名探偵コナン第654話のネタバレ!毒と幻のデザインPoison

シーズン17

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第654話「毒と幻のデザイン(Poison)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・ネタバレ

名探偵コナン第654話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第654話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第654話
■ 事件ファイル名:
毒と幻のデザイン(Poison)
■ 放送日:
2012年5月5日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Miss Mystery(BREAKERZ)
EDテーマ オーバーライト(BREAKERZ)
■ BACK:
第653話「毒と幻のデザイン(S)」
■ NEXT:
⇒ 第655話「毒と幻のデザイン(Illusion)」

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名探偵コナン第654話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

大和 敢助
CV:高田裕司
長野県警捜査一課の警部。ある事件で左目と左足を負傷。

上原 由衣
CV:小清水亜美
長野県警捜査一課の刑事。

諸伏 高明
CV:速水奨
長野県警捜査一課の警部。新野署の警部だったが県警に復帰した。

若松 耕平(わかまつ こうへい)
デザイン会社社長。

若松 芹香(わかまつ せりか)
43歳。耕平の妻。

若松 育郎(わかまつ いくろう)
25歳。耕平の息子。

米原 桜子(よねはら さくらこ)
CV:丹下桜
23歳。家政婦。

椎名 正繁(しいな まさしげ)
CV:御友公喜
56歳。専務取締役。

藤波 純生(ふじなみ すみお)
CV:宮下栄治
30歳。チーフデザイナー。

佐竹 好実(さたけ よしみ)
CV:柳沢 三千代
32歳。秘書。

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名探偵コナン第654話|あらすじ

(Sまでのストーリー)
軽井沢の別荘で殺害されたデザイン会社社長、若松耕平に続き、息子の育郎が東京の自宅で殺害された。
不思議なことに、育郎が食べたバームクーヘン以外には、毒は付着していなかった。
犯人は一体どんな方法で育郎を毒殺したのか。
一方、長野県警の大和警部たちは、耕平が殺害された風呂場のタイルが、クレイジーダイヤモンドと呼ばれる錯視を起こす模様になっていることに気づいた。
そして、消失した耕平のダイイングメッセージを復活させたのだが、それは息子の育郎を示す「SON」だった・・。(Sへ)


(Poisonのあらすじ)
コナンと平次は、大阪の耕平の実家に平次を呼んで消える文字のトリックを見せたのは、育郎を殺害した犯人だと推理する。
犯人は、クレイジーダイヤモンドの錯視に気づかせようとしていたのだ。
問題は、東京の家のタイルと別荘のタイルが同じものだということを芹香が隠していたということ。
犯人がクレイジーダイヤモンドに気づかせたがっているのなら、芹香はその邪魔をしていたということになる。


その頃、リビングでは目暮警部たちが事件当時の状況を再現していた。

リビングへ戻ったコナンと平次は、高木刑事に耕平を殺害した犯人が育郎だということを伝える。
耕平と育郎を殺害した犯人は、二人に恨みを持つ同一人物だとみんなは思っている。
そのため、育郎が耕平を殺害したということを伏せておく必要があると高木刑事に警告する。
育郎を殺害したの犯人は、耕平を殺害した育郎を恨んでいる人物だと平次は考えていたのだ。

そこでコナンは、耕平を慕っていた人物がいないかコッソリ探って欲しいと高木刑事に頼む。


一方、和葉は蘭が先ほど言いかけた話を聞くことにした。
蘭は恥ずかしそうにしながらも、新一に告白されたことを打ち明ける。

事件当時の状況を再現していた一同は、突然和葉の「え~~~~!工藤くんに?!」という絶叫に驚く。
みんなから注目を受ける蘭と和葉は、気にしないでと胸の前で両手を振る。

コナン(おいおい・・。殺人現場で何話してんだよ!

その後、実況見分は再開されたが、和葉は蘭を質問攻めにする。

和葉「ほんまに工藤くんに告られたん?

蘭「うん。この前ロンドンに旅行に行ったんだけど、新一も偶然来てて。ビッグ・ベンの前で突然

和葉「ええな~蘭ちゃん。ロマンチックやわ~。ほんで?そのあとどないしたん?

蘭「別に、何も・・

和葉「けど会おたり電話したりしたんやろ?

蘭「特に、何も・・

和葉「ほんなら蘭ちゃんから電話したらええやん!

蘭「でも、無理矢理告らせちゃったって感じだし。それにもう少しこの幸せな感じを味わっていたいかな~って。なんかこっちから電話すると、その夢みたいな出来事が壊れちゃいそうな感じがして

和葉「ぬるいで蘭ちゃん。相手はもう土俵際に追いつめられて白旗あげてんねんで!なんでもう一押しして勝利に酔いしれへんの

蘭「勝利って?

和葉「ほんならこうしよ!あたしも勇気出して平次に告るわ!そしたら蘭ちゃんも勇気出して工藤くんに夢かどうか確かめる!これでどう?

蘭「え~~

小五郎「おい、お前ら!さっきから何をごちゃごちゃやってんだ。実況見分中だぞ!

和葉「こっちは捜査会議中や!口挟まんといてくれはりますか

こうして和葉は、無理矢理蘭に約束させたのだった。


コナンと平次は、実況見分中のみんなの会話をヒントに犯人が育郎を毒殺したトリックを見破った。
そして、平次は桜子と鑑識官を連れ出し、鑑識官に育郎の部屋のドアノブを調べてもらう。
すると、コナンと平次の予想していた通り、ドアノブから粉末状の毒物が検出された。
つまり、育郎は2つのうち偶然毒のついた方のバームクーヘンを取ったのではなく、取る前から毒が手に付着していたということ。
いつもケーキなどを手づかみで食べていた育郎なら、どのバームクーヘン取ったとしても毒を一緒に飲み込んでしまうというわけだ。

さらに、鑑識官は育郎の部屋の前の床にも毒が落ちていることを発見する。
その毒は、10センチほど間隔をあけて途切れていた。
コナンは、犯人のスリッパに毒が付着していると推理した。


その頃、目暮警部と高木刑事は、一人ずつ事情聴取をしていた。
そして高木刑事は、耕平を慕っている人物を特定しようとしていた。

藤波は、耕平が誰からも好かれる人物だったと証言する。
仕事人間だった耕平は、家族よりも仕事を優先し、バツニだったという。
そして、特に耕平を慕っていた人物は、会社の立ち上げ当初から耕平と一緒に働いていた椎名だと告白する。

椎名は、勤続30年を祝ってブロンズ製の万年筆を耕平からもらったことを明かす。
そして、他の従業員たちにはブロンズ製の腕時計を贈っていたという。
椎名は、特に耕平を慕っていた人物は好実だと証言する。
耕平の前妻が嫉妬するくらい、好実は耕平に尽くしていたようだ。

好実は、秘書として社長に尽くすのは当然だと話す。
そして好実は、特に耕平を慕っていたのは桜子だと証言する。
桜子の母親も若松宅の家政婦をしていて、シングルマザーだった母親が亡くなって路頭に迷っていた桜子を耕平は我が子同然で受け入れ、家政婦として雇ったのだという。

桜子は、耕平には感謝しきれないくらい感謝していると話す。
しかし、耕平のことを一番慕っているのは藤波だと証言する。
口の悪さが災いして複数の会社を首になっていた藤波を耕平が拾ったという。
そして、耕平の葬式の時、一番泣いていたのは藤波だったようだ。


その後、リビングに戻ったコナンと平次は、みんなのスリッパを調べて欲しいと目暮警部に頼む。
しかし、みんなのスリッパから毒物反応は出ず、残るは芹香のスリッパのみとなった。
コナンと平次は、芹香が休んでいる書斎を訪ねる。
すると、芹香は床に倒れて亡くなっていた。

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名探偵コナン第654話|ネタバレ

名探偵コナン第654話|ネタバレ

芹香の死因は、青酸系の毒物と判明した。
書斎のドアの前には警官が張り付いていて、芹香以外に書斎に入った者はいなかった。
藤波と好実は、自殺だと考える。
しかし、コナンは書斎に入らなくても毒殺することは可能だと考える。
書斎の机の上には、怪しいものが幾つも乗っていたのだ。

桜子が持ってきた紅茶は飲みかけ。
椎名が芹香に貸した万年筆はキャップがお尻に刺さったままペンの先が出ている。
好実が芹香にサインとハンコを頼んだ契約書は書きかけ。
藤波が芹香にあげた目薬は箱から出されていて使用した形跡がある。

つまり、この怪しいものをうまく使えば、芹香を毒殺することができるということだ。

平次は、芹香の傍に落ちている分厚い国語辞典とそのケースも怪しいと指摘する。
国語辞典の開かれていたページは、「」の項目だった。

小五郎は、芹香が読めない漢字を調べようとして国語辞典を使った可能性が高いと推理する。
そして目暮警部は、好実が依頼した契約書と、藤波が渡した目薬の使用説明書が疑わしいと考える。

藤波は、漢字検定一級を取得している芹香に読めない字はないと訴える。

好実は、芹香から預かっている封書があることを目暮警部に報告する。
芹香は、自分の身に万一のことが起こったら、封書を警察に提出するように好実に指示していたという。

その封書は、金庫に保管されていた。
そして、封書の中身は芹香の直筆で書かれた告白文だった。

軽井沢の別荘で耕平が刺されたと聞いて風呂場へ駆けつけた時、ドアの影にナイフを持った血まみれの育郎が隠れていて、思わず育郎を庇ってしまった。
庇った理由は、会社の金を横領していたのが自分だということに育郎が感づいていたため。
血まみれの育郎を耕平の遺体に縋らせ返り血を誤魔化し、警察が来る前に外部犯だという痕跡を作って凶器も隠し、後日処分した。
耕平が書き残したダイイングメッセージも錯視を使って隠したが、もしかしたらこの犯行を知っている自分はいつか育郎に口封じのために殺害されるかもしれない。
その時は、そのダイイングメッセージを証拠の一つとして警察に提出して欲しい。

以上が芹香が書いた告白文だった。


その後、芹香のスリッパから毒物反応が出た。
そして、育郎の部屋の前の床に落ちていた毒の途切れた幅は、芹香のスリッパと一致した。

小五郎は、いつか育郎に殺害されるかもしれないという恐怖に耐えかねた芹香が先手を打って育郎を毒殺したと推理する。

さらに、芹香の傍に落ちていた国語辞典からも毒物反応が出た。
毒がついていた位置は、本を開く面の左下だけだったが、その辞典を入れていたケースの奥に毒物が入った袋が貼り付けてあり、袋が少し破れていた。
高木刑事は、誰かが毒をケースに隠していて、何かの拍子に毒の袋が破れ、勝手に辞典に毒がついたと推理する。

小五郎は、毒を隠していたのは芹香だと考える。
目暮警部は、芹香が育郎を殺害した後、毒を辞典のケースに隠したが、息子を殺害してしまった後悔の念に苛まれ、袋からこぼれ出ていた毒を口にして自殺したと判断した。

しかし、コナンと平次は、芹香は自殺でなく殺害されたと考えていた。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
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