた山崎は、その場に膝をつき涙した。

（エピローグ）

その後、病院に搬送された雅子は、無事一命をとりとめた。

ゴミ箱から発見された写真には、駅長、雅子、ふねが写っていた。

そして、駅の倉庫から本物の駅長、稲垣が救出された。

山崎に続き、詐欺、窃盗で指名手配されていた穂刈とカールは逮捕され、武上も銃刀法違反で連行されていった。