名探偵コナン第50話のネタバレと感想!図書館殺人事件

シーズン2少年探偵団

今回のお話は夜の図書館が舞台となります。「何度見てもヒヤヒヤする」と有名な恐怖回ですね!

とっても優しそうに見える館長さんだけど、実は殺人犯だった!? 少年探偵団と犯人の対決に注目です!

それでは、アニメ「名探偵コナン」第50話「図書館殺人事件」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第50話のあらすじ

舞台は米花図書館

コナン、元太、歩美、光彦は感想文の題材を探しに米花図書館にやってきました。

どれもこれもくだらねェ本ばっかだな。こんなの読んで感想文書けっつうのかよ。

と、児童書コーナーで文句を言いながら本を選んでいたコナンは、窓際の戸棚が半開きになっていることに気づきました。

戸棚の中には外国からの輸入本がギッシリ詰まっているのですが、ケースに逆に入れたままビニールで梱包されています。

コナンが輸入本を一心に見ていると、米花図書館の館長・津川秀治(つがわ しゅうじ)が現れ、「子供が見る本じゃない」と言ってコナンの手から本を取り上げました。

図書館に警察?

このあと、図書館に目暮警部たち警察が到着し、津川は応対をするためエレベーターに乗って1階のロビーに下りようとします。

何か事件が起きたのか?と気になるコナンたち少年探偵団も同じエレベーターに乗り込みますが、定員オーバーのブザーが鳴ってしまいました。

このエレベーターの定員は7人で、積載は450キロまでです。

現在乗っているのはコナンたちを合わせて8人で、明らかに定員オーバーだと察したコナンたちは仕方なく階段を使って1階に降りることにしました。

目暮警部が一昨日の夜から行方不明になっている米花図書館職員の玉田和男(たまだ かずお)について質問すると、津川は昨日から無断欠勤していると答えました。

一昨日の夜、玉田は津川と一緒に残業していたことが明らかになっていますが、津川は玉田より先に帰ったのであとのことはわからないと主張します。

玉田は几帳面な性格で、帰宅する前にいつも図書館から妻に電話を入れていたのですが、一昨日の夜は電話がありませんでした。

そのため、目暮警部は玉田が残業中に何者かに連れ出されたか、あるいはまだ図書館の中にいると考えていました。

しかし、人目につかない倉庫やトイレなど隈なく調べても玉田を見つけることはできず、目暮警部は外で事件に巻き込まれた可能性が高いと判断し、引き上げて行きました。

調査開始!

このあと、閉館時間を迎えて図書館の中がしんと静まり返ると、3階のトイレの掃除道具用ロッカーからコナンたち少年探偵団が姿を現しました。

目暮警部は外で事件に巻き込まれたと言っていましたが、コナンは図書館のどこかに玉田の遺体が隠されていると推理し、誰も居なくなったあとで捜索しようと考えていたのです。

まずはトイレの隣にある児童書コーナーから調査を行うことにしたのですが、エレベーターが上がってくることに気づいたコナンたちは一旦身を潜め、しばらく様子を見ることにしました。

エレベーターから降りてきた津川は児童書コーナーの窓際の戸棚に向かい、中に入っていた輸入本を手にして怪しい笑みを浮かべました。

玉田もバカなヤツだ。この中身を見なきゃ殺されずにすんだものを。

この津川の発言によって、コナンたちは玉田を殺害した犯人が津川であると確信し、遺体がまだ図書館内に隠されていると推理しました。

輸入本の秘密

このあと、津川がエレベーターで1階に降りたことを確認したコナンたちは、まずは問題の輸入本を調べてみることにしました。

ところが、どのケースも中身がなく空っぽになっています。

コナンは別のところに隠した可能性が高いと考え、元太たちに児童書コーナーの本棚を調べるように指示しました。

この時、歩美が「暗くてよく見えない」と言って灯りを点けたため、外を歩いていた津川にコナンたちが館内に残っていることがバレてしまいました。

しばらくして、コナンたちは本棚の奥に背表紙のない妙な本が隠されていることに気づきました。

その妙な本の中に隠されていたのは、なんと、麻薬でした。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

コナンは、津川が麻薬を密輸して図書館に隠して売り捌き、偶然それを見つけてしまった玉田は口封じのために殺害されたと推理しました。

遺体はどこに?

コナンたちは警察に連絡しようと電話コーナーに向かったのですが、公衆電話が故障しているようでうまくつながりません。

コナンは外に出て直接警察に行こうと提案しますが、「どうせなら死体も見つけちゃおうぜ」という元太の発言によって歩美と光彦が乗り気になってしまい、玉田の遺体を探すことになりました。

この時、解けた靴紐を結ぶ歩美の背後にロープを持った津川が迫って来ていたのですが、コナンが振り返ったことによって事なきを得ました。

人目につかないところはすでに警察が捜索しているため、コナンたちは本棚を重点的に調べることにしました。

その時、歩美は本棚にハンドルがついていることに気づきました。

光彦が「可動式の本棚」と説明すると、歩美はハンドルを回し本棚を移動させて遊び始めました。

それを見た元太も本棚に乗ってハンドルを回そうとするのですが、元太の体重が重すぎるため本棚が動きません。

元太は40キロで、光彦は20キロ、歩美は15キロ、そしてコナンは18キロと、それぞれの体重を考えたコナンはハッとし、遺体の隠し場所に目星をつけたのですが──。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

忘れてた、今オレ子供なんだ。わかったぞ、死体の隠し場所が!!

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名探偵コナン第50話のネタバレ

遺体の隠し場所

昼間、コナンたちがエレベーターに乗った時、定員オーバーのブザーが鳴りました。

あの時、定員7人のエレベーターに8人乗っていたためブザーが鳴るのは当たり前だと思っていましたが、子供であるコナンたちが4人乗ったところでせいぜい100キロで、それは大人1.5人分の体重です。

つまり、コナンたちの他に乗っていた大人4人の体重と荷物の重さを合わせても、ブザーが鳴るには大人1人分の体重が足りないということです。

それに気づいたコナンは機械室へ向かい、エレベーターのドアを手動に切り替えました。

そして力ずくでドアを開け、エレベーターの天井で玉田の遺体を発見しました。

犯人VS少年探偵団

遺体を確認したコナンは、首を絞められて殺されたあとで上からエレベーターの天井に突き落とされたと推理しました。

すべてはあの津川館長の仕業だよ。さ、早く警察に連絡を!

以上のように、エレベーターを背にして元太たちに推理を披露したコナンですが、なぜか元太たちはコナンを指差して顔を青くしています。

その理由は、コナンの後ろにあるエレベーターに津川館長が乗っていたから・・。

コナンは事件の真相を話して津川の気を引き、その隙に元太たちを逃がすことにしました。

そのあと、コナンも津川の隙を突いてその場を離れ、なんとか元太たちと合流することに成功。

そして、本棚がズラリと並ぶ書庫に身を潜め、津川がやってきたと同時に本棚を押し倒しました。

津川が本棚の下敷きになったことを確認したコナンたちはすぐに警察に駆け込み、目暮警部たち警察によって津川は逮捕されました。

そして玉田の遺体も収容され、麻薬も全て警察が押収しました。

サブストーリー

図書館からの帰り道、「江戸川コナンとして最後の事件」を見事解決したコナンは元太、光彦、歩美と探偵ごっこができなくなることを寂しく思いつつも、元の体に戻れる喜びを感じ、元太たちに元気よく別れを伝えました。

そして、小五郎が居眠りする探偵事務所にこっそり忍び込み、棚に保管してあった中国酒の白乾児(パイカル)を持って博士の家へ急行しました。

コナンは「白乾児を一口飲んで元の姿に戻れた」と博士に伝え、半信半疑な博士の目の前で実際に白乾児を飲んでみせました。

エピローグ

その後、阿笠邸では酔っ払ってしゃっくりを連発するコナンの姿が見られました。どうやら、工藤新一の姿に戻れなかったようです。

博士の話によると、1度目は白乾児の何かの作用で体が元に戻りましたが、その時体の中に酒に抵抗する性質ができてしまい、効かなくなってしまったようです。

冗談じゃねェ!きっとまだ酒の量が足んねェんだよ!!

このあともコナンはビンを抱えて白乾児をグイグイ飲みまくりました。

その結果、翌日はひどい二日酔いとなり、元太、光彦、歩美から過剰に心配されたのでした。

名探偵コナン第50話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第50話
事件ファイル名 図書館殺人事件
放送日 1997年3月3日(月)
OPテーマ Feel Your Heart(VELVET GARDEN)
EDテーマ 迷宮のラヴァーズ(heath)
BACK 第49話「外交官殺人事件(後編)」
NEXT 第51話「ゴルフ練習場殺人事件」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一員。食いしん坊
円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一員。真面目で頭脳派
吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一員。ムードメーカー
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染み
阿笠 博士
CV:緒方賢一
発明家。コナンの正体を知っている
目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部
津川 秀治
CV:永井一郎
57歳。米花図書館の館長
玉田 和男 米花図書館の職員。3日前から行方不明
刑事
CV:千葉一伸
事務員
CV:茂呂田かおる

名探偵コナン第50話の感想

館長さんの初めの登場シーンからすでに恐怖でした。顔が怖すぎますよね、ホラー映画より怖いのでは?

しかも、目が赤く光ったり、突然ニュッと出てきたり、コナンの背後のエレベーターから上がって来たり、もう恐怖でしかありません!!

特に、歩美ちゃんが靴紐結んでる時は本当にヒヤヒヤしました。コナンくんが戻って来なかったら確実に殺されてましたね。

本棚の下敷きになったのは可哀想でしたが、警察がちゃんと逮捕してくれて良かったです。

そして、白乾児を飲みまくったのに元の姿に戻れなかったコナンくん・・、残念でしたね。

でも、新一になってしまったらアニメが終わってしまうので、まだしばらく戻らなくていいかな~と思います(笑)

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第50話「図書館殺人事件」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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