名探偵コナン第193話のネタバレ!命がけの復活約束の場所

シーズン5

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第193話「命がけの復活 約束の場所」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵で、コナンの本当の姿。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

辰巳 泰治(たつみ たいじ)
58歳。ゲーム会社社長。

辰巳 桜子(たつみ さくらこ)
CV:井上喜久子
26歳。泰治の娘。

大場 悟(おおば さとる)
CV:堀内賢雄
31歳。ゲーム会社部長。

社員
CV:園田恵子、黒田弥生、小上裕通

ウエイトレス
CV:小池亜希子

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帰ってきた新一…のストーリー

鍾乳洞の探検中、銀行強盗に撃たれたコナンは、蘭からの輸血によって一命を取り留めました。

蘭に全てを話そうと決心したコナンに、哀は3つの選択肢を示しました。

 

一方、帝丹高校の学園祭当日、体育館での劇の上演中に客席で殺人事件が起きてしまいました。

哀が作った解毒剤で元の姿に戻った新一は、事件を一気に解決。そして、無事に蘭の疑惑も消し去りました。

 

翌日、新一は米花センタービルの展望レストランでの夕食に蘭を誘い出しました。

しかし、またもや殺人事件に遭遇してしまいました…。

蘭を待たせたまま捜査に乗り出した新一は、すぐさま犯人の目星をつけたのですが──。(帰ってきた新一…へ)

あらすじ

桜子は、エレベーターの前で大場からネックレスをプレゼントされ、そのあとトイレでつけたと証言します。

新一は、桜子の耳についているピンクパールのピアスも大場からの贈り物か尋ねます。

すると桜子は、ここへ来る前に衝動買いしたものだと打ち明けました。

 

こうして新一は、会社の専用エレベーターで辰巳を殺害した犯人は、大場で間違いないと確信しました。

しかし、新一には2つの疑問が残っていました。

エレベーター内での辰巳の奇妙な行動と、硝煙反応です。

大場の自信たっぷりな様子からして、硝煙反応が出ない工夫を何かしていたはずです。

 

その時、社員たちがパーティーで着ぐるみの中に入っていた大場のことを話題に盛り上がり始めました。

今夜のパーティーは、会社の新しいマスコットキャラクターのお披露目会でもあり、キャラの着ぐるみがずっと壇上にいたといいます。

そして、その着ぐるみの中身が大場だったことで社員たちはみんな驚いていたようです。

女性社員は、着ぐるみがずっとウインクしていたため気味が悪かったと話します。

そこで新一は、実際にその着ぐるみを見せてもらうことにしました。

その直後、新一の胸に鋭い痛みが走りました。
 

(おい、マジかよ…。冗談じゃねェぞ、こんな大事な時に…)

 

時間がないと察した新一は、関係者をエレベーター前に集めて欲しいと目暮警部に頼みました。

そして、全員が集まったところで新一は推理を話し始めました。

 

犯人は、部長の大場悟です。

 

桜子は、ずっと自分と一緒にいた大場に犯行は不可能だと強く訴えます。

しかし、桜子とずっと行動を共にしていても辰巳を殺害することは可能でした。

犯行時、桜子は目を閉じ、エレベーターを背にして大場と口づけを交わしていました。

大場は桜子の頭を左腕で抱えて両耳を塞ぎ、口づけと同時にエレベーターのボタンを押しました。

そして、扉が開いた瞬間に右手に持っていた拳銃で辰巳を殺害したのです。

もちろん、桜子の耳を押さえていた左手を離すのはエレベーターの扉が閉まった後です。

 

では、なぜ体調が悪いと言って会社へ戻ったはずの辰巳がまだエレベーターに乗っていたのでしょうか。

恐らく大場は、『帰ったフリをしてこっそり着ぐるみの中へ入り、会場にいる社員たちを驚かせましょう』とでも提案したのです。

その提案に乗った辰巳は、エレベーターの中で着替える準備をしていました。

そのため、遺体発見時に衣服が乱れていたのです。

 

そして問題の硝煙反応ですが、社員たちは『大場が入っていた着ぐるみがウインクばかりしていた』と証言していました。

それはわざとウインクをしていたのではなく、大場が目の中に何かを隠したために仕掛けが動かなかったのです。

新一は、着ぐるみの目の中からビニール袋、手袋、輪ゴム4つを取り出して見せました。
 

前もって右手に手袋をはめておき、拳銃にビニール袋を被せて輪ゴムで止めたものを上着の内ポケットに入れておけば簡単に装着でき、撃っても服に硝煙反応は残らず、薬莢も床に落とさず回収できます。

もちろん、何もせず装着すれば桜子に気づかれる恐れがあります。

そこで大場は、敢えてエレベーター前の照明を薄暗くしていたのです。

そして桜子にネックレスをプレゼントすれば、それをつけるために彼女がトイレに行くことは予想できます。

大場は、桜子についていくフリをしてトイレの傍のダストシュートに拳銃を捨てたのです。

証拠は、ビニール袋に大場の指紋が付着していることです。

しかし大場は、先ほど社員と一緒に着ぐるみの中を確認し、入っていたビニール袋に触ったと証言しました。

そして、何を問われても100の答えを返すことができると自信満々な笑みを見せました。

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ネタバレ

桜子の話によると、エレベーターの前で大場からネックレスを貰った時、『君のピアスと同じピンクパールだよ』と言われたそうです。

桜子がつけていたピアスは、彼女が大場と落ち合う前に衝動買いしたものです。

そして大場がネックレスをプレゼントした時、エレベーター付近は照明が薄暗くなっていたはずです。

闇に限りなく近い空間では、ピンクパールはただの黒ずんだ珠になってしまいます。

それなのに、なぜ大場はピンクパールだとわかったのでしょうか。

それは、桜子と口づけを交わしている時、開いたエレベーターの光で彼女の耳で光るピアスを確認したからです。
 

「さあ答えてもらいましょうか、大場さん。あなたが何故その時扉を開けたのかを」

「フン、何故開けたかだと?そんな答えは簡単さ。父に誓ったからだよ。必ず復讐を遂げるとね!」

 

大場の父も、辰巳と同じくらい大きなゲーム会社を経営していました。

20年前、米花センタービルに我々の城を築こうじゃないか、と辰巳から合併の話を持ち掛けられました。

しかし、その実態は合併ではなく吸収。父が構築したゲーム作りのノウハウは全て奪われ、父の会社の社員だった人たちは次々とリストラされました。

そして、名ばかりの副社長だった父は失意のため自殺しました。
 

「全てはゲーム。復讐のために悪魔の力を借りた主人公が魔王を退治する物語だ。しかし、まさかエンディングまで父と一緒とはな…」

 
大場の父は、辰巳に殺害されたように装って自殺したのです。

ところが、頭の切れる若い探偵が現れ、それを見破られてしまいました。
 

大場の話を聞いていた目暮警部は、その若い探偵が工藤優作だったことを思い出しました。

つまり、大場が父から受け継いだ復讐劇は、親子二代に渡って解明されたというわけです。

 

 

その後、大場は連行され、新一はトイレへ駆け込みました。
 

(頼む…、もう一度鎮まってくれ!あいつが…、あいつが待ってるんだ…。今コナンに戻るわけにはいかねェんだ!!)

 
そこへ、コナンに扮した哀がやってきました。

コナンの姿を確認した新一は、そのまま意識を手放してしまいました。

 

その頃、ウエイトレスから事件が解決したことを知らされた蘭は、ようやく新一が戻って来るのだと胸を弾ませます。

しかし、そこへやってきたのは新一ではなくコナンでした。

コナンは、新一からクレジットカードを渡すように頼まれたこと、そして駐車場で小五郎が待っていることを伝えます。
 

「それで、新一は?」

「あ、うん。新一兄ちゃんの携帯に電話がかかってきて、この前までかかわってた事件が大変なことになったって慌てて出てったよ」

「そう……。また、置いてけぼりか……」

 
俯く蘭の瞳は揺れ始め、コナンは元気づけようと言葉を続けます。

しかし蘭は両耳をギュッと塞ぎ、『聞きたくない!』と…。
 

「もう、聞きたくないよ…、言い訳なんて……」

 
そして、瞳に溜まった涙が零れ落ちました。
 

「新一兄ちゃん言ってたよ。いつか、いつか必ず絶対に…、死んでも戻って来るから。だから…、だから、それまで蘭に待ってて欲しいんだって…」

 
蘭は、コナンの泣きそうな顔を見て思わず吹き出しました。
 

「バカね…。コナンくんがそんな顔することないのよ」

エピローグ

その後、蘭は愚痴をこぼしながらもデザート5皿を平らげました。
 

「でも何だったんだろ、新一の大事な話って。ねえ、コナンくん気にならない?」

「あ、いや、別に…」

「大体なんでこんな高い店にしなきゃいけないのよ。大した話もないくせにカッコつけちゃってバカみたい!」

(はは、言える訳ねェよ。父さんと母さんの思い出のこの場所で、験を担いだなんてな…)

まとめ

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第192話「命がけの復活 帰ってきた新一…」
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第194話「意味深なオルゴール(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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