名探偵コナン第653話のネタバレ！毒と幻のデザインS

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第６５３話「毒と幻のデザイン（S）」：
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

contents

1. 名探偵コナン第６５３話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ
2. 名探偵コナン第６５３話｜謎解き＆ネタバレ
- 2.1. 名探偵コナン第６５３話｜謎解き
- 2.2. 名探偵コナン第６５３話｜ネタバレ
3. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
4. まとめ

名探偵コナン第６５３話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第６５３話｜事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数：
第６５３話
■ 事件ファイル名：
毒と幻のデザイン（S）
■ 放送日：
２０１２年４月２８日
■ 放送曜日：
土曜日
■ 主題歌：
OPテーマ　Miss Mystery（BREAKERZ）
EDテーマ　悲しいほど今日の夕陽きれいだね（grram）
■ BACK：
⇒ 第６５２話「毒と幻のデザイン（EYE）」
■ NEXT：
⇒ 第６５４話「毒と幻のデザイン（Poison）」

名探偵コナン第６５３話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・服部　平次
CV：堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

・遠山　和葉
CV：宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・大和　敢助
CV：高田裕司
長野県警捜査一課の警部。ある事件で左目と左足を負傷。

・上原　由衣
CV：小清水亜美
長野県警捜査一課の刑事。

・諸伏　高明
CV：速水奨
長野県警捜査一課の警部。新野署の警部だったが県警に復帰した。

・若松　耕平（わかまつ　こうへい）
デザイン会社社長。

・若松　育郎（わかまつ　いくろう）
２５歳。耕平の息子。

・若松　芹香（わかまつ　せりか）
CV：野沢雅子
４３歳。耕平の妻。

・米原　桜子（よねはら　さくらこ）
CV：丹下桜
２３歳。家政婦。

・椎名　正繁（しいな　まさしげ）
CV：御友公喜
５６歳。専務取締役。

・藤波　純生（ふじなみ　すみお）
CV：宮下栄治
３０歳。チーフデザイナー。

・佐竹　好実（さたけ　よしみ）
CV：柳沢　三千代
３２歳。秘書。

名探偵コナン第６５３話｜あらすじ

（EYEのストーリー）
奇妙な手紙が平次に届いた。
それは、１ヶ月前に軽井沢の別荘で、デザイン会社社長、若松耕平を殺害した犯人からのものだった。
風邪を引いた平次に代わって、手紙の指示で耕平の大阪の実家を訪れた和葉は、風呂場で髪の長い不気味な人物と遭遇した。
その人物は、一瞬の停電の間に姿を消してしまうが、奇妙なことにタイルの壁に刻まれた「ＥＹＥ」の文字まで消えてしまっていた。
軽井沢の事件でも、被害者が自らの血で床のタイルに書いた文字が消え失せていた。
事の真相を探るため、コナン、平次、小五郎、蘭、和葉は、東京の耕平の遺族を訪問した。
しかし、コナンたちの目の前で息子の育郎が毒殺されてしまった･･。（EYEへ）

（Sのあらすじ）
コナンは、軽井沢の事件の時、遺体の第一発見者だった米原桜子に、耕平の残したダイイングメッセージには何と書いてあったのか尋ねる。
桜子は、アルファベッドの「Ｓ」だったと答えるが、その続きは耕平の手に隠れて見えなかったという。
コナンと平次は、耕平の妻の若松芹香、専務取締役の椎名正繁、チーフデザイナーの藤波純生、秘書の佐竹好実、家政婦の米原桜子の名前のイニシャルが全員「Ｓ」だということに気づいた。

桜子は、耕平の遺体を発見した後、すぐに芹香を呼びに行ったという。
桜子と一緒に遺体を確認した芹香は、書斎の電話を使って救急車と警察を呼ぶように桜子に指示した。
そして芹香は、部屋で寝ている育郎には自分から伝えるので、くれぐれも他のみんなに気づかれないようにと念を押した。

桜子が電話を終えて風呂場へ戻ると、育郎が耕平に泣いて縋り付いていた。
その時、すでにダイイングメッセージの文字は消えていた。
芹香は、耕平の遺体にばかり目を取られていて、文字に気づかなかったと証言する。

芹香は、軽井沢の別荘と大阪の家の風呂場のタイルが同じものだったことを明かす。
しかし、大阪の家は建て替え工事が始まり、軽井沢の別荘も取り壊す予定だという。

耕平が殺害された日、耕平はパーティーを終えて帰ろうとする椎名、藤波、好実を引きとめた。
耕平は、大事な話があるから、風呂場のタイルを貼り替えるまで待ってくれと言っていたようだ。
そして、芹香、椎名、藤波、好実の４人は、居間でポーカーをしながら待っていたという。
つまり、４人にはアリバイがあるということだ。

耕平の財布がなくなっていたこと、凶器が見つからなかったこと、外部から侵入した形跡があったことから、長野県警は外部犯の線で捜査しているという。

その後、警察の調べで、他のバームクーヘンから毒物反応が出なかったことが判明した。
毒物反応が出たのは、カプセルが沈められていた紅茶だけだった。

育郎は、トレーに残った２つのうちの１つを手で掴んで食べていた。
平次は、犯人がどのようにして毒のついたバームクーヘンを育郎に掴ませたのか考える。
蘭と和葉は、１つだけ大きく切っておき、それを食いしん坊の育郎に選ばせたと推理する。
しかし、バームクーヘンはきれいに８等分されていた。
さらに、育郎は２つのうち、奥にある方を選んだという。

小五郎は、先月軽井沢の別荘で殺害された耕平と、今回その息子の育郎が殺害されたことで、犯行の原因は家か会社内にありそうだと考える。

桜子は、耕平が亡くなる１週間前、耕平と育郎が言い争いしているところを目撃したことを明かす。
耕平は、育郎が会社の金を使い込んでいると疑い、問い詰めていたようだ。
そのことに関して、芹香は自分が帳簿の記入ミスをしていたことが原因だったと打ち明ける。

コナンと平次は、長野県警の大和警部に別荘の事件について聞いてみることにした。
しかし、コナンも平次も大和警部の連絡先を知らなかった。
その時、和葉は由衣刑事の電話番号ならわかると発言する。

平次「なんでお前がそないな番号知ってんねん」

和葉「あとで無理矢理聞いたんや。事件が解決した日、由衣さん大和警部に告白してはったみたいやし。そのあとどないなったか気になってしもうて。告っといてそのあとなーんもないなんて、まずあり得へんしな！」

コナンと蘭は、和葉の言葉にドキリとし、言葉を失う。

蘭「和葉ちゃん！あたし、和葉ちゃんに言わなきゃいけないことが･･」

和葉「え？なに？」

蘭「こ、こ、ここじゃちょっと･･」

蘭が和葉に報告しようとしている内容を知っているコナンは、早く由衣刑事に連絡してみようと急かす。

名探偵コナン第６５３話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第６５３話｜謎解き

【後日追記予定。】

名探偵コナン第６５３話｜ネタバレ

和葉は、由衣刑事に電話して耕平の息子が東京で殺害された事を報告する。
和葉から電話を取り上げた平次は、別荘の風呂場のタイルを見せて欲しいと頼む。
由衣刑事は、ちょうど別荘の捜査に来ているところで、大和警部に頼んでみると言って電話を切った。

目暮警部は、育郎がバームクーヘンを食べた時の状況を再現するため、全員リビングに集める。
しかし、椎名と藤波は、疲れている芹香を気遣い、芹香を休ませてあげて欲しいと発言する。
そして、芹香は一人で書斎に残り休むことになった。

その後、桜子はこの家の風呂場も別荘と同じタイルを使っていることを報告する。
桜子は、芹香が話してはダメという空気を出していたため、ずっと言い出せなかったという。

コナンと平次は、桜子に案内されて風呂場を訪れる。
別荘のタイルとは、少し色が異なるが、形や色の付き具合はほとんど同じだという。
コナンと平次は、上から下へと段々色が薄くなっていてる菱形のタイルを見て閃いた。

同じ頃、別荘の風呂場を捜査していた大和警部らも、犯人の使ったトリックに気づいた。

それは、俗称クレイジーダイヤモンドと呼ばれ、上から下へと色が薄くなって見えるのは目の錯覚だ。
１つ１つの菱形は上下部の角度が３０度から４０度で、軽くグラデーションがかかっているだけだ。
その菱形が隣接する境界線の部分の濃淡を、人の目は１つ１つの点としてとらえてしまう。
その一部に注目するために全体的なものとして視覚が反応し、上の菱形と下の菱形が別の色のように見えてしまうのだ。
つまり、どのタイルも色は全て同じだった。

その後、大和警部から和葉の携帯に着信が入り、平次が電話に出る。
大和警部は、ルミノール試薬を使って耕平のダイイングメッセージが書かれたタイルが発見されたことを伝える。
その文字は、「ＳＯＮ」だった。
「ＳＯＮ」は「息子」という意味だ。

大和警部は、耕平を殺害した犯人は息子だと伝える。
しかし、耕平の息子、育郎は、今夜殺害されてしまった。

耕平を殺害した犯人と息子を殺害した犯人は全く別人ということだ。