名探偵コナン第588話のネタバレ!屋上農園の罠

シーズン15

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第588話「屋上農園の罠」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第588話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第588話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第588話
■ 事件ファイル名:
屋上農園の罠
■ 放送日:
2010年9月18日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ SUMMER TIME GONE(倉木麻衣)
EDテーマ Tomorrow is the last Time(倉木麻衣)
■ BACK:
⇒ 第587話「キッドVS四神探偵団」
■ NEXT:
⇒ 第589話「最悪な誕生日(バースデー)(前編)」

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名探偵コナン第588話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利 蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮 十三
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・・

・高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・千葉 和伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

・目白 美砂(めじろ みさ)
45歳。事務員。

・田口 真一郎(たぐち しんいちろう)
51歳。サラリーマン。

・中村 剛彦(なかむら たけひこ)
73歳。無職。迷惑じいさんと呼ばれている。

・井上 万里江(いのうえまりえ)
26歳。OL。

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名探偵コナン第588話|あらすじ

ビルの屋上農園を見学するため、コナン、小五郎、蘭は、目白の畑へやってきた。

そこで田口の畑の防虫ネットが荒らされたことで、田口と中村が言い争いになった。

その中村は、迷惑じいさんと呼ばれており、今度は井上の畑へ抜いた雑草を投げ捨て、農薬をかけたりしたため井上が激怒した。

目白の畑の収穫を手伝う約束をした小五郎たちは、週末再び屋上農園を訪れた。するとそこには、既に亡くなっている中村の姿があった。

目暮たち警察が到着し、死亡推定時刻は、午前10時頃。後頭部を強く打ち付けたことが致命傷と思われた。事件性があるかどうか、屋上農園の関係者に話を聞いてみることになった・・。

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名探偵コナン第588話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第588話|謎解き

【謎解き①】
コナンは、中村と井上の畑の境で砕けたレンガを発見した。

【謎解き②】
落ちていたタオルの裏に、手すりの塗料が強くこすられたような跡になってついていた。

名探偵コナン第588話|ネタバレ

目暮と小五郎は、屋上農園で中村に迷惑をかけられていたという目白、田口、井上を参考人として話を聞くことにした。

中村の斜め向かいの畑を借りている目白は、屋上農園のあるビルの1Fの事務所に勤めており、昨日終わらなかった仕事をするため、8時半頃休日出勤した。
11時頃、小五郎たちが収穫の手伝いに来ることになっていたので、それまで事務所で仕事をしていた。
事務所には目白しかおらず、アリバイを証明できる人物はいなかった。

中村の隣の畑を借りている田口は、午前中は一人でホームセンターへ行き肥料などを買っていた。午後から農園へ来る予定だった。
田口は、ホームセンターのレシートを持っていたが、時間が午前11時だったことから、アリバイにはならないと判断された。

中村の手前の畑を借りている井上は、仕事が休みなので遅くまで寝ていた。10時頃は寝起きだったので、ぼーっとテレビを見ていた。一人暮らしのため、証明できる人物はいなかった。

そして三人とも現場へ立ち会ってもらうことになった。

現場に落ちていた携帯電話は中村のもので、午前10時頃に番号非通知で着信が一件あった。しかしプリペイド携帯の番号からかけたものらしく、誰がかけたのかわからなかった。

エレベーターの防犯カメラの映像から、中村が屋上へ上がったのは午前9時。それから小五郎たちが上がるまで、誰も屋上へは上がっていなかった。

以上のことから、中村は農作業を終え、水道へ手を洗いに来た。その時携帯が鳴り、不注意になって足を滑らせ、後頭部を水桶の角にぶつけたため死亡した事故と小五郎は判断した。

しかしコナンには不審な点が二つあった。
一つ目は中村の額についていた傷。
そして二つ目は首にタオルを巻いていたのに、なぜかもう一枚【謎解き②】のタオルが落ちていたことだ。

コナンは麻酔銃で小五郎を眠らせ、変声器で小五郎の声を使い推理を話し始めた。

屋上農園の関係者である、目白、田口、井上の三人の中に、中村を殺害し、まんまと警察の目を欺き、事故死に見せかけた真犯人がいる。

犯人は事故に見せかけるため、あるトリックを使った。

中村の額にあった傷は、水道の流し場で足を滑らせ、仰向けに倒れたのではつかない。
何かが飛んできて額に当たったのだ。

コナンが白菜畑で見つけた【謎解き①】を集めてつなげてみると、真ん中に穴があけられた一つのレンガになった。
それが飛んできて中村の額に傷をつけた。
バラバラに割れたのは、敷石にあたり砕けたからだ。
レンガは横からではなく、下から飛んできた。

犯人は穴を開けたレンガにロープを通し、屋上の手すりに吊るしておいた。
恐らくその時【謎解き②】のタオルは、手すりとロープの間に挟んであった。

そして中村が手すりの前まで来た時に、下の階から強くロープを引き、吊るしてあったレンガは中村の額に当たった。
その拍子に足を滑らせた中村は、犯人があらかじめ置いておいた水桶に頭をぶつけた。
飛んだレンガは敷石に当たって割れて畑に落ちた。
犯人はロープを引っ張って回収したが、タオルは現場に残ってしまった。

タオルを挟んだのは、中村の視野を遮り、ぶら下げたレンガの存在に気づかせないためだ。

つまり中村を殺害した犯人は、井上万里江。

屋上の水道のすぐ下に、井上の住む部屋の窓があった。

中村は井上に嵌められたと知り、井上が犯人だというダイイングメッセージを残した。

人差し指を伸ばし、顔を差しているように見えたそのポーズは、下の階を指していたのだ。

井上はプリペイドの携帯を使い、電話で屋上には中村しかいないことを確認した。
そして何か理由をつけ、タオルを挟んだ位置まで中村をおびき寄せ、下からロープを引いた。

参考人として話を聞いた後、屋上に上がる前に井上は以下のように話した。
勝手に頭をぶつけて死んでおいて、私たちまで巻き込むんだから嫌になるわね。
あの時警察は、まだ中村の死因について何も説明していなかった。
そんなことが言えるのは、このトリックを使った犯人だけだ。

そしてエレベーターの防犯カメラに10時以降井上の姿は映っていない。
ということは井上はその後部屋から出ておらず、まだ犯行に使ったロープが部屋に残っているはずだ。それが決定的な証拠となった。

井上は、憎らしい迷惑じじいを私がやった、と罪を認めた。
井上が何ヶ月も丹精込めて育てた野菜は、中村の農薬のせいでダメになった。
そしてそのダメになった野菜を見て中村は、これは野菜だったのかい。育ちが悪いので農薬かけちゃったよ。と笑いながら言った。
その野菜は、病気で亡くなった父が最後に残してくれた種から育てた野菜だった。
それをひどい言葉で侮辱した中村が許せなかった、と話した。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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