名探偵コナン第47話のネタバレ!スポーツクラブ殺人事件

シーズン2

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第47話「スポーツクラブ殺人事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第47話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第47話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

警官
CV:千葉一伸、高木渉

佐伯 麗子(さえき れいこ)
CV:土井美加
スポーツクラブのオーナー。

西条 直也(さいじょう なおや)
CV:西凛太朗
高飛び込み選手。

成瀬 圭一(なるせ けいいち)
CV:猪野学
高飛び込み選手。

木島 久(きじま ひさし)
CV:森川智之
競泳選手。

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名探偵コナン第47話|あらすじ

リニューアルされたスポーツクラブのオープン前日。

抽選に当たったコナン、小五郎、蘭は、モニター客として招待された。


コナンと蘭は、高飛び込みの練習が行われているというプールを見学することになった。

そこでは、代表選手の西条直也と成瀬圭一がちょうどプールに飛び込もうとしているところだった。

蘭は、2人の選手が高飛び込みする姿を見て、観客とともに歓声をあげる。

見事な高飛び込みをした西条は、オープン準備に追われて練習不足だという成瀬をからかう。

西条「あんな飛び込みじゃ、大会の結果は見えてるけどな

成瀬「なんだと!?

そこへ競泳選手の木島久が現れ、言い争いを始めた2人の間に割って入る。

西条「いいのか、木島。そんな偉そうなこと言って

木島「別に俺は・・、偉そうなことなんて

西条「ピアスなんかつけてチャラチャラしやがって、人になんか言える資格がお前にあんのかよ

西条は、成瀬を連れて高飛び込みの練習へと戻って行った。

蘭の話によると、木島は西条の元ライバルだったが、代表選手の座を西条に奪われ、競泳に転向したという。



その後、スポーツクラブのオーナーである佐伯麗子が記者を連れてプールへやってきた。

佐伯「ちょうど飛び込みの選手が練習をしているところですわ

佐伯は、記者とともに飛び込み台へ視線を向けた。

その時、後ろ向きで飛び込んだ西条は、誤って飛び込み台にぶつかりそうになってしまう。

佐伯「危ないっ!

佐伯が声を上げたと同時に、西条は手をついて体制を整え、無事に着水した。


佐伯は、西条が無事にプールから上がってきたことで、ほっと息を吐いた。

佐伯「大会は近いけど無理は禁物よ、西条くん。あなた、うちのエースなんだから

西条「どうだか・・。助かって残念って顔してますよ、オーナー



その後、コナンが廊下の自動販売機でジュースを買っていると、バシッと鈍い音が響く。

音のした方をコッソリ覗いてみると、佐伯が西条を叱っていた。

どうやら、先ほど聞いた鈍い音は、佐伯が西条の頬を引っ叩いた時のもののようだ。

佐伯「最低の男ね、あんたって。言いたいことはわかってるわ。証拠なんてなくても噂だけでマスコミや税務署が動いてリニューアルが潰れるって

その時、コナンを探しにやってきた蘭がコナンに声をかける。

コナンと蘭の存在に気づいた佐伯は、慌てた様子でその場を去って行った。


西条は、練習を再開させるためプールへ歩いて行く。

その時、西条は1枚の写真を落とし、コナンがそれを拾う。

その写真はどうやら隠し撮りしたもののようで、成瀬と女性が写っていた。

コナンは、西条を追いかけ声をかけるが、西条は足を止めようとしない。

そこで、コナンは西条の前へ走って行き、落とした写真を見せる。

すると、西条は耳から青色の耳栓を外してポケットに入れると、コナンから写真を受け取った。

西条「サンキュー。大事な金づるだ



その夜。

コナン、小五郎、蘭は、探偵事務所へ帰ってきた。

小五郎は、留守電が入っていることに気づいて再生ボタンを押す。

留守電は目暮警部からのもので、佐伯スポーツクラブのプールに西条の遺体が浮かんでいるため、蘭とコナンを連れて急いで来て欲しいという内容だった。



小五郎たちがスポーツクラブへ到着すると、目暮警部率いる警察が捜査を始めていた。

遺体の硬直具合から、西条の死亡推定時刻は午後8時から9時の間。

遺体の鼻と口の中に泡が見え、耳からかすかな出血がある。

それは、鼻や口から入った水で内耳に圧力がかかったためだと考えられる。

その特徴から、死因は溺死と判断された。


コナンは、西条のキャップの額部分に傷がついていることに気づいた。

目暮警部は、高飛び込みの練習中に失敗し、飛び込み台に頭をぶつけてしまった不運な事故と考えていた。

小五郎は、昼間の練習中にも西条が飛び込み台にぶつかりそうになっていたことを明かす。


コナンは、西条が一人で練習していたのか佐伯に尋ねる。

佐伯は、西条を除いて全員、明日のオープン準備を終え、8時からオフィスでお疲れパーティーを開いていたと証言する。


目暮警部は、西条が一人で練習していたところを目撃した人物がいると小五郎に伝える。
それは、プールの向かいのマンション2階に住む老人だった。

コナン「でも事故そのものは見てないんでしょ?

目暮「そ、それはまぁ、そうだが・・


コナンは昼間、西条が青色の耳栓をしていたことを思い出した。

しかし、遺体の耳に残っていたのは黄色の耳栓だった。

普通、高飛び込みの選手はキャップを被らない。

コナンは、西条がキャップを被っていたことに疑問を抱く。



その後、コナンはロッカールームを調べた。

すると、西条のロッカーには鍵がかかっておらず、中にあった衣服からクロロホルムの臭いがした。

コナン(間違いない!これは殺人事件だ)


コナンがプールへ戻ると、事故と判断した目暮警部が引き上げようとしているところだった。


コナンは、西条が一人で練習していたところを目撃したという老人に話を聞くため、向かいのマンションを訪れた。

絵描きの老人は、いつも決まった時間にベランダで西条が練習している姿を絵に描いていたという。

しかし、今日の西条はプールの電気を消したりと、無茶な練習をしていたようだ。

老人は、満月をバックに飛び込む姿がシルエットになっていたと証言する。

つまり、今夜は西条の顔を見たわけではなかったのだ。

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名探偵コナン第47話|謎解き

【謎解き①】
目撃者の老人は、高飛び込みする人物を見たまま忠実に描いていた。

名探偵コナン第47話|ネタバレ

コナンが急いでプールへ戻ると、蘭と小五郎が心配し、コナンを探していたようだった。

小五郎はコナンにお仕置きするため、追いかけまわす。

コナンは階段を上って飛び込み台まで行き、追いかけてきた小五郎を腕時計型麻酔銃で眠らせる。

そして、目暮警部と関係者を呼び集め、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話す。


今回の事件は、事故に見せかけた殺人だ。

最初の疑惑は、コナンが指摘した耳栓。

それは犯人のミスだった。

犯人は、クロロホルムを嗅がせて気絶させた西条を水着に着替えさせる際、西条が使っていたものと別の耳栓をさせてしまった。


そしてキャップ。

鑑識が調べた結果、飛び込み台に血痕や髪の毛など、打撲の痕跡は残っていなかった。

犯人は、それを誤魔化すためにキャップをつけさせたのだ。


全てはプールサイドで行われた犯行。

飛び込み台で起こった練習中の事故に偽装するためだった。

そして犯人は、脱がせた服を西条のロッカーに放り込み、鍵もかけずに立ち去った。

目暮「しかし、それだけでは状況証拠というしかないぞ、毛利くん。第一、目撃者はどうする

目撃者の老人は、いつも決まった時間にベランダに現れるということを証言していた。
つまり、老人に偶然目撃されたのではなく、目撃させたのだ。

目暮「まさか、自殺か!

自殺だとすると、わざわざ電気を消してシルエットにする必要がない。

電気を消したのは、顔を見られたくなかったから。

つまり、老人に目撃されたのは別人だったのだ。

そして、その人物こそが西条を殺害した犯人だ。

小五郎「木島久さん。元高飛び込みの選手で、今は競泳に転向されたんでしたなぁ。代表の座を奪われ恨んでいたんじゃありませんか、西城さんを。競泳にキャップは欠かせませんよね。飛び込み台の淵に打撲の痕跡がなくても不審がられないようにキャップを被せる。さすが競泳選手ならではの思い付きだ

西条を事故に見せかけて殺害した犯人は木島久。

木島「待ってください!そんな推測だけで僕を犯人にするつもりなんですか?

【謎解き①】
コナンは、老人から借りてきた絵を目暮警部に見せる。

その絵は今夜、高飛び込みの練習を見て描かれたものだ。

わざわざ電気を消してダイビングして見せたのは良かったが、月明りに決定的証拠が反射してしまった。

それを老人は忠実に見たまま描いたのだ。

蘭「ピアス!

木島「バカな・・


そしてもう一つ。

犯人が内部の人間だとすると、犯行後外には出ていない。

まだ凶器を処分できずに建物のどこかに隠してあるはずだ。

木島は、その場に膝をつき、殺害の罪を認めた。

目暮「でもどうして?代表の座を奪われたくらいで殺人なんて

小五郎「恐らく実力で奪われたんじゃないんでしょう・・。脅し取られたんじゃないですか?

木島「その通りです。半年前、僕はバイク事故を起こして後ろに乗せていたガールフレンドに大怪我をさせてしまったんです。それをアイツ、どこで嗅ぎつけたのかオーナーや大会委員会にバラすって。それで体調を理由に代表の座をアイツに譲ったんだ。だけど許せなかった!あんな奴がスポーツマンだなんて。許せなかったんだ・・

小五郎「あなたのミスは、あまりにも完璧な飛び込みをしてしまったことですな

木島「俺にとっては一世一代の演技だったんだ。わかってはいたが、わざとバランスを崩して飛ぶなんてできなかった。俺のプライドが許さなかったんだ・・

名探偵コナン第47話|エピローグ

その後、オフィスにあったゴミ箱の中からコンクリートのブロックが発見され、西条の額の傷跡との比較の結果、凶器と断定された。

そして、ブロックから木島の指紋が発見され、木島は目暮警部に連行されて行った。


蘭は、飛び込み台で眠る小五郎に声をかける。

蘭「お父さーん!お父さんったら~

小五郎は蘭の呼びかけで目を覚まし欠伸をする。

そして、フラフラした状態で立ち上がり、下を見た小五郎は・・、

小五郎「うわー!なんでこんなところにいるんだー!?

バランスを崩して落ちそうになる。

コナン「ちょっ!危ない危ない!

コナンは小五郎の足を掴んで引き戻そうとするが、二人ともプールへ落下してしまった・・。

コナン・小五郎「うわーーーーー!

まとめ

■ BACK:
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第48話「外交官殺人事件(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第47話「スポーツクラブ殺人事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

※2019年10月26日(土)にデジタルリマスターとして放送されました。

今回の事件は、ツッコミどころ満載でした(笑)

まず、リニューアルオープンの前日に殺人事件が起きるのはお気の毒・・。

ピアスをつけた木島さんに対して西条さんが「チャラチャラして」って言ってましたけど、確かにそう言われても仕方ないですよね~。

競泳パンツはいてキャップ被った競泳選手がピアスつけてたら普通驚きますし、まずいい印象は持たないです・・。

そしてなんと、犯人だった木島さんの声は、羽田秀吉を担当している森川智之さん!

まさかの吉兄(羽田秀吉)が犯人で、完璧な飛び込みをしたせいで犯人だとバレちゃいました☆

小五郎(コナン)「あなたのミスは、あまりにも完璧な飛び込みをしてしまったことですな・・」

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