名探偵コナン第33話のネタバレと感想!探偵団サバイバル事件

シーズン1少年探偵団

今日の舞台はキャンプ場ですが、目的はキャンプではなくお宝探しです。Next Conan’s HINTも「宝の地図」となっていましたね!

常に危険と隣り合わせでハラハラ、ドキドキ、一瞬たりとも目が離せない回となっています。さて、コナンくんたち少年探偵団は無事にお宝にたどり着くことができるのでしょうか?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第33話「探偵団サバイバル事件」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

Sponsored Link

名探偵コナン第33話のあらすじ

キャンプ場で宝探し

コナン、元太、光彦、歩美は阿笠博士に連れられて川原にキャンプにやってきました。

そこで博士から宝の在り処を示す古地図を渡された元太たちは「お宝さがし」に目を輝かせます。

胡散臭いその地図に興味を持てないコナンですが、博士が川原にテントを張って釣りを始めてしまい、元太たちだけで宝探しに行かせるのは不安なので渋々付き合うことにしました。

地図では現在地が「白骨の木」となっていて、まずは最寄りの「ロンドン橋」を目指して進んでいきます。

宝物はダイヤか宝石、あるいは徳川埋蔵金かもしれないと大はしゃぎする元太と光彦とともに山道を歩き続け、ようやく「ロンドン橋」という名の吊り橋が見えてきました。

ところが、コナンたち4人が吊り橋を渡り終えた直後、繋いでいたロープが切れて吊り橋は谷底へ落ちていってしまいました。

博士のヤツ、俺たちをこんな危ねェとこに来させやがって!どうやって帰れっつうんだよ。

そう言って冷や汗を浮かべるコナンですが、吊り橋がなくなってしまったため後戻りができず、地図に描かれた道を進むことにしました。

怪しい男たち

コナンたちが地図に描かれた「悪魔の手」を目指して山道を歩いていると、背広を着て革靴を履いている男2人に遭遇しました。

山歩きにしては不自然な格好の男たちに違和感を抱くコナンは、博士からもらった宝の地図によく似た地図を男たちも持っていることに気づきました。

男は地図をジッと見ているコナンを一喝すると、木に立てかけてあったシャベルを持って去って行きました。

さらに進んでいくと・・

このあと、コナンたちは「悪魔の手」に到着したのですが、地図には次の道が示されておらず立ち往生していました。

しばらく地図を見つめていたコナンは、「悪魔の手」の下に書かれた「その狭き門より入れ」という文章に注目し、

「悪魔の手」 ⇒ 左手のこと

「その狭き門より入れ」 ⇒ 道幅の狭い道を進め

と、解釈し、一番左の細い道を進むことにしました。

次にコナンたちがやってきたのは蛇のイラストが描かれた「まだらの紐」です。

鎖をつたって崖を登っているとどこからともなく蛇が現れ、驚いたコナンたちは崖を駆け下り川に飛び込みました。

浅い川なので小学1年生のコナンたちでも足がつくのですが、光彦は溺れると思い込んでバタバタ暴れ始めました。

た、助けて、くださいッ!溺れる!!お母さん、お母さんッ!!

元太が光彦の襟元を掴んで立たせると、光彦は恥ずかしいところを見られたと顔を赤くし、みんなで大笑いしました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

このあと、火を起こして服を乾かし終えたコナンたちは、蛇に遭遇する「まだらの紐」の道を通らず「双頭の矢」を目指すことにしました。

そして険しい道を進んでようやく「双頭の矢」に到着しました。──が、なぜか暗号の手掛かりとなる看板が折れています。

折れた傷口はまだ新しく、シャベルのようなもので叩き割ったように見えることから、コナンは先ほど遭遇した男2人がここに来たと考えたのですが──。

Sponsored Link

名探偵コナン第33話のネタバレ

看板の文字

壊された看板には文字が彫られていますが、何が書いてあるのかサッパリわからず、元太、光彦、歩美は頭を抱えます。

しばらくしてハッと閃いた歩美は上から紙を当てて鉛筆でこすって文字を浮き出す方法を提案しますが、紙も鉛筆もここにはありません。

そこでコナンは水筒の水を看板にかけ、看板の文字の部分に土をすり込んで余分な土を取り払い、暗号の文字を浮かび上がらせました。

「太陽の針 時と共にその指し示す東へ進め!!」

方位磁石が使えないため、コナンは腕時計を使って東の方角を確認することにしました。

腕時計の短針を太陽に向け、短針と12時との真ん中が指す方角が南です。となると、東はその90度左の方向ということになります。

最後の謎解き

その後もコナンたちは地図を頼りに進んでいき、最終地点である「大熊と子熊の丘」に到着しました。

ここでの暗号は「空の水と石の導く点より歩を進める事 五」です。

コナンは元太の肩に乗って辺りを見渡し、5本の石柱の並びが「W」の形になっていることに気づきました。

「W」が「WEST(西)」を現していると判断したコナンは石柱から西へ5歩進んでみますが、いくら探しても何も見つかりませんでした。

その時、光彦が丸太に躓いて転び、石に頭をぶつけてしまいました。すぐに駆け寄ったコナンは丸太と石で北斗七星の形が作られていることに気づきました。

大熊座で柄杓の形だから空の水か!ということは・・。

暗号の「空の水と石の導く点」は北極星のことを指していたのです。

北極星は、北斗七星の端にある2つの星を約5倍延ばしたところ、もしくはカシオペア座の両端にある2つずつの星を延ばした交点から中央の星を結んで5倍の延長線上に位置します。

実際に、コナンが5本の石柱で作られたカシオペア座と、丸太と石で作られた北斗七星の間を調べてみると、「P」と書かれた石がありました。

「P」は北極星(Polaris)の頭文字です。

コナンたちがその石から西へ5歩進んでいくと、地下へ続く階段が現れました。

そして、ゆっくり階段を降りて行くと、そこにはバッグに詰められた大量の宝石がありました。

現れた強盗犯

コナンたちが宝石に見入っていると、先ほど山道であった怪しい男が現れました。

コナンが瞬時に宝石強盗だと察するも、男は「バッグをこっちへ寄越せ」と言い、拳銃をコナンたちに向けました。

そこでコナンはキック力増強シューズを使って宝石が入ったバッグを蹴り、見事男に命中させて吹っ飛ばしました。

そして、階段の上で待っていたもう一人の強盗犯にもバッグを蹴り当てました。

こうして強盗犯2人は意識を失い、コナンは何が起きたかわからず首を傾げる歩美に「石につまずいて頭打ったんじゃないの?」と説明しました。

サブストーリー

このあと、コナンたちは地下に隠されていた本当のお宝にたどりつきました。

宝箱の中に入っていたのは紙切れ1枚だけで元太たちはガッカリしますが、そこに書かれていた文章を読んで心を打たれました。

宝物とはここに辿り着くまでに経験してきた全てのこと。川や滝つぼに落ちたかもしれない。火をおこし、魚をとり、時には友と力を合わせて乗り越えてきたその経験のすべて。今はまだわからないかもしれない。でもきっといつの日にかそのすべては紛れもない宝、財産となるだろう。この冒険を出来る事なら後に続く者たちにも伝え続けて欲しい!
YUSAKU,K 1978,10,10

癖のある「K」のはね具合から、コナンは父親である工藤優作が書いたものだと気づき、何よりも嬉しい宝物となったのでした。

その後、ボロボロの姿でテントに戻ったコナンたちは博士に事情を説明し、すぐに警察に連絡を入れてもらいました。

そして、駆けつけた警察に宝石強盗たちは逮捕され、コナンたちの事情聴取は翌日ということでこの日は解放されました。

結局あの宝石は宝物じゃなかったけど、あったよ父さん。確かにあった。本当の宝物が・・。

エピローグ

数日後、阿笠邸を訪れたコナンは、博士から古びたボロボロの封筒を渡されました。

その封筒の中には優作の書いた原稿が入っていて、タイトルは「我が息子 新一へ」となっていました。

実は、優作が新一に宛てて書いたこの原稿は新一が生まれたすぐあとに盗まれ、状況から見て優作のファンの犯行という線で捜査が行われたのですが、結局犯人も原稿も見つからずにいました。

そして先日、事故で亡くなった宝石強盗の1人が優作の原稿を盗んだ犯人だったことがわかりました。

犯人は優作の原稿を参考に地図を真似て作り、そこに宝石を隠していました。

しかし、仲間に隠し場所を教える前に事故死してしまったため、仲間たちが地図を頼りに宝石を探していたというわけです。

名探偵コナン第33話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第33話
事件ファイル名 探偵団サバイバル事件
放送日 1996年10月14日(月)
OPテーマ Feel Your Heart(VELVET GARDEN)
EDテーマ 迷宮のラヴァーズ(heath)
BACK 第32話「コーヒーショップ殺人事件」
NEXT 第34話「山荘包帯男殺人事件(前編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵。コナンの本当の姿
小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一員。食いしん坊
円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一員。真面目で頭脳派
吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一員。ムードメーカー
阿笠 博士
CV:緒方賢一
発明家。コナンの正体を知っている
強盗犯
CV:中田和宏
強盗犯
CV:水鳥鉄夫

名探偵コナン第33話の感想

落ちるギリギリの吊り橋を渡ったり、ヘビに遭遇したり、崖から走り下りたり、川にダイブしたり、強盗犯に遭遇したり、小学1年生にしてはかなり危険なサバイバルでしたね。

原稿にしてまで宝探しゲームをプレゼントしたコナンのお父さんも、まさか我が子がここまでボロボロになるとは思ってなかったはずです(笑)

コナンの見事な推理で宝物にたどり着き、強盗犯もやっつけたわけですが、元太、光彦、歩美もそれなりに活躍していて、いいお話だったと思います。

今後も少年探偵団の活躍が楽しみですね!

Sponsored Link

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第33話「探偵団サバイバル事件」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう