名探偵コナン第41話のネタバレ!優勝旗切り裂き事件

シーズン1

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第41話「優勝旗切り裂き事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第41話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第41話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

鈴木 園子
CV:松井菜桜子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

梶 健也(かじ けんや)
CV:室園丈裕
修好学園のエース。

江藤(えとう)
CV:成田剣
修好学園の元エース。サウスポー。

梶 美恵(かじ みえ)
CV:有馬瑞香
健也の母親。

校長先生
CV:稲葉実

主事
CV:中博史

主審
CV:千葉一伸

控えキャッチャー
CV:高木渉

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名探偵コナン第41話|あらすじ

この日、修好学園のグラウンドでは米花高校VS修好学園の野球の試合が行われており、コナン、小五郎、蘭、園子の4人は応援に来ていた。

米花高校の父兄とともに、片手にビールを持った小五郎も声を出して応援する。

小五郎「おらおら声が小せェぞ。もっとデカい声で応援しなきゃ勝てねェぞ!

コナン(帝丹高校の応援ならともかく、なんでおっちゃんの行く飲み屋の息子の学校の応援なんかに来なきゃなんねェんだ・・)


修好学園ピッチャーの梶健也は次々と三振をとり、6対0という一方的な試合となっている。

園子「キャー!梶くん可愛い~♪

蘭「ちょっと園子、あんたどっちの応援してんのよ

園子「だって可愛いんだもん、梶くんってば

蘭「そんなに?どれどれ・・。結構いい線かも!

コナン(おいおい・・)

去年の地区大会優勝校の修好学園は、今年も優勝候補ナンバーワンだった。


コナンは、ネット裏から試合の様子を見ている校長と女性の姿に気づいた。

しかし、2人はすぐに姿を消してしまった。



その後も試合は進んで7回表、米花高校の攻撃となった。

コナンは、校舎の方を見た梶の顔色が変わったことに気づいた。

そして好調だった梶は一変し、4点をとられるという失態を犯してしまう。

ピッチャー交代を言い渡された梶は、逃げるように校舎へ入って行った。

園子「どうしちゃったんだろ、梶くん・・

蘭「お腹でも痛くなったのかな?


その時、修好学園の監督に1人の青年が近づき、声をかける。

監督が首を横に振ると、青年はガックリと肩を落とし、去って行った。

コナン「誰?あの人・・

園子「江藤くんって言って、サウスポーの元エースよ。でも梶くんにエースの座を奪われてグレちゃったとかで停学中らしいよ

蘭「自分に投げさせてくれって頼んだのね。でも許可されなかったみたい



その後の試合は、米花高校が逆転勝利するという結果に終わった。

その時、校舎から走って出てきた主事は、父兄とともに応援していた校長に慌てた様子で何かを伝える。

近くにいた父兄が騒めき立ち、選手たちまでもが集まってくる。


校長、選手、父兄らが理事長室へ入ると、そこにはズタズタに切り裂かれた優勝旗があった。

校長は、預かった優勝旗の管理がずさんだった責任は免れられないと話し、野球部の大会出場を辞退すると宣言した。

こっそり様子を覗きに来た園子は、グラウンドに戻ってコナンたちに報告する。

コナン「なんで警察に連絡しないの?

園子「面子よ面子!せめて犯人が外部の者か内部の者かハッキリさせて、学校としての対応も調えてからにしたいみたい

蘭は、酔っ払って眠っていた小五郎を仕事だと言って起こした。



小五郎は、コナンたちを連れて理事長室を訪れた。

この部屋の窓は、グラウンドに面したものと裏路に面したものの2つ。

裏路に面した窓が割られており、そこに梯子が掛かっていることから、小五郎は外部犯の仕業だと推理する。

掛けられていた梯子は、普段倉庫にしまってあるという。

コナン「倉庫に鍵はかかってたの?

主事「当然、と言いたいんだが、鍵が見当たらないんだ。朝から・・

主事の話によると、倉庫の鍵だけでなく理事長室の鍵までもがなくなっていたという。

それを聞いた小五郎は、内部の者の仕業だと推理する。


犯人は、鍵を使って理事長室のドアを開けて入ってきた。

割られた窓と梯子は、外部から侵入したかのよう見せかけるための偽装工作。

校長「だが、確かにそうだという証拠は・・

コナンは、床にガラスの破片が散らばっていることを指摘する。

小五郎「窓の近くはガラスの破片でいっぱいだ。もし踏んだとしたら、旗の近くまでガラスの破片が靴について運ばれる。だが床は綺麗だ。つまり、梯子を立てかけたが窓からは入らなかった

コナン(そうそう、その調子)


状況から見て、犯行が行われたのは試合の間。

蘭「じゃあ、試合の間にいなかった人が犯人?

すると、父兄たちは江藤が校舎内に入って行くところを見たと証言した。

江藤「冗談はやめてくれ。確かに校舎内に入ったけど、トイレに行ったんだ!あの時、校舎内に入ったのは俺だけじゃない!

園子「そういえば、梶くんがお腹を押さえて・・

そこへ梶が現れ、優勝旗を切り裂いたのは自分だと発言した。

梶「俺です。俺がやりました!

選手「嘘だろ、梶・・。お前がやるなんて・・

梶「最近ピッチングの調子が良くなかったんだ。今日の出来を見ればわかるだろ?大会出場が怖かったんだ・・

その時、健也の母の美恵が声を上げた。

コナンは、ネット裏から試合の様子を見ていた女性が美恵だったことに気づく。

美恵「私です!私がやりました!

梶「違う!やったのは俺だ!証拠もある

梶は、優勝旗を切り裂いた時に使ったというカッターナイフを小五郎に渡す。

そのカッターナイフから優勝旗の刺繍と同じものが発見された。



その後、校長含め父兄たちは、警察を呼ぶか判断するため話し合いの場を設けることとなった。



コナンはグラウンドに戻り、梶が何を見たのか考える。

そして、誰もいなくなった理事長室へ忍び込み、切り裂かれた優勝旗を確認する。

コナン(そうか、わかったぞ。犯人はあの人だ。だが動機がわからない。こんなことをして何の得があるというんだ)



園子「変だよね、やっぱ

コナン「変?

園子「梶くんのおかげで今年も優勝候補ナンバーワンなのに、それが迷惑だって言ってる人たちがいるって

コナン「何だって!?

園子「ほら、ここって元々すごい進学校じゃない。これ以上強くなったら、応援とかに駆り出されて受験勉強もできないって

主事「それは理事長の方針なんですよ。大のスポーツ嫌いでしてなァ

主事の話によると、理事長は今日ここへ来て、野球部の大会出場辞退を直々に言い渡す予定だったという。

コナン(そうか!見つけたぞ、動機を)

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名探偵コナン第41話|ネタバレ

コナンは、小五郎を理事長室へ呼び出し、理事長の席へ座るように伝える。

小五郎「俺のファンのサイン会?

コナン「うん、あそこに座って!女生徒たちが列を作って待ってるんだ

コナンの話を聞いた小五郎は何の疑いも持たずに席に座り、腕時計型麻酔銃で眠らされた。

そしてコナンは、関係者を全員理事長室へ集め、推理を話し始めた。



犯人は梶でも美恵でもない。

普通、意図的に切り裂くとしたら、旗の表を切るはずだ。

旗の表側の切り口は左上から右下に向かっていて、旗を括った棒は左側にある。

ということは、犯人は右手で旗を広げ、左手でカッターを使ったということになる。

梶は、右投げ右打ちだった。

小五郎「では江藤くん、君は?

江藤「バカ言うな!確かに俺はサウスポーだ。けど・・

元エースの江藤は、自分が投げられないチームなど出場できなくてもいいと考えたかもしれない。

江藤「違う!違うっ!!

江藤の訴えた通り、江藤は犯人ではない。



優勝旗の切り始めの位置を見てみると、随分下だということがわかる。

身長180センチ以上ある梶や江藤が犯人だとしたら、もっと上の方から切り裂かれるはずだ。

ところが、真犯人は上まで届かなかった。

つまり、犯人の身長は160センチ以下と考えられる。

小五郎「梶くんのお母さん、身長は?

美恵「確か、157センチです

小五郎「だが、お母さんは右利き。だから犯人ではない。では、なぜ理事長室へ来たんですか?

美恵「私は・・

小五郎「今日学校へ来るはずの理事長に話が合った。違いますか?

美恵「その通りです

美恵は、亡くなった夫の跡を継がせて梶を医者にしたかったと話す。

野球をやめて勉強に専念して欲しいと願った美恵は、大会出場を辞退するように理事長にお願いするつもりだった。

しかし、残念なことに理事長は不在で、美恵は仕方なく理事長室を後にした。

その後、隠れていた真犯人が優勝旗を切り裂いた。

しかし、試合中にマウンドから母親の姿を理事長室で目撃した梶が入ってきた。

慌てて隠れた犯人はカッターナイフを落としてしまい、それを梶が拾った。

梶は、母が優勝旗を切り裂いたと思い込んだ。

そのため、お互いがお互いを庇い合う結果となってしまった。



では、真犯人とは誰か。

美恵が校舎内に向かったと同じ頃、もう一人グラウンドから姿を消した人物がいる。


コナンは、校長に向かってボールを投げる。

すると、校長は咄嗟に左手を使ってそれをキャッチした。


優勝旗を切り裂いた真犯人は校長だった。


校長は、自分がグラウンドにいることを印象付けたうえで抜け出し、旗を切り裂いた。

そして、外部からの侵入者による犯行という偽装工作を施し、グラウンドへ戻った。

校長「そんなもの憶測だ。証拠はない!

証拠は、校長のポケットに理事長室の鍵が入っていることだ。

偽装工作の後で鍵を戻しておくつもりが、次々に出入りがあったためにできなくなってしまったのだ。


その時、慌てた様子で主事がやってきた。

主事「大変です!たった今連絡が入りまして、理事長がお亡くなりになったそうです・・

それを聞いた校長は膝をついて項垂れた。

校長「私のやったことは一体・・、何だったんだ

校長は、ポケットから理事長室の鍵を取り出し、床に置いた。

校長「理事長から言われてました。お前の力で大会出場を辞退させろと。だが、父兄やマスコミが注目していて簡単じゃなかった。このままでは理事長が強権を発動して出場辞退ということに。それこそ世間の非難を浴びるのは目に見えていた。だから出場は辞退しても、学園の名誉だけは守ろうと・・。私はこの学園を愛していたんだ。あんな理事長よりもずっと・・

小五郎「結局同じですよ、あなたも理事長も。若者たちの夢をその手で潰してしまったのだから

校長「私はバカだった・・

校長は涙を流しながら選手や父兄に謝罪した。

名探偵コナン第41話|エピローグ

半月後、地区大会が始まり、修好学園の出場も決まった。

選手の野球にかける情熱が大会委員に理解されたのだ。


そして、梶投手を擁する修好学園は順調に勝ち抜いている。

新しく作り直された優勝旗を目指して・・。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第41話「優勝旗切り裂き事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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